ディレーラーをRD-2300から9速用のRD-5500に交換

新年になりました。今年もよろしくお願いします。

え~。新年早々暗い話題で始まってしまい大変恐縮なのですが、年末にリアディレイラーを壊してしまったので、元旦の朝から交換することになりました。

前回チェーンを変えて(「チェーン交換(魔改造!?)」20201121・20201127参照)から、回転が非常に軽くなり、飛んでいるかの如く調子よく乗っていた罰で、年末に路肩に止まっているトラックの荷台に左のハンドルが触れて落車をしてしまった。
バランスを崩したので体勢を立て直すのを諦めて、「コロリ」と軽く転び、この時期の服装と減速していたおかげで、膝とひじを軽く打っただけで傷を負うことも無く済んだのですが、その後から変速・駆動がおかしくなったのです。

あっ!ハンガー曲がったかな?

と思い、よく確認したけど、ハンガーは無事だ。
クロモリ強し。

しかし、プーリーのホコリ、ゴミがすごくて、変速がおかしくなったのは「このせいかな?」と思ってしまった。

まあ、掃除をしたけど、プーリーの部分が斜めになっているので変速がおかしいままだ。
再度、本体を良く見ると、何と駆動部途中の“はめ込みのピン”がずれて外れているのである。(写真上の赤丸参照)

これを直すのは流石に素人のボクには無理。

力技で嵌め込むこともできるかもしれないが、無駄な抵抗だと思い、家に転がっていた(本当に転がしていたら捨てられているが…)9速用のディレイラ―に付け替えたわけです。

一昔前(いや、二昔前か)の物といえど一応シマノの5000番台・105グレードなので3段階上の物となってしまう。(写真下)

勿体ないな、と思ったが、壊れてしまった物と同じ2000番台の8Sのディレーラーを新規に買うのも2000円程度かかってしまうし、前回チェーンを9Sの物と交換したので、取り付けてみた。

交換するには、チェーンを外さなければならない。

ミッシングリンク用の取り外し工具がまだ手元にないのだが、とあるブログに「手の指で押し込めば外れる」という情報があり、汚れた指の先と外れている状態のミッシングリンクの写真が添えられていたので、実践することにした。

ところが、ひ弱なボクの指の先ではビクともしない。

そこで結局チェーンカッターで切断した。(ミッシングリンクの意味なし)

ディレーラー交換
ディレーラー交換

ディレーラーを交換をして、寸止めで外してあったチェーンを再び繋ぐ。

繋いだ部分の動きが硬かったので焦ってしまったが、反対側からピンを押し微調整をしていくとスムーズに動くようになった。
折角インナーワイヤーを外したので、アウターをずらして普段アウターに隠れている部分をウエスで拭いてグリスを薄く塗ってからディレイラーへインナーを通す。

インナーのたるみを取ってやると、変速がスパスパと決まった。

そして、実走。
なんと、前回問題になった“歯飛び”が少しだけ解消されたのである。

一番ロー側の25Tでは相変わらず派手に歯飛びする。

しかし、その下の23T、21Tではあまり気にならないレベルになってくれた。
もしかしたら、以前から今回交換した2000番台のディレーラー本体に目視ではわからない「ズレ」があって、ディレーラー本体の精度が落ちていたのか、今回の5000番台の精度が良いのか、と言ったところで、ハッキリとした原因はボクには分からないのである。

最近のポータブルHDD事情?

別の回で後述しますが(本題は写真の下から始まるので、ここら辺は読み飛ばして下さい)、とある目的でHDDが必要になったと判断したので、どうせならば後で、ノートPCに換装できるようにと、2.5インチのを価格コムなどで物色していると、内蔵タイプと比べ、HDDケースに収まっているポータブルタイプの方が割安であるし、選択肢もかなり豊富になることが分かった。

これは、単純に「ポータブルを買う人が多いから、商品数が多くなりメーカー間の競争のため内蔵よりも安いのである」と思っていた。
そして先日、お得意のヤフオクを見ていたらWDの1TBが3300円、送料も定形外350円で出品されており、説明文に「1日使っただけ、」とあるだけで、CrystalDiskInfo等のベンチマークのスクショが載っていない、やや不明の物件を発見した。

その日はヤフオクのくじを引いたところ「10%分ペイペイ還元」が当たったので、3,500円位だったら丁度送料分が還元されるからいいかな、と入札したところ、落札でき、速攻で送ってきた。

WDのportableだから、中身も当然WDの物であるはずだ。
ポータブルはもちろんだけど外付けのHDDは中身がどこのメーカーかわからないことが多いので、躊躇するが、今回は安心だった。

ポータブルHDDを買うのは実に「10年ぶり?」というくらいご無沙汰している。
少し、横道にそれますが、安くなった!

