日本三大桜、の一つに数えられているそうである。ちなみにあとの二つは、山梨県北巨摩郡の「山高神代桜」、岐阜県本巣郡根尾村の「根尾谷の薄墨桜」だそうだがどういうものかは行った事がないので知らないが、三春の滝桜・樹齢が1000年以上、地元の人に言わせると1200年以上も前からの桜だそうである。
1200年以上も前・・というと西暦800年ころ・泣くよ鶯平安京・794年平安時代の頃からではないか、そりゃぁ想像もつかないくらい古いわなぁー
実はここの桜は3年ほど前になるであろうか、福島の実家を訪ねた時細君のおじが連れて行ってくれて夜9時過ぎになっていたので車のライトをつけて見せてくれ、感謝したことがあった。
あのころはまだ近くに畑があってそこそこ自然が残っていたように感じていたが、全国的に有名になった今、昼間は人が多くて大変だろうからと言って夕方に行っては見たのだが、夜9時までライトアップがされているので、すっとこどっこい・次から次へと車が到着するのにはびっくりあぜん、であった。
駐車場も三か所もあって私たちもその第三駐車場に回されて歩いて行ったが、途中出店はあるわ地下通路はしっかりできていて自動販売機で入場券を買い求めて入るなど、すっかり観光地として有名になっていたね。
それにしても三春という町はまさに桜一色。行く途中、山の中を通るのだがあちらこちらで桜並木に出会い、時期も今年は満開の頃が遅れたそうで、私たちが行った4月の終わりが最高の頃であったのだそうだ。
昨年の今頃は、花見や宴会の自粛で全国が閉鎖的であったが、今年は復興に向けて頑張っている姿が見えて私たちまでもが刺激を受けた。
また、三春の人達も自慢の桜を見てもらうために献身的に働いて嬉しいものを感じたね。
今年の春は、本当に素晴らしい思い出深い春となったことであった。