東京では、27センチもの降雪を記録して45年ぶりの大雪が降った2月8日でああったが、翌日、9日(日)、東京蒲田駅西口において、連盟の新年会を行った。
交通事情で来れなくなる人もさっそくいて、近隣の人達で集まって行った。
乾杯の音頭は、育心会館の渡邉先生である、先月の全国大会マスターズ2部での優勝者で今ノリに乗っている。
長老の吉澤先生にはずいぶんとエールをいただいたが、確かに今やらなければ時が過ぎてしまうだろう、今年もまた新たな気持ちで精進しようと思った次第である。
当会の会員も何名か出席して先生方と話し込んだが、ある先生からは、皆さん素晴らしい人ばかりですねぇ、と過分な言葉を頂戴した。
会員を見ればその先生もわかるということで、巷で聞いていた私の評判とは随分違うようなことを言っていたが、私は原則、事に及んでも弁明を求められない限りはしないできたので、誤解も生まれていることだと思う。
また、一つには有名税というのもあるであろう、雑誌にコラム連載も5年を迎えると少しは知られ、それについてあれこれと言われるのである。
私に問い合わせると丁寧に説明をするのだが大半は第3者の意見を聞いてそのまま判断するのである。
幕末の木戸孝允(桂小五郎)は、「世の中の人はよしなといわば言え 我がなすことは 天のみぞ知る」と歌い、また、坂本竜馬の和歌にも「世の中の 人は何ともいわば言え 我が成すことは我のみぞ知る」と似たようなことを言っている。
リーダーというものは人の意見に耳を貸さないといけないが、そればかりにとらわれていてはあっちフラフラこっちフラフラとなるのである。
やはり信念を貫き通す、ということが大事なのではないのかねぇ。
私の好きな言葉に
「断じてあえて行えば 鬼神もこれを避く」というのがあるが・・しかしなんだね、こういう気持ちで行うと軋轢も生じるものである。
もう少し、私の自重が望まれるところであろうか・・・ま、飲んだ勢いでそんな意見も交わしたように思える。
今年も新しいメンバーも加わって楽しい中にも胸襟を開いた議論を交わしてなかなか楽しい時間であった。
時間は尽きないが遠方よりお出で願った先生もいる。
一応中締めということで吉澤先生にお開きの言葉をいただいたが、思えばつくづく楽しい新年会であった。
今年の日防連も1歩前進と行きそうである。