486、初夏の称名寺


5月11日(月)、初夏の日差しがまばゆい日久々に称名寺へ出かけようということで出かけてきた。先週は横須賀の猿島へ出かけそこからこちらの山を探したのだが見つからず、今日は頂上の八角堂から猿島がはっきりとわかりそれを拡大して写真に収めた。
 アップダウンの山道を歩くのは運動になるねぇ。平日で出会う人もいないのでクウものびのびと走り回っていい運動になっている。
今日はおにぎりを持参して頂上でほおばったがこれがまたおいしい、のどかなお昼、まさにありがたいものである。
 降りて称名寺の池のほとりには菖蒲の花がきれいに咲いており、ベンチでしばらく休んで心を和ませてくれる。
京浜急行で「金沢文庫」駅、「金沢八景駅」と快速が止まるのだが、ここの鐘つき堂は、その金沢八景で、称名寺の晩鐘として有名でもある。
 またここは、テレビドラマで京都のお寺の設定で見たこともあったが、たびたびドラマなどにも出てくるのだという。確かにこの静かなたたずまいなどは、京都のおテレとしてもぴったりの場所であろう。またこちらの橋は太鼓橋にもなってそこを通行することもできる。
 何とも言えない風情である。ほとりのベンチで佇んでいると時々、ポチャッ、ポチャッ、という音が聞こえてくるのでなんだろうと思っていたらなんと甲羅干しをしているカメが飛び込む音だそうである。
 ここで一句、「古池や カメが飛び込む 水の音」? ?すまん、すまん、凡人にはこの程度の出来で芭蕉の俳句をもじるのが関の山、というところである。ご勘弁願いたい。
 角度を変えて言えば、芭蕉師匠もこのような思いだったのかなぁ、と偲ぶところである。
そんなこんなで金沢文庫まで歩いて戻り、地面が熱くなっているのでクウをスリングに入れて駅まで抱えて歩き、どこまで甘えさすのかねぇ。
 帰りは電車の中で膝の上で熟睡なのである。まぁ、おかげで私も運動になっている部分もある。
そんな風にして半日を過ごして有意義な時間となるのである。

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