ボクが最初にポータブルのHDDを購入したのは80GBで17000円位したように記憶している。(いや、もう少ししたかも)
バッファローの物で、XP時代だったからHDD本体のインタ-フェースは「IDE」だ。

その後、160Gの物を、やはり17000円位で購入。
同じくバッファローの物で、1m位の高さから落としても大丈夫な物である。
この時代からSATAになった。(このHDDはノートPC内蔵の80Gと換装した)
そして、その後320Gの物を、17000円位で入手したのです。

心理的に2万円を超えていると敬遠し、「イチ・キュ・パッ」という価格に落ち着いてから購買意欲が湧いてくるものである。

WDポータブル型
WDポータブル型

さて、ここからが本題です。
届いたポータブルHDDを箱から出してPCにつなぐ。
出品者へ評価をするため検品だ。

CrystalDiskInfoで確認したところ「電源投入13回目、駆動時間8時間」という、ほぼ新品の良品であった。
そして、本体を見ると、プラスチックのカバーがつなぎ目を境にブラックとチャコールに色分けしてあった。

ねじ類は使われておらず、はめ込んであるだけだったので、この境目に親指の爪を入れ一回りすると、簡単にカバーが外れたのである。

で、過去の経験から「基盤がネジで付いているから、本体と基盤を離そう」として、良く眺めた結果、基盤は使用されておらず、何とUSB3の端子が直接、半田で固定されているのである。(写真上の赤丸参照)

カバーと接している4カ所のダンパーのゴムもU字型の溝に嵌っているだけで、写真のよう簡単に3分割ができる。

そして、ネジらしきものは見当たらず、ダンパーとしてついている4カ所のゴムがトルクスのネジで絞めてあったのみである。(写真下の赤丸参照、ネジは写っていません)

受け取った時に感じた“軽さ”の秘密はこれだったのである。

こういう作りは、この製品特有の物かもしれない。

ラジコンの「ホビーラジコン」と「トイラジコン」の違いを思い起してしまった。
検索用:WDBUZG0010BBK-JESE 外付けHDD USB-A接続 WD Elements Portable [ポータブル型 /1TB]

コーヒーサービスのランチ発見!

今週になって急に寒さが本格化した。(今日はあちこちで積雪とか)
ちょっと前に“季節ボケになった”と書いたのですが、やっと12月らしい天気になり、イチョウの落ち葉も一気に増えてきて、ボクも一気に季節ボケが治って、先ほど年賀はがきをやっと買ってきました。

そして、コモンゲートの商品券をゲット(「コモンゲート専用のプレミアム商品券をゲットしました」20201204参照)したので、Dソーへ買い物へ行った折、その階にあった居酒屋「Hの舞」(店名を伏せるためにイニシャルにしたのですが、怪しい表現になってしまった。「はなのM」でもおかしいし…)の前で足を止めてしまった。
思い切って声をかけると左斜め前に店員さんがいたので、「ランチやってますか?」と聞いてみると、「ランチは2時までなのです」ということだった。

上の階には以前紹介した「まるや」さんがあり、商品券非対応だけど、そちらへ行くことも頭をよぎったが、隣に中華料理屋さんがあり、こちらは商品券対応店舗だったので、再度チャレンジしてみることにした。

店内へ入り、右側のレジカウンターにいた店員さんに「ランチやってますか?」と聞いてみた。
すると、「3時半で閉店になりますがそれでよければ。」と言う。
店内を見渡すと、ボックス席が並んでおり、この時間帯にもかかわらずテーブルが埋まっている。

「奥のテーブルへどうぞ」ということで腰を下ろすと、水が運ばれる。
メニューを見ると「日替わりセット」(税別680円)があった。
頃合いを見て、「お決まりですか」と聞きに来たので
「日替わりセット」を注文すると「それは置いていないんです」との答えが返ってきた。
宅建的に言ったら「おとり広告」でアウトである。

ご飯物のメニューにあった「台湾風豚肉のかけご飯」(税別700円)を注文する。

待つ間にメニューを見ていると「13:30~コーヒーサービス」の文字が目に入ったので、料理が運ばれて来た折に、
「これもお願いしていいですか?」
と聞くと、
「アイスとホットとどっちがいいか」
と聞いてくるので「ホット」をお願いする。

阿里城コモンゲート店
阿里城コモンゲート店

コーヒーは至ってシンプル。

よくあるオフィスのコーヒーなどと違い、雑味がなく中庸的と言うのか、万人受けのタイプである。

底に、粉が残っていたので、どうやらどこかの業務用ドリップコーヒーでも使っているのかもしれない。

このコーヒーが付いているのであれば、700円(税別)も高くはないな、と思いながら支払い(当然500円分の商品券込み)をして店を後にした。

ヘビーデューティーなタイヤチューブを買ってみました

このブログをよく読んでくれている方はご存じだと思うが、僕は自転車での移動を好んでしている。

何といっても、“絶対座れる”。
ずーっと座っていられるわけです。
そして、電車やバスと違って不快な身体接触もない。
ドア・ツー・ドアで、時間が無駄なく使えるという利点がある。

たまにはパンクをするけど、その場でチューブ交換作業をするにしても10分程度で済み、電車での乗り換えを失敗した時と同じ程度の時間ロスとなっている。

そうはいっても、パンクをしないことに越したことはない。

以前にも書いたように、僕はずーっとパナのツーキニストを使用している。
他のタイヤだったら明らかにOUTだと思われるシーンにも打ち勝ってくれた。

そして、リムフラップの方も2重に入れるなど万全である。
ところが、先週(忘れもしない12/2)、小雨が降っている中、性懲りもなく走っていると渋谷のガード下を抜け「ミュージックK」さんあたりから後輪に違和感が襲う。

最初は舗装が荒れている部分なのかな?という感じである。

だけど、舗装も綺麗になったばかりの場所だ。

パンクの規模が非常に小さく結構踏ん張ってくれたけど、セルリアンタワーを過ぎたあたりで抜け切ってしまった。
丁度、傍にタワーパーキングがあったので、その軒下を借りてチューブを交換して帰宅したのです。

