389、湯河原梅林・幕山

毎年この時期になると観梅で出かけるのだが、今年は湯河原の幕山へ行こうということで以前より計画をしていた。
 レンタカーで日産マーチを借りて行ったのだが大変に操作しやすくていい車だ、快適にドライブができた。
目的地は湯河原、神奈川県と静岡県の境地である。結構な時間がかかったねぇ。
 チラシによると4,000本の紅梅白梅がさながら「梅のじゅうたん」のごとく咲き乱れ・・・とあるが、今日は3月4日(月)、今年は遅れているようで全体で5分咲きということでちょっと物足りなかったかな。
 幕山ということで山全体がハイキングコースもあって結構歩いたね。
相方は、10年くらい前に来ているとかで、思い出しながらハイキングコースをたどったが山を半周してこれだけ歩いたのは、その昔、千葉県ののこぎり山や、群馬県の赤城山へ行って道に迷ってようやくたどり着いたがそれに匹敵するくらいの歩行ではなかったな。
 のぼりは、梅を見ながら歩いて登り、幕山の頂上まで行ったが、相方はクウに引っ張られながらの登頂、さながらそり犬か・・クウに、ご苦労さん。
 頂上まで来る人はごくまれで、いくつかのハイカーのグループのみであった。
昼食をとっていたグループから悲鳴が聞こえ、振り向くと、なんととんびがおにぎりをとって行ったのだという、空を見るとトンビがぐるりと輪をかいている。
私も以前鎌倉の由比ヶ浜でおにぎりをとられたことがあったが、まさかこんな山奥にまでいるとは・・おそらく以前から大勢のハイカーたちで味をしめていたのだろう。
 日光の山猿や、どこかのイノシシのエサあさりが話題になることもあるが、人間が興味本位でエサをあげたのが始まりなのだろう、こういうことは気を付けなければいけない。
 頂上に上って一休み、下りは昔きたことがあるという自然のままのコースをたどってくだったのだが、ずいぶんと遠回りをさせられてくだりはもっと歩いたねぇ、これが登りであったのなら倍の時間を要したであろう。
 ようやく入口にたどり着けて一休み、いやぁ、歩いた歩いた、歩き疲れた。
帰りは途中のパーキングエリアで一眠りをしたのだが10分くらいの予定がおきてみると30分を過ぎており急いで戻ってきたね。
 今日の幕山は満開の時に来たのならもっとよかっただろうねぇ、しかし、平日というのに駐車場は第一から第四まであるがすべて満車、休日はどうなることやら・・ここも10年前は入園料は取らなく自然が豊富だったのが、道路などどんどん整備されて観光地化されているそうなのである。
 しかし、これはこれで湯河原の名物と有名になっているのでむべなるかな。
大会や同窓会、昇級審査など行事が相次ぐ中の息抜き、「忙中閑あり」というところか・・・というほどでもないが一度言って忙しいふりをしてみたかっただけ、行事は順調に進んでいる。
 初春の一日である。

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