327、六本木教室

六本木、麻生小学校で空手を教え始めて10年近くになろうと思うが、土地柄か転校生や、習い事が多くて空手を途中でやめていく人も多くて黒帯まで続けられる人もいなかった。
 そんな中で今回、黒帯に昇段した人が一度に二人誕生した。
上杉会館のニュース欄などでも、他の教室の昇段祝いなどが掲載されているが、六本木教室でもお祝い会を開きましょうという話が出て、私は水曜日は六本木の後は大田区の馬込まで行って指導という曜日なのであるが、この日は馬込が使えず、休みということがわかっていた。
じゃぁ、10月26日、この日に稽古の後に行おうという話がまとまり、この日を迎えたのである。
 子供も参加してお祝いとなった。
小学校6年生の吉橋陸君、3歳で東麻布の福祉会館で行っていた時から入会して始めたとだという、・・どれだけのキャリアだ?
今回お母さんへ、という感謝の手紙を書いて皆さんの前で読んだが、せっかくの名文章だから、会員だよりのコーナーで取り上げようと私の提案で掲載することになったので、内容はそちらで確認してください。
 少年らしい素朴で素直な文章です。本人が大変照れていたので匿名という条件で承諾を得ました、が、写真はばっちり掲載の予定です。
 今一人は村田真さん、この姿で私より一歳しか違わないというからびっくり、しかし、年代的にもブルースリー世代、若いころは少林寺拳法を習っていたそうです。
 今は息子と一緒に来ていますが、自分が始めたくて子供はそのだしに使われているという・・・しかし、その息子も同級生とがんばっているので楽しんでいるようです、家族で続けられる、これが理想かもしれませんね。
 お祝いも,幹事から質問コーナーなど楽しく進み、私にも詩吟を一つ聞かせてください、と言われ発声練習もない中で、少年老い易く~でおなじみの朱熹作「偶成」を紹介させていただいた。
詩吟を聞いたことのない人ばかりの中で少しでも知ってもらうのにはいいかと思ったね。
 ここ、六本木教室も来年には黒帯受験を控えているお母さんもいて益々の期待がかかるところです。
それはまた来年の楽しみとして、今夜は二人のお祝いで皆さんたのしく盛り上がりました。
      改めて二人に乾杯!

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