398・大山詣で

ゴールデンウィークの谷間、4月30日(火)、かねてより計画していた、大山詣でを実行した。
あいにくの雨模様であったが、昼間の2,3時間の雨ということで出発したが、結果的には天候が一番悪い時の登頂であったね。
 相鉄船海老名駅から小田急線に乗り換えて伊勢原で降り、ケーブルカー駅息のバスに揺られて入口へようやくついた。
ケーブルカーに久々に乗って阿夫利神社駅で降りて、とりあえず下社へお参りをした頃から小雨が降り出してきた。
 大したこともなかろうということで登り始めたが、昨年の高尾山や最近登った幕山でもきつい思いをしたが今回はそれの比ではない。
 入口の急な階段を見たとたん、いきなりかよ・・・此のすごさを写真に収めていないのが残念である。四国の金毘羅様の階段を思い出したが、傾斜からいくとこちらのほうが急ではないのか?さすがに昔の修験者の山である、などと思いながら登り始めた。
 相方はもうこの時点で後れを取り始めた、体力が落ちた、などと言ってはいたが、無べもない。
金時山のような登山道だが、こちらのほうがはるかにきつい感じがする。
 雨のせいもあろうが登山客はあまり見かけなかったねぇ。
途中、丁目が書かれた石碑があるので、てっきり10丁目が終わりかと張り切っていたら、なんと何と、頂上までは28丁目まであるのだと・・7丁目、8丁目でもう少しだと頑張っていたのに・ちょっと心が折れそうだったなぁ。
 雨風が激しくなってきた、小雨が風にまかれて体に吹き付ける、手足の感覚が鈍くなってちょっとまずいかなぁ、と思ったりもしたが、富士山の時に比べればまだましである、などと思いながら頑張った。
 今回はポンチョの合羽を用意しておいたのだがこんな簡単なものでも大いに役だったね、助かったよ。
まだか、まだか、と思いながらの2時間、ようやく山頂に到達した、1252メートルだそうだ。
しかしこの山頂にいたころが雨風が一番だったような気がする。
 山頂に茶屋があるのだが私たちがトン汁を注文して食べているころに店を閉めて店主はさっさと下山をしはじめた。
雨風をしのぐ小屋で休憩をとってとりあえず記念の写真だろう、頑張って撮ったよ。
 それでもほかにも10名近くの登山者がバラバラといたね。
頂上でお参りをしたので、今回の目的は果たした。
 下山するころには、雨も止んでお天道様が顔を出してきたようで暖かくなったねぇ、ほっと一息、改めて
お天道様のありがたみを感じたところである。
 戻りはあの階段を逃避して大回りながらもゆっくりとした道を選択した。確かに時間は倍かかったような気もしたが、これはこれでよかった。
 ようやく下社について茶店で一服したが、いやぁ、今日はよく歩いたものだ、上京以来40年、一度は上りたいと思っていたがようやく念願がかなった、大いに疲れもしたがそれだけのことはあっただろう。下りはケーブルカーの途中駅「大山寺駅」で降りてはみたがあまり歩く気力もなかったね。
 で、始発の駅まで降りて今回は温泉に浸かりたいと思ったが、あいにくと今日は休みや廃業したところもあったので、伊勢原まで戻り、隣の鶴巻温泉の「陣屋」まで行くことにした。
 陣屋はこの地区では知られたところなんだね。
資料を見ると鎌倉時代の和田義盛公が別宅を建てたらしい、フムフム・・こういう謂れを知るのも楽しみの一つなのである、この伊勢原は大田道灌終焉の地でそれにまつわる話もあって興味をそそられるのだがそれはいつの日にか取り上げよう。
 鶴巻温泉、名前も知ってはいたのだが一度は来てみたかったところである、この目的も果たせて今回は
疲れながらも満足をした一日であった。
 

“398・大山詣で” への1件のフィードバック

  1. GWの登山。私も今回、初めて登山に臨みました。(4/26)
    自動車で東名厚木インターで下車。近くの駐車場に止め、ケーブルカーを利用。大山阿夫利神社から大山山頂までは約2時間弱かかりました。
    山頂の写真は、上杉館長とは左右反対側に立ち撮影。昼食のお握りの味と爽やかな風は忘れられません。

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