空気の入れ方を長年間違っていた!ことが判明!!

宅にあるスポーツ車用のフロアポンプは、購入してから、もうかれこれ10年以上経つ。
7~8年前には、本体と取っ手の部分が外れてしまい、引き上げることができなくなったのでボルトで固定する加工をしたり(写真上)して延命してきた。
(ということは20年近く経つのだろうか)
パナソニック(パナレーサー→以下:パナ)の「らくらくポンプBFP-GBG」というやつで、かみさんと渋谷へ出かけた折、ハンズで見つけて購入したものだ。

しかし、使ってみると5気圧ぐらいまで入れるのがやっとで、携帯ポンプとほとんど変わらないのである。

しょうがないので、月に1・2回、ハンズへ行き、店頭に置いてあるポンプ(ここ最近はサーファス200)で満足する圧までしっかり入れている。

コロナの影響で、ハンズも営業時間が8時までになっているし、緊急事態宣言中は土日祝日も休業だったので、休日にはYsRさんへ寄って空気入れを借りていたりした。

近いうちにきちんとした空気入れを買おう、と思いながら、延び延びで来ていたが、この状況なので、本腰を入れて購入する運びになったのです。

候補はハンズで使い勝手が良かったサーファスFP-200。

自宅で、5気圧ほど入れたチューブにそのまま差し込み(下記の①の下準備が不要)、軽く3回ほどポンピングするだけで6気圧が入るスグレ物だ。

購入するため、いつものようにBカメラのHPで物色すると、税込みほぼ4,000円だ。
定価と変わらないが、送料も入っているし、ポイント10%還元がある。

何色にしようか、などと見ていると、同じページにパナのBFP-04 AGA3という物があり、これより安い約3,600円で売っているのを見つけて目移りしてしまったのである。
(同じページに販売終了品として、家にある「らくらくポンプ」も載っていた。)

サーファスFP-200は使い勝手がわかっているが、ここで第2の候補が発生してしまったのです。
パナは一応国内メーカーで信頼できることと、補修部品が充実していて安心だ。

どんなもんかなと思って、パナのHPを見ていく。

panasonic空気入
panasonic空気入

検討しながら掘っていると、今、家で使っているBEP-GBGのマニュアルを発見してしまった。

そして、何気なく“使い方→「バルブ別使用方法」”を「今更ながら」見たところ、タイトルにあるように長年使い方を誤っていたことが判明したのである。

マニュアルによると

2.バルブ別使用方法(ご使用のチューブのバルブ形式を確認してください)
〇仏式バルブ
バルブキャップを外す
①バルブの小ネジを開ける。
小ネジの頭を指で軽く押して空気の通りを良くしてから仏式バルブ用アダプターをバルブにねじ込む。
②口金を、バルブにねじ込んだアダプターに差し込む。
③ロックレバーを倒して固定

という手順だ。(図参照:画像の文字が見づらいので書き起こしてみました。)

僕は、ずぅーと、先にアダプタをホースの口金に取り付けてから、左手でバルブにおさえ込みながら右腕でポンピングしていた。(図の①と②の順番を逆に行っていた。)
あるいは、バルブアダプタへ英式のクリップを挟み込んで入れる方法もとっていた。
当然、空気が入りにくいので①の「先に空気を少し抜いておく」作業は必然的に行っていたけど。

昔のフレンチバルブ対応のホースの口金は押さえながら入れるタイプだったから、何の疑問もなく、このように使っていたのだ。

そんな使い方をしていたので、アダプタについているOリングが外れてしまい、アダプタを買い替えたりもしていた。
そういえば、この空気入れを買った当初、付属していたアダプタは樹脂製だったような気がするが、失くしてしまったまま引っ越しをした。

ということは、やっぱり購入してから20年は経過している。

しかも、今回このブログを書くにあたり、正確性を期すために、もう一度マニュアルを見たところ、何とバルブを固定した後にロックレバーを下げるのである。(図の下の左:「1.ロックレバーの取扱方法」参照)

これも(携帯ポンプを含め)、他のポンプとは逆なので、間違えたまま過ごしていたのかと思い、この通りにしたが、この図が間違っているようで、レバーを引き上げた状態ではアダプタは入っていかないのである。

気を取り直してしっかりと嵌った状態で入れてみる。

圧が上がるにつれて、力がかなり必要になるけど、このポンプの気圧計で目標の6気圧が入った。(サーファスのとかだと、刺した時点で、メーターが5気圧あたりを指すが、このポンプの圧力計はバルブに刺した時点ではほとんど動かないし、ポンピングをしないと正確な位置を差してくれないので、当てにならないが、タイヤの固さは満足なものになった。)
マニュアルによると仏式で700kPa(約7気圧)まで入るという事である。
僕は6気圧なので何とか使えるということだ。

物が増えると、かみさんの目もあるので、買い替えをせずに済んで良かったのです。

プーリーが飛んだ?