最近は結構舗装が綺麗になっているからリム打ちの心配はないと、気が緩んでいたのですが、リム打ち以外の普通のいわゆるパンクって、経験則から“小雨”“雨上がり”の時に多く遭遇するのである。

ドライの環境であれば、異物はタイヤがはじいてくれるし、雨がしっかり降っていれば、その雨で流してくれるから、小雨の環境は気を付けなければいけない。
今回は現場が「坂の一番下=谷底」だったから、いろんな異物が雨で流されてきて溜まっていたのかもしれない。
1年ぐらい前にも雨上がりの道で、乗降のためのタクシーに幅寄せされて路肩に落ちていた何かの破片(縦2ミリ程度・横1ミリくらいの楕円形の物)が前輪に、くっ付いたので、慌てて減速したが、前輪が2回転・3回転と無情にも回転し(その都度、その異物が目印になった)異物はタイヤに埋め込まれ、停止と同時にタイヤを突き破ってしまったのである。
(タイヤにも同じ大きさの穴が綺麗に開いてしまったので、交換することになった。)
そんな経験もあり、更にチューブが強化できれば、と思い何気なくチューブのコーナーを見ていると今回購入したタイオガの厚さ1.2mmのチューブを見つけた。

通常のチューブは大体0.8mmだから1.5倍だ。
値段も1.5倍近くする。

この商品をWEBで紹介している所は大抵、写真にあるように、大きい箱と通常の箱が並べられて撮影されたものが商品写真として載せてある。

買う前は何で2つ写しているんだろう???

と不思議だったけど、届いて、その意味が分かった。
開けて箱から出してみると大迫力である。
通常サイズと比較すると一目瞭然。

迫力があるはずで、カタログデータの厚さ1.2mmは片側の事だから折りたたむと、倍の2.4mmになる。
いや、これは単純な計算の結果なので実際はもっとあるように見える。
ノギスで計ると写真の状態で実に4.00mmであった。(写真下参照)

タイオガ TIOGA Inner Tube チューブ
タイオガ TIOGA Inner Tube チューブ

重さは実測で何と134gだ(25~32。ナット、キャップを除く)。
いつも使っている同メーカーのチューブ(28~32C)は123g(同上)
(ボクは25mmのタイヤを使っているが、18-25規格だと伸びきった状態になって薄くなってしまうと考え、敢えて大きめの28-32を使ったりしています。)
いずれもバルブは48mmです

あれ?
0.8mmのチューブは25でなくて28と少し太いからサイズ的に若干不利な部分はあるが、10gくらいしか違わない。

インストールとかスムーズにできるのであれば今後も使っていこうかな。
下記はこのチューブの情報が必要な方のために載せておきます。

<検索用>タイオガ TIOGA Inner Tube チューブ 極厚
French Valve TIT14703 700 x 25~32C 25/32-622 48mm 1.2mm

コモンゲート専用のプレミアム商品券をゲットしました

先週コモンゲートに立ち寄った際この「プレミアム商品券」のチラシ(写真左側)が目に留まった。

今はやりのGO TO EAT関連かな?

と思い、この施設内でどこが対象になっているのか気になったので、覗き込むと

「それ、一枚お持ちください」
と、担当者の方から声がかかった。そして、

「この施設内のほとんどのお店で使えるんですよ。5000円のは6500円(分)使えるので、お得ですよ。」

と教えてくれた。

一枚を手に取り、良く見直したところGO TO EATとは関係がなく、このコモンゲート独自の金券のようだ。
そのため、飲食だけでなく、雑貨系のショップも対象に入っている。

詳細を調べたくて、WEB検索したがヒットしなかった。
しかし、過去に何度か実施していたようだ。

足しげく実際に行っている顧客へのサービスなのかもしれない。
(ここで、公にしてしまってよかったものか?)

そして、5000円のがお得と言っていたが、3000円のは4000円分使え、どう見ても3000円の方がお得だ。

そして、期間も来年1月末まで。
2カ月ほどしかない。

この辺りは良く通るといっても、いつも来ている訳ではないので、4000円分使える方を買うことに決めたのです。

4000円であれば800円の食事5回で使い切ってしまうので、週に1回未満の利用になってしまっても、何とか使いきれると思ったのである。

虎ノ門コモンゲート商品券
虎ノ門コモンゲート商品券

そして、先ほどゲットしました。

販売開始の20数分前に通りがかると、エントランスの一角にブースが出現していて、係の方たちが5名ほど待機している。

近くに2組の女性がたむろしていたが、並んでいるという感じではない。

係の女性に、「どこへ並べばいいか」と聞いたのだけど、
「時間が来るまでは並ばないでください。」と良く分からない答えだ。
しょうがないので、たむろしていた女性の付近で待つ。

後ろに並んだ女性たちが、貼られている掲示物を見ながら
「一人5セットまでって、50セットしか(販売)ないから10人並んだら終わりじゃない」
などど話している。

見ると少しずつ列が伸びて、何やら壁の方にも列ができていた。

販売開始10分前になり、「整理券を配布するので、列に並んでください」
とアナウンスがあり、やっとポールとベルトで区切られた列に入ることが出来た。
ここで、係のお姉さんがカウンターを片手に持ち一人一人に「何セット必要ですか」と聞いて回り、券を配布する。

これが整理券か、と思ったのだけど、単なる案内のプリントである。(写真右下)

