週末に開催されたフォトカーキーズにて
みなさんのステキな作品に交じって、ちゃっかりわたしの写真も展示していただきました。
MIZKさん
カーキーズの高村さん
ありがとうございました!!
明るいうちからビールを飲んだのなんて久しぶりだなあ。
ちなみにプロフィール用に使ってもらった写真がこちら。
はい、こっち向いてー。
えさを片手に撮っていたら・・・。
あ~、やめてー。
大須賀山探検
国道14号沿いのマックの背後に立つ大須賀山、
別名堂の山に初めて登ってみた。
探検というほどのものでもないですが・・・。
かつてここ幕張に居を構えていた馬加康胤(まくわりやすたね)の首塚がこの山にあるという。
旧道沿いにある山の入り口はこんな風。
今回カメラと一緒に、こんな本も持っていった。「首塚の上のアドバルーン」。図書館で借りた。
ここで言う「首塚」というのは、まさにここ大須賀山の首塚のこと。
著者の後藤明生は幕張5丁目のマンションの14階に住んでいて(カーキーズのすぐそばのマンション)
そこから見える大須賀山と首塚をモチーフにこの本を書いたのだそうだ。
作中には幕張駅の商店街とか黄色いテニス練習場(ルネサンスのこと?)なんかが出てくる。
さてこの大須賀山が別名「堂の山」と呼ばれるのは、
かつて山の中腹に大日堂が建っていたから。
1462年2月、夜毎火の玉が街中を飛び回るのに住民が驚き、
霊を鎮めるために建立したのだそうだ。
その大日堂が建っていたのは、旧道沿いの階段を昇ってすぐ左側の空き地。
老朽化のため平成13年に取り壊された。
もともとはかなり大きなお堂だったのだが、嵐で倒れてしまい、
その倒れた材木の中で使えそうなものを選んで再建したのだという。
大日堂のご本尊はもちろん大日如来で、現在は宝幢寺に移されている。
かなり大きなお堂と、市の文化財になるほどの仏像。
いくら火の玉にびっくりしたとはいえ、どちらも相当の財力がなければ
造ることはできないだろう。
幕張の街が裕福だったのか、それともかなりの有力者がいたのだろうか。
大日堂跡を過ぎ、墓地の間を行くと左に木々のトンネルと細い上り坂がある。
ここを登れば首塚に着くはずだ。(実は若干ビビッてる・・・)
つづく。
大須賀山探検
ハエトリソウ
妻が食虫植物の「ハエトリソウ」を買ってきた。
ギザギザの葉っぱのなかに入った虫を
ぱくっと食べるのだそうだ。
なんと興味深い・・・。
ウィキペディアで調べたら、
チーズが好物って書いてあった。
チーズが好きって・・・、あなたホントに植物ですか?
触角みたいのも伸びちゃってるし。
そうだ、せっかくだからこの子に名前をつけてあげて。
と上の子に言ったら、
「スイカ」だって。
チーズが好きなハエトリソウのスイカちゃん。
なんだかわけわかんねーな。
森林公園と子安神社
藤崎堀込貝塚の近く、同じ台地上に神社があった。
子安神社というそうだ。
この神社が建っているのは谷と谷が合流するところ。
つまり岬のような場所だ。
社殿は昭和に再建されて新しかったが、神社の歴史自体はなかなか古いようだ。
ひょっとしたらここも縄文時代から聖地だったのかもしれないな。
そんな子安神社の狛犬は
なぜか首に注連縄がかかっていた。
お似合いですよ。
そこから少し歩いて
菊田川の支流の谷に下りると森林公園がある。
前に来たときには全然気づかなかったけれど、
ここは谷の地形をそのまま公園に利用してるんだな。
細長い公園の両脇から斜面林が迫る。
公園内には、かつて木曽の山の中を走っていた「森林鉄道」が展示されている。
鉄っちゃんの血が騒ぐ・・・。
そして古民家も。
長生村から移築された「旧大沢家住宅」だ。
習志野市のホームページには、創建当初の姿を復元したと書いてあるが、
管理人の方の話によると、もう一つ玄関があったんじゃないか、とのこと。
確かに今の姿では、お客さんも土間から家にあがることになってしまう。
名主の家で、それはちょっと考えにくいかもしれないな。
室内もいろいろ撮ろうかと思ったのだが、中はとにかく暗い。
こんなんでどうやって生活していたのか、まったく想像できなほど暗い。
カメラの感度を上げて、どうにか一枚撮って、あとはあきらめた・・・。
シャッタースピード0.6秒。手持ち。
習志野市の藤崎周辺の散歩、おしまい。
このへんは起伏が多くて楽しい。
河口のプラント
フォトカーキーズの締め切り前日、
焦りとともに迷いが生じ、
なぜかいきなり花見川河口のプラントの写真を撮りに出かけた午前3時。
美浜大橋のたもとに建つ、青いフェンスに囲まれたアレです。
多少は灯りがあると思ったら、アテが外れた。とにかく真っ暗。
いったいどういう構造なのか全く見えないほどの暗闇。
こんなんで写真になるかしら?と思いつつ
フェンスの隙間から撮ってみたのがこちら。
暗い・・・・。
ブログ用のサイズだとあんまりわかりませんが、
実際はA3サイズになんてとても伸ばせないような画像です・・・。
あきらめ半分でもう一枚
結局どれもボツ。
こんな時間になにやってんだろ。
藤崎堀込貝塚
習志野市にある藤崎堀込貝塚へ。
森林公園から歩いて数分。
その森林公園のある谷と、菊田川によってできた谷に挟まれた台地の上の
畑の真ん中に木の繁った場所がある。
あそこを目指して歩く。
案内看板によると、藤崎堀込貝塚は県の指定史跡で
縄文中期~後期(4千5百年前~3千年前)の集落跡。
今ではかなり内陸だが、その当時はやはり近くの谷にまで海水が入り込んで
入り江を形成していたようだ。
そんな堀込貝塚だが、べつに加曽利貝塚のように見学施設があるわけでもなく、
貝塚の断面が見られるわけでもない。貝塚は畑の下に眠っているのだ。
では何故そんなところをわざわざ見に来たかというと、
貝塚の眠る畑の上、木々の根元に富士塚があるのだ!
