390、あゝ上野駅

毎年この時期になると地方から都会へ就職や進学でどんどん人が流れ込んでくる。
思えば私も42年も前になるであろうか、高校を卒業して会社へ就職してボクシングに打ち込むために意気込んで上京したものだった。
それから職を転々として弁当屋で働いていた頃は、配達をしながらこの「あゝ上野駅」を歌いながら頑張っていた。文字通り ♪胸にゃ大きな夢がある~
上野駅の一角にこの歌のモニュメントがあり、そこからアメ横まで以前、懐かしく歩いてみた。
 
 昨晩のNHK歌謡コンサートでこの歌が流れて久々にその当時を思い浮かべた。実際にはこの歌がはやった時は私より一回り上の集団就職時代で駅も私は東京駅なのだが、この歌がピンときて毎日歌っていたなぁ。
 どこかの漫談師ではないが、あれから40年・・・文字通りの40年である。
今は、平凡な一日,つつがない毎日に感謝をして過ごしている私がいる。
子供たちと好きな空手で時を過ごし、先日にはジュニア大会を開催して、無事に終了した。 
 参加した皆さんにも喜ばれて帰っていただいた、うれしいねぇ、幸せだねー。
また、こういう行事に一緒になって参加していることに大きな喜びを感じる。
スタッフの皆さんも手伝ってあげているんだ・・ではなくて、行事に参加していることによって一体感を味わい喜びとなってもらえるようになるとまた素晴らしい一日だと思えるといいのだが、まだまだ大会の魅力はそこまでいっていないということか、努力の余地大いにあるところである。
 そういう私も正直、大会前は大変な作業にもう今回限り・・と何度も思ったが、子供たちが勝っては泣き負けては泣き、表彰式での笑顔を思い出すと、大会後日をおいてほっとした時に・・また頑張るか、そういう気持ちになるんだよねぇ。
  あゝ上野駅から離れた感もするが、幸せになろうとがむしゃらに走ってきた私だが、今が幸せならばそれで十分ではないか・・・ということだね。
今日も春ののどかな日、ワンコウとの散歩で充実した一日を過ごさせていただいている。

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