そして、「足元の線(30㎝程の緑の養生テープが1m弱間隔で引いてある)に合わせてお待ちください。」

とこのタイミングでいうので、少しずつ後ろへずれる。
人マスに2人くらい入っていたのだった。

しかも、20分前には5人目だったはずなのに、なぜか7番目になっている。
ボクの前はすべて女性だ。
流石将来のオバタリアン(古!)候補ですね。
5分前になり、ここでも係のお姉さんが「何セット必要か」と聞きながら、ここでやっと、その必要数の整理券を渡していく。そして、
「18:00までに引き換えて下さい。あと、5分で販売開始ですので、このまま並ばれた方が早いかもしれません。」
と案内される。
代金を渡すと、窓口のお姉さんが、
「まず1,000円の商品券1枚、そして、1・2・3…500円の商品券が6枚ですね。裏に、使える施設が書いてあります。」
と中身を確認しながら水色の封筒に入れて渡してくれる。
実は、冒頭で調べたかった詳細というのが、“幾らの券が入っているか”だったのです。

1,000円券4枚だったら買っていないと思う。

あ、ちなみに5,000円のは“1,000円が2枚でその他が500円券”だったように記憶している。
釣銭が出ないから、全部500円券が良かったけど、ドラッグストアあたりで使う予定です。
(100均のDソーは対象店に入っていなかった。)

チェーン交換(魔改造!?)下(取付編)

久々の3連休であった。
10月の3連休が体育の日が移動したことによるイレギュラー日程で、今年はなくなった。
(来年もかな?)
おかげで、晴れの特異日であった、かつての体育の日(10・10)がへそを曲げてしまったため、確か天気が悪かった記憶がある。(台風が来たけど逸れた時だったか?)

話題休閑
今回は予告通り、この連休の谷間の日曜日に、いよいよ取り付け作業を行なった。

まず、室内で前回(「チェーン交換(魔改造!?)上(準備編)」20201120参照)購入した、送料込み530円のチェーンカッター(最近はチェーン切とは言わないようだ。)で、新しく交換する「INTREPID」のコマを詰める作業をした。
そして、自転車を引っ張り出し、チェーンを切る作業に入る。

実は、どうせ交換するからと言うことで、ここの所ディグリーザーも省略していたので、とんでもなく汚い。

伸びきっていることも分かり切っているので、交換した古いチェーンの写真は割愛します。
ここで前回のヤな予感が的中!
精度が悪く、古いチェーンを切るのに、10分近く格闘してしまった。
チェーンの中心にあてがうのにも苦労をしたが、それ以上に、ハンドルを回すとずれてしまい、ピンの中心にカッターの“刃”がうまく嵌らないのである。
ハンドルの反対側にアジャスターが付いている(前回写真参照、ハンドルと反対側の黒いネジ。以前使っていた物には付いていなかったので写真を見た時に何か分からなかった。)
このアジャスターの中心は出っ張っていてスプリングが内蔵されている。

これが結構強いスプリングで、力を入れて押し込むと奥に入っていく。

左手でチェーン切を握るのだけど細くて力が入らない。
そのため、チェーンの厚みに合わせてハンドルを回し、ピンが少し押し出される度にアジャスターを緩めていった。

ピンを抜く途中で、曲がったり折れたりして、うまく動かなくなったらと思うと怖かったが、丁寧に時間をかけてチェーンを切ることが出来た。

前回の予告通り使い捨てにします。
まさしく“安物買いの銭失い”です。
これを間違えて捨ててくれればいいのに。(準備編参照)

チェーンがなくなったところで、パーツクリーナーを使い、クランク、スプロケット、ディレイラー周りを綺麗にする。
そして、いよいよ6月に入手済みの「INTREPID」の登場だ。

ミッシングリンク取付
ミッシングリンク取付

事前にリンク数を合わせてあるので、取付は簡単だ。

チェーンを新しくするときは、最初についているグリスを一旦すべてディグリーザーで除去してからチェーンオイルを差すのが一番いいと思うのだけど、ボクはウェスでふき取るだけだ。

そうしておいてチェーンを一番たるむ状態になるインナー×トップに引っ掛けてやり、左右のチェーンにミッシングリンクのピンを嵌めてからミッシングリンクの内側にある大きめの穴に入れる。
すると一瞬で繋がったのである。
外すときは一応専門の工具で、左右からこのピンを逆に押し込んでやればピンより大きな穴の所で外れるという仕組みのようだ。
これには甚く感動をしてしまった。
コネクトピンタイプだったら、精度の悪いカッターのせいで、取付にかなり苦労(若しくは断念)したことであろう。

ミッシングリンク恐るべし。

取付が終わってから、回転させると残っていた汚れが付いてしまったので、再度、パーツクリーナーを吹きかけた。
これでグリスも落ちただろうか。
前回の記事(「チェーン交換(魔改造!?)上(準備編)」20201121参照)を書き始めて、まだ「INTREPID」のチェーンがオークションに在庫があるかな、と思って見たら、まだ売っていた(便利なので、予備用に安く落札したい)。
取り付けてから、近所を試走したところチェーンが新しくなったということもあり、回転、変速が快適になった。