木の下には鳥居があって、
それをくぐると富士塚がある。
ボク石と呼ばれる溶岩がたっぷりあしらってある。
頂上の奥宮。
祠の側面の文字によると、天保4年(1833年)築造のようだ。
なかなか古い。
ここの富士塚には登山道があって、石碑などのアイテムっぽいものもあるのだが
文字は読み取れず。
これは小御嶽神社だろうか?
しかし何故この畑のど真ん中に富士塚を造ったのだろう。
普通は神社の境内に造ることが多いし、この近くに神社もあるのだが。
そして貝塚とは何か関係があるのだろうか。
富士塚を造った江戸時代の人たちは、ここの貝塚を何か意識して
この場所を選んだのだろうか?謎だ。
謎は深まるばかりだが、とりあえず帰る。
帰り際、地面を見てみると貝の欠片がたくさん落ちていたのだが、
その中にこんなものも落ちていた。
土器??
もうすぐ
ベランダのアマリリスを見てみたら、
おお、今にも咲きそうだ!
仏像でいうと、こんな感じでしょうか?
え?違う??
バグダッド・カフェ
先日の幕チャリにて
映画「バグダッド・カフェ」のDVDを購入。
100円。
そういえば高校生のときに新宿まで一人でこの映画を観に行ったんだよなあ。
映画の内容はともかく、
今のわたしの給水塔好きは、このジャケットの写真に原点がある気がしてならない。
給水塔の写真を撮ろうとすると、どうしてもこの写真が頭に思い浮かぶのだもの・・・。
こちらはマクニシ1丁目の給水塔。
2丁目にあった給水塔が取り壊されてしまって、かなりショック・・・。
長島富士
江戸川区には現在13基もの富士塚があるのだそうだ。
先日、葛西の水族館へ家族で行った際に、ついでにそのうちの一つ、
長島富士に寄ってみた。
場所は東葛西2丁目の香取神社の境内。
この辺りはもともと長島村という土地だったのだそうで、それで「長島富士」なのだ。
ちなみにこの長島富士、江戸川区の登録有形民俗文化財である。
迷路のような細い路地をうろうろ走り、ようやく見つけた香取神社の境内の
一番奥に、その長島富士はあった。
ちょっと離れた所からも山肌のゴツゴツした感じがよくわかる。
そして前の看板には「きけんですからのぼらないで」とあった。
なんと、登っちゃいけないのか・・・。
残念だが仕方ない。麓から仰ぎ見ることにしよう。
まずは正面から見る。
登山道はしっかりしていて、石碑なんかのアイテムもたっぷりだ。
頂上には奥宮の祠ではなく、浅間神社の石碑がある。
すごく大きいわけではないが、溶岩と石碑、登山道のバランスが良いためか
なかなかの迫力だ。
登りたい気持ちをグッとこらえ、麓をうろちょろ歩いてみると、
山の中腹をぐるりと囲んだ道があるのを見つけた。
お中道だ。
そんなにたくさん富士塚を見てきたわけじゃないけれど、
ここまでしっかりお中道を造ってあるのは初めて見た。
そして西日をこってり浴びた富士塚は、美しかった。
毎年7月1日にはお山開きの儀式があるのだそうで。
そのときには登れるのかなあ・・・?
おしまい。
つきあってくれた家族に感謝。
おまけ。
葛西の観覧車。
もうちょっとポワ~ンとした感じにしたかったんだけど。
うまくはいかんなあ。
検見川を歩く4 検見川送信所
検見川散歩のつづき
旧道の散策のあと、
台地に登りバス通りを渡って「検見川送信所」へ行ってみた。
きれいな住宅地に囲まれた原っぱの中心にその検見川送信所がある。
以前から一度見てみたいと思っていたのだが、ようやくかなうことができた。
日本初の国際放送を行ったこの検見川送信所。
詳しいことは「検見川送信所を知る会」のHPをどうぞ。
堅牢そうでありながらなも優雅な佇まいだ。
近くからいろいろ見てみたいが、周囲を柵で囲まれていて近づくことはできない。
望遠レンズを持ってくればよかったな・・・。
裏からみると、凹凸がなくて巨大な箱みたいだ。
給水塔好きとしては、見逃すわけにはいかない逸品。
ああ、もっと近づいて眺めたい。
一時はこの送信所を取り壊して中学校にするという計画があったそうだが、
現在は保存に向けて動き出しているとのこと。
ヨカッタヨカッタ。
検見川の散歩はこれでおしまい。
久々の街歩き、楽しかったなあ。
検見川を歩く