横浜にある自然動物園で、15周年を迎えるのだそうである。できた当時から話題になり行ってみたいと思っていたがなかなか機会に恵まれなくて、5月5日の子供の日、たまたまこの日になったのだけれど行ってみようかということでやっと目的が果たせたようである。
だいたいにしてこの「ズーラシア」という名前はどこから来たのか?一応調べてみると動物園とユーラシアをあわせた造語なのだそうである。
自然の中に生きる姿を見せようということで、結構手が入り込んで他の動物園とは違った一面を見せてくれる。
この日は子供の日ということで結構な人出であったようだ。
入口から入ると確かに普通の動物園とは様子が異なる。アジアゾーンなのでライオンや象などアフリカとは違った様子であった。だけど自然も含まれているのでどこかしらほっとさせてくれるねぇ。
虎やヒョウなど保護色に包まれて見えにくいところはあるが、これはこれで自然に近い姿でいいでしょう。
奥に進むとイベントがあったり自然遊歩道があったりして一日楽しめるようになっていて家族連れには楽しいでしょうなぁ。
見ごろには少し早いがツツジもたくさんあって楽しませてくれる。道端にヤマブキの花を見つけてつい、詩吟をうなりたくなるのは悲しいさがか?
昼間の3時間ほどの時間であったが一度行ってみることで満足をした。
昔はこのようなところで飼われている動物は可愛そうな気がしていたが、ちょっとは自然に近い状態で生活をして、何より食いっぱぐれが無い。これはこれでいいのかなぁ、なんて考えるようになったねぇ。
こういうところで天寿を全うするのも一つの生き方かもしれないねぇ。
若いころは自然の中で生きて今日明日には死ぬかもしれないがそれが動物としての本望である、と思っていたのだが、こういうところで少々の不自由はあっても至れり尽くせりの人生?も悪くはないと思うようになったのも年を取ったせいかもしれない。
じゃぁ、私がその当時40年前に戻ったとしたらこのような考えになるかというと、今日明日の生き方もわからない自然の中での生活を選ぶとは思うのだが、相変わらず身勝手な考えではある。
まぁ、いろんな思いをしながらの一日、楽しいものであった。