しかし、火曜日(11/24)に、都心部を走ったところ、上り坂でローギアにしたらリアが舐めて(歯飛びして)しまった。

このバイクは12・13・15・17・19・21・23・25Tの8Sのカセットなんだけど、インナーに落とし、トルクを掛けると19Tよりロー側だと舐めてしまうようになってしまった。
アウターだと、ぎりぎり21Tという所だ。
まあ、フロント34Tなので、これでも都心部では十分であるし、もともと14Tが無くて(15Tで回転が上がってギアを上げると一気に重くなってしまい不便)13-23に交換しようかと思案していたので、折を見て(また先送りか?)交換したいと思う。
しかしあれですね。
ボクみたいに、プーリーがなくなるというアクシデントで止む無くチェーン同士が「ゴリゴリ(ガリガリ?)」干渉するという事態になってしまったならまだしも(「プーリーが飛んだ?」20200604参照)、先日、ご法度の「インナー×トップ」状態でディレイラーのプーリ付近でゴリゴリとチェーンを擦りながら走行していた強者が先行していたのを目撃した時は参った。

思わず「インナー×トップってチェーン干渉するっけ?」と思い、目的地に着いてから実験してしまった。

今回交換することになった、延び切っているチェーンでさえも「インナー×トップ」でチェーンが干渉することはなかったので、「リンク数を間違えて付けたのかなぁ」と信じられない思いをした。

とにかく、人のことは言えないけど、チェーンが錆び切ってキコキコと音が鳴っているまま乗ってたりと、無頓着な人が多すぎる、と感じることが多い日々を送っています。

チェーン交換(魔改造!?)上(準備編)

夏の間はバックパックを背負っていると大変暑すぎるので、キャリア付きのクロスバイクをメインに使っている。(逆に冬場はバックパックのが背中が温かい。)
バックパックをフロントのキャリアに載せて、ベルトをハンドルに挟み片手で持てば背中が快適である。
そして、11月を迎えるころに涼しくなったので問題(「プーリーが飛んだ?」20200604参照)のバイクに久しぶりに乗り始めたのですが、先週末(忘れもしない11月14日)、変速時にトラブルも起きたので、文字通り待ったなしの状態になってしまった。
先送りにしていたチェーン交換にやっと着手したのです。
(先送りをせざるを得なかった理由はこの後判明します。)
(ここからは6月頃の出来事です。)
今回交換するのはシマノ2000番台の8Sコンポだ。

早速8Sチェーンを物色する。

デフォルトではHG40がアッセンブルされていたけど、折角だから少しグレードアップしたいと思いググっていると、“8sコンポで9sのチェーンを使うと良い”という意見がちらほらと散見された。

チェーンはやっぱりシマノが良いようだけど、ボクが使っている9s対応だと前回買ったHG-53が候補に挙がる。(「ウン万キロ走行での自転車チェーン交換」20180916参照)
しかし、今回は8S⇒9Sという冒険も始めるので別の物を探す。

HG93が、なかなか良いということも分かったがヤフオクを見ていると、シマノ互換で「INTREPID」という物を見つけた。

どんなものかと、調べてみるとチェーンをつなげるのにコネクトピンではなく「ミッシングリンク」という物を使う方式である。

これもいろいろと調べて行くと、カセットやディレイラーを掃除する際にチェーンを手軽に外せるし、3回くらいは使いまわしができる優れモノであるということが分かった。
そして、このミッシングリンクなるものも、結構なお値段がするようで、これを一つ付けて出品しているものを、ここの所良く使うストアで何度か入札して落札した。
(落札してから調べたら、このショップがR天で売っている値段とさほど変わらなかった。)

INTREPID9sチェーン
INTREPID9sチェーン

チェーン本体が届いたので、交換作業に入ろうとした。
しかし、事件が勃発(先送りになってしまった原因)したのです。

チェーンが届いたら、すぐに使うと思い(まだ、6月のことです)、ツールボックスに仕舞わずに、コンビニの小さめのレジ袋にチェーン切り一式を入れ、階段の端に置いておいたところ、丁度コロナによる自宅学習で家の片づけを「カミさん」から命じられていた娘が、捨ててしまっていたのである。

玄関周りには他の工具も散らばっていたが、流石にドライバーやプライヤーなどの一般的な工具は「工具」と認識したようで無事だったけど、知らない人から見たら「チェーン切り」なんて、何かが壊れた半端な部品程度にしか認識しないんだろうな。(見たことがない方は写真参照して下さい)

しかもご丁寧なことに、未使用の小袋入りシマノ9sコネクトピンも2本入れてあったので、Wでショックが襲う。

まあ、チェーン切りもノーブラの安物だし、気を取り直して購入することにする。

安物のツールセットに組み込まれていた物だけど、どうせなら元の位置に収まる物がいい。

なんてことを思っているうちに、別のバイクがメインになる夏になってしまったのです。

(現在に戻ります)

気を取り直してチェーンカッターを再度物色する。(まだ買っていなかった。)

ツールセットを購入したショップのサイトでは品切れになっている。
M太郎で似たようなものを見つけたけど、ネットでは送料が結構なお値段になり、送料無料になる金額まで別の物を追加で買うのも無駄なので、パスをした。
そして、ふとヤフオクで検索をすると、「チェーン切り」では見つからなかったが、「チェーンカッター」で検索しなおすと、送料込みで即決500円程度の業者が2社ヒットしたのである。

どちらも同じ物のようで6~10速対応の鋼製とあった。
どうせ、1年に1回使うかどうかなので、使い捨ての感覚だ。
チェーンカッターがオークションの出品者は月曜日に「ゆうパケット」で送ったと連絡をしてくれたので、水曜日には届くだろう、と思っていたけど木曜日を過ぎても届かず、昨日無事?に届いた。(写真参照)
ビニールのパックに入れただけで封筒に入っているだけで、かなりチープである。
ちょっと不安がよぎるが、この連休を利用して(明日には)交換する予定です。

20年物のヘッドホン復活作戦?!

11月も下旬になり今年もあと「1ケ月」という所にきてしまった。

今年はコロナ騒動で1カ月余りの自粛期間があったり何かとイレギュラーだったから、感覚としては1ケ月ずれてしまっている。
それに、今週の陽気も例年では10月(いや、9月か?)頃の秋晴れの陽気である。

時差ぼけならぬ「季節ボケ」に陥っているのはボクだけでしょうか?

多分、このブログでも何度かMP3プレーヤーのことに触れたりしているので、読者の方の中にはボクがイヤホンタイプのヘッドホンで音楽を聴いていることをご存じの方もいると思う。

ところがここ数年、特にこのインナーイヤーヘッドホンが原因で難聴になる若者たちが増えてきているし、最近では耳の中にカビが生えてしまうという症状から中耳炎になり、難聴になってしまうという例も増えてきたということが分かった。

確かに長時間使い続けていると、耳の中が痒くなるので危険を感じていたのである。

そこで、ヘッドホンを新調しようかと物色をしていたのだけど、古いヘッドホンを引っ張り出すことにした。
ソニーのMDR-CD470という物で、当時5000円くらいであった。
春先に見つけ取り出すと、ボロボロだ。

今回交換しようと思った耳あての部分のパッドはおろか、触る度に老化したプラスチックが割れてポロリと外れてしまう始末である。

しかし、音は出る。

いつも使っているイヤホンタイプの物よりインピーダンス(電気抵抗値)が大きいので、同じ音量の設定だと、いささか音量が小さくなることを除いては、音質的にも悪くはない。

何よりも、耳の外部から音が入るのだから、耳(鼓膜)に優しい。
このままでも使用できるけど、ぽろぽろと取れてしまったプラスチックはとりあえずおいておいて、耳あてのパッドをどうにかしたいと思い、物色する。
純正品であれば完璧だけど、純正品は2000円くらいで売られており、あと少し出せば新品が買えてしまうので、本末転倒だ。

すると、普段あまり利用しないAMAZONで激安の物を見つけたので注文。
中国から届くようで、このご時世だし、本当に忘れたころに届いた。

早速付けるためにパッドを外し、パッドを嵌めるスピーカーのハウジングのネジを外す。
ここで、だけど、内側に貼られてあるネット(薄い)が邪魔でネジが締められない事に気が付いた。
元から付いていたボロボロになったパッドの方を、よく見てもネットらしきものはない。
「やっぱり安物のだから対応製品をいい加減に表示したのかな」と諦めて放置していたのである。

そして、先日、使えないんだからと、買ったパッドを処分しようとして、再度検索をかけてみると、同じ「MDR-CD470」でイヤーパッドを交換している動画がこの8月にYouTubeに上がっていたのである。

それによれば、「この邪魔をしているメッシュ(薄いネットの布をこの動画の中ではメッシュと呼んでいる)の上から構わずドライバーでぐりぐりとやれ!」
という教えだったので、
「何だそんな単純なことで良かったのか」
と、ネットの上からドライバーでネジを締めようとしたが、やはり不安だ。
そこで、結局諦めて捨ててしまった。

sony MDR-cd470
sony MDR-cd470

・・・と言うのは嘘で、スピーカーのハウジングのネジを締めて元に戻し、周りから被せていくことにした。(写真下の左部分、最後の所、太い溝には掛かり切らず、浮いている)

溝の中にしっかり納まっていないけど、気にしないことにした。
下記、手順を説明します。

新しいパットはきついので、少し引っ張りながら取り付けする。

取り付けの溝部分は、厚さが違うので、薄い部分から嵌めてみた。

パッドの左右をしっかり伸ばして、この最初になる部分にしっかりと嵌める。

そして、そのままでは届かないので、少し力を入れて引っ張り、厚みのある方の溝に引っ掛ける。

①溝にはまってなくても気にならない方向け

古いパッドを外す。
(破れてもかまわないから簡単)

新しいパッドを取り付ける。

と、これだけだったのです。
②完璧を求める方向け
そして、同じ手順で右側に取り掛かり、古いパッドを外したところ、カスが溝に残ってしまった。

仕方がないのでネジを外し、ついでにクリーニングをする。

ここで、ねじを外したのだから折角見た、ユーチューブ方式(このヘッドホンの形式で検索すると出てきます。)にチャレンジした。

パッドを付けてから、取り付けようとしたらねじを入れるのを忘れてしまった。

気を取り直してネジを穴に入れてから、パッドを付ける。

そして、嵌めるのだが
「何回やってもネジ穴に刺さらない」
のである。

そこで、一旦全てのネジ(3か所)を少しだけ締めて、ハウジングを浮かせた状態でパッドを付ける。(写真下右側、すべて溝に綺麗に入った。)

ねじを締めていく。

ネットが邪魔なので、一気に回せない。

ネットが破けない様に先に、時計と反対周りに半周ほど回してからネジ穴に差し込み一周ほど絞めこんでは離す。

ところが、2回目となると、何故か“スッ”とネジ穴にはまる。
ネジの所だけ小さくネットが破れてしまったのだ。

動画では、ネット(メッシュ)部分は丈夫だから、そのままねじ込め。と言っている。
動画の方法は器用な方向けのようです。

以上、取り付けの手順(参考にならないと思いますが)でした。

新しいパッドになり、密着度が良くなり装着した感じも良くなった。
何より見栄えも良くなって気分が良い。

それはそうと、今回のようなヘッドホンでは外出時になんかだと特に大げさだと思い、初期のウォークマンやカセットボーイなんかに付属していた小さいヘッドホンを探しているんだけど、なかなか見つからない。
昔流行ったのに一体どうしたのでしょう?
やっぱり音漏れ問題かな?

一人親方の食べ放題のお寿司屋さん

ボクが日頃お世話になっている取引先の大阪支社に新人の営業社員が入社して、3カ月間東京で研修することになり、その彼の歓迎会をするけど(日程)どうですか?と、一週間前位に話があった。

「私も行っていいんですか?」と聞くと、都合が合えばぜひ、ということで参加することになったのです。

僕は元来“飲みにケーション”を優先していて、余程のことがない限り、誘われたら参加する主義である。

開催日の他は「“おおみなと”で行なう」という事だけがその時分かったので、検索をかけると、南砂にある2500円で食べ放題のお寿司屋さんがヒットした。

「歓迎会でお寿司屋さんか。しかもチェーン店ではないしカウンターだけみたいだから別の所かな?」
などと考えたが、その後に受け取った情報で、まさしくこの店で開催することが確認されたのである。

7時開始だけど、この時期だから、すでに夜道になっている。
目印になると思われる交差点の看板も見えずらい。

特に後半は始めて通る道であるので、
「もうこの辺で、いい加減に落ち着いてちゃんとバス停の名前を確認した方がいいな」と思い、自転車から降車しバス停を見る。

この先のバス停に「東砂3丁目」というのがあるけど南砂3はない。
南砂2となっている。

東砂3丁目は、かなり先にあるのでおかしいなと思いつつ、そのバス停の名前をよく確認すると最後の確認ポイント(曲がるとこ)の「東陽7丁目」その物であった。

そこの信号を入って最初の裏道を進んで行くと右側に目的の「おおみなと」さんが明かりを灯していた。

ほぼ平坦な道のりで思っていたより早く着き、幹事さんが一人先着していただけで、2番目に到着してしまった。

店内はカウンター席10席(L字で3人+7人くらい)ほどの小じんまりした昔ながらのお寿司屋さんで、テーブル席があったと思われるスペースにスツールが置かれており、親方が「そちらに荷物を置いてください」と声をかけてくれる。

待っている時間を使って写真を一枚。カウンターだ。(写真参照)
(ちなみに、会が始まると「邪魔でしょうから」と親方がこのプレートを片付けてくれた)

おおみなと@南砂
おおみなと@南砂

飲み物を注文する。
ボクは定番の生ビールからスタートしたんだけど、他の人たちは「いきなり」ハイボールである。
なんと、ここの常連だったらしくボトルが入っていたのだ!

飲み物が運ばれ(一部セルフ)し乾杯した後、まず、ネギトロのお通しが出される。

「先ずは“おまかせ”で握っていきますね」と言ってから一通りのお寿司を握り、2品もしくは3品ごとに置いて行ってくれる。

醤油を付けようとしたら、隣に座っていた女性の社員の方が、「それもう、お塩付いているからそのままで大丈夫ですよ」と教えてくれる。

ここでは、ほとんど先に味を付けてくれているそうだ。

ビールを追加注文すると、社員の方がサーバーから新しいジョッキに注いでくれた。
ここのお店では半分セルフのようだ。
ちなみに、この「お酒を造る一角」は入って右側、短い方カウンター側に冷蔵庫と共にある。

ビールが注がれたジョッキを渡してくれながら、「この(ジョッキのビールメーカー)マークの中心に泡がちゃんと来てるでしょ。学生の時に居酒屋でバイトしていたんです。」という。
聞けば、その関係で、料理もするそうで、魚の三枚おろしも仕込みで身に着けたという事であった。
コースも佳境になり「この玉子でおまかせは最後になります」とアナウンスされる。

出汁が良く採れたお吸い物が渡される。
2敗目のジョッキも空になり、焼酎(眞露)のお湯割りをもらう。
今度は、ビアサーバーとかに近い席にいた女性の社員の方が作ってくれた。
お湯割りなので、お茶の湯飲みである。
(そういえばお茶を頂くのを忘れていた。)
その後は、好きなネタで握ってくれるんだけど、御呼ばれした体ではガッツクわけにはいかないと思い少し遠慮していた。

まあ、後で考えてみたら、食べ放題なんだから遠慮する必要はなかったんだけど。

そして、このグループだけのローカルルールなのかもしれないけど、誰かが注文すると親方が続いて必要数を確認するのです。

たとえば誰かが「ウニ」と言うと親方が「え~ウニの方」と聞くので、希望する人間は挙手をする。

「1・2・3…えっと7人ですね」

と言う具合だ。

だから自分が食べたい順番で食べるには、どんどん主体的に注文する必要がある。

ボクはこの「ウニ」と「いくら」「トロ」「カンパチ」で手を挙げさせてもらった。
外せないメニューなのである。

焼酎のおかわりを作りに行くと親方が、
「梅干し入れますか?」と聞いてくれたので、入れてもらった。

この梅干しが非常に美味しい梅干しで、なぜ、一杯目から入れなかったんだろうと後悔しつつ、その後、2杯…3杯…とお湯割りをおかわりしてしまった。
ただ、お湯がぬるかったのが残念だったけど。

誰かが、「ガリ」と言ってガリの握りを注文したので、「え~ガリの方」と親方が言い、すかさず手を挙げる。
「握りますか」と聞いてくれたので、そのままで出してもらった。
最初からガリは出ていなかった。こちらもお好みで自分での注文が必要だったのだ。

宴もたけなわで、お開きになった。

ここで、駅に行く人たちとお別れである。

京橋までは来た道を引き返す。

来るときは気が付かなかったが、帰り道は、なだらかに下りの傾斜が付いており、夜道で交通量も少ないことも相まって、秋の夜風を浴び非常に気持ちがいい。

そして、舗装が非常に奇麗なので、この点もストレスフリー。

丸の内に近づくにつれ舗装が荒れてきて、工事のゾーンも増えてきた。

当初は三宅坂から舗装が綺麗な青山通りを通る予定だったのだが、暗かったのと、酔っぱら…(いや、これは声を出してはいけない)てたので、三宅坂の手前の国会議事堂前に突っ込んでしまった。

当然、警察の方々が警備をしている。
酔って(おっと…)いることが悟られないように平然とし、よそ見をしないようにしながら一定の速度で右方向に折れる。

そして、その後も警察の方が至る所で道路の方を警戒しているのでキョロキョロしたりしない様に、夜のトレーニング風を装って走っていると、何と特許庁の所に出てしまった。

国会の周りを一周してしまったわけである。
結局舗装の良くない六本木通りを経由して帰宅した。
今朝起きると、久しぶりにアルコールが残っていてボーと過ごしてしまった。

モバイルバッテリー購入

スマホを使っていると、見る見るうちに電池が減って行く。

家族を含む世の中の人の中で、スマホにしたのはボクが最後の方だと思う。
非常に遅いスマホデビューだったのである。(「スマホデビュー(前編)」20200317参照)

先に使い始めた家族の全員が、しょっちゅうスマホの充電をしているし、スマホの電池がすぐになくなる、なんていう話が巷間の話題としてちょくちょく上がっていたので、「そんな馬鹿な」と思っていたのであった。

何といってもそれまで使っていた、フューチャーフォン(ガラケー)は、どれも一度充電すれば2週間は保っていたからである。

そして、今回ボクが選んだsharp android one s3はカタログスペックでは待ち受けの時間が600時間(約25日)とあったので、「何だぁ、やっぱり使わなければガラケーと同じくらい持つんじゃん」と思いつつ、購入したのである。

しかし、実際使い始めると、そんなに持たないのである。
特に、使い始めて、いくつかアプリを入れたりしていくと、2~3日に1回は充電が必要になった。

使用中だと10分くらいで1%減っていく。

「実際、どれぐらい持つのか」
ということで、なるたけ使わない(電話もしないように)過ごし、検証した結果、

“使用しなくても1時間に1%づつ減っていく”

ということが分かった。
そうです、何もしなくても1時間に1%づつ減っていくのです。

つまり、4日間=96時間=96%で空になるということだ。
そういえばほとんど使わないでも実測3日で充電が必要になるタイミングだったから合っているのである。

しかも、何気なく設定画面から電池の項目を見ると「残り37%約1日と14時間」と表示があるではないか!(写真右上に貼り付けたスクショ参照)
1日=24時間+14時間で38時間、残りのパーセントとほぼ一致していたのである。

カタログ値の600時間との乖離が甚だしい。

で、これは、外出時に困ることになるかもしれない。
という、強引な理由付けを行い、モバイルバッテリーを物色してみた。

ここではBカメラの出番である。

丁度、アウトレット価格で、10000ミリアンペア、2台同時に充電できるSILICONPOWERの物があり、手頃であったので購入してみたのです。

SP10KMAPBKC10QCKJE
SP10KMAPBKC10QCKJE

購入してからヤフーのショッピングなどを見たところ、大体このタイプは(同じものも含めて)同価格であった。
アウトレットとなっていたが、特に安いわけではなかったのだ。

重くはないし、持ち運びには良さそうなサイズである。

つや消し黒の本体に「すご~く薄く」白インクで何やら文字が印刷してあるので、目を凝らしてよく見ると中国語の繁体字(簡体字?)でびっしりと埋まっている。

中国向けに作られたものかもしれない。

使ってみると、スマホの充電池が2700maなので、数字上では3回とちょっとは充電できる計算なんだけど、なぜか2回フル充電と少々の充電で残量が空になるのである。
スイッチらしき物も付いているので、長押ししてみたり色々試してみたのだが、使い方が良く分からず、付属の説明書も簡素なものであったので、WEBで製品の番号も含めて検索したのだけど付属の物以上のは見つからない。
このモバイルバッテリーは、4つのインジケータがあって満充電から使用するにつれ段階的に消えていくタイプで動作してないときには当然このインジケーターは消えている。

外部のUSBコンセントにつなぐとインジケータが光り、自動で充電され、充電のUSBケーブルを抜いてから暫くすると、インジケータが消えるので、電源が“OFF”になったのかな?という感じなのである。

結局このスイッチは何のためにあるのか謎のままである。