急事態宣言も解除になって急に人々の動きが慌ただしくなってきた。

そんな中、僕も以前と同じように自転車で移動を開始した。

活動を再開したとたんに、ネタができてしまったのです。
仕事が終わって帰り道、ゆるい上りに差し掛かったところで足の動きを緩めるとともにフロントギアをインナーに落とし、ペダルに力を入れた。
その瞬間

「あれ?インナーにチェーン落ちちゃったかな?」という感じで、空回りのようになってしまったので、インナーから上げるためにアウターへシフトを入れなおす。

しかし一向に事態は好転しないし、考えてみたら歯飛びの症状を表しながらも、なぜか動力は伝達されている。
仕方がないので、暗い夜道の中、一度自転車を止め降りて確認することにした。
リアのギアがトップに入ったきりだったので、ワイヤーでも緩んだかと思い、触ってみたが、異常はない。

リアディレーラーをよく見るとプーリーがなくなっていたのです。
まあタイトルの「プーリーが飛んだ?」って言うのは、言葉のアヤで、単に外れてどこかに行ってしまったということです。

まだ道半ばにも来ていない距離だけど、再度漕ぎはじめ、歯が飛ぶ現象もシフターの調整で収めつつ、そこから、チェーンが擦れる状態のまま、家路についた。
プーリー、だけならネットでも注文して入手できる。
しかし、今回プーリーの交換ではなく取り付けができなければならない。

そこで、細かい部品でいつもお世話になっているY’ロードさんへ行くことに。
すると、いくつかのプーリーを持って来てくれたのだけど、「ボルトごと紛失したので」と事情を説明した。
そして、RD-2000番台のクラリスと伝えると、PCを操作して、発注してくれたのです。

合わせて税込み611円。

shimano_pulley
shimano_pulley

きっかり一週間で届いたので早速、取り付けにかかる。
ロード系のディレーラーのプーリーは11Tだとばかり思っていたのだが、このクラリスはMTBと同じ13Tを採用している。

ディレーラーのプーリーは2カ所ついていて、今回外れたのは上側のプーリー(ガイド)だ。

プーリーはプラスチックでできていて、中心の穴を金属のワッシャのようなもので左右から挟むようになっている。(写真参照)
薄くグリスを塗って挟み込む。

そして、スペーサーのようなものがやはり入っているので、それを穴に差し込み、指先を汚しながら所定の位置へ合わせる。

これまたグリスを薄く塗りボルトを裏から差し込む。(写真の赤丸内がボルト)
しかし、どうしたことか、いきなりネジ穴になっていて、奥に入らない。

仕方がないので、正面から差し込み、アーレンキーで絞めこむ。

今回外れなかった、下側のプーリーは時計回りに回転するから正面からボルトが嵌っているんだけど、今回外れた上についている方のプーリーは反時計回りに回して走るので、逆ネジ状態で使っている訳です。
他の車体についている5500番のディレーラーは反時計回り、つまり反対側からボルトが入っているので回転方向と一致するために外れるリスクが減っている。
ちなみに、家族が乗っている外装変速機「Tourney」や「Altus」のディレイラーも確認したところ、クラリスと同じで、両方とも外側にボルトの頭が来ている。

まあ、プレートに加工をするのも経費が掛かるので、あるクラス以上の仕様となるのは致し方ない事ではあるけれど入門クラスのディレーラーを使っている場合にはゆるみがないか注意が必要なのである。

新規ホイール手組作業!?

StayHomeで連休も不要不急の外出は控えている。
2月にホイールを修理(「フロントハブ交換」20200224参照)した際、久々にホイール組の楽しさに覚醒しまったので、こんなこと(StayHomeの流れ)になるとは予想しないまま、他のホイールもリムのブレーキ面が草臥れてきているし、新たに前後のホイールを組んでしまおうと思い付いた。
まず、リムの物色である。

理想は「MAVIC」の「OpenPro」だけど、競技に出る予定もないのでオーバースペックな気がした。

なぜ、MAVICかというと、昔同社の「MA3」を使っていて快適だったからです。
MA3は既に、廃番、入手不可なのです。

そして、その下のオープンエリート(スポーツ)に目を付けたのだけど、取り扱っている所が少ないのと少々予算オーバー。
MA3のようにハイトが低いわけでもなく、エリートと同じようなリムなら他にもあると思った。
アレックスも候補だが、やはり現物が分からないのと、予算が行ってしまう。

そこで、頼りは国産のパイオニアである「アラヤ」だ。

前回修理した時のリムがARAYAのAR-713だったので様子も分かっている。
物色してみた結果、

何と、アサヒで2200円程度で見つかったのだ。(アフィリエイトを未だにしていないので、何処のアサヒかは、秘密。)

ARAYAのAR-713はメーカー希望はオープンだが、実勢ではどこでも4000円前後。
ほぼ、半額ではないか。

しかも、3000円以上で送料サービスとなっていたので前輪用のスポークと合わせ、2本注文をした。

手組ホイール
手組ホイール

次は、ハブである。
ハブは前回と同じシマノの3000番をやはりビックへ行って注文した。

10日ほどして、入荷の連絡をもらったので受け取りに行くと、ほぼ定価(メーカー希望価格)である。

「この前ここで注文した時は10%割り引いてくれたよ」と言ったが、割引はなかった。

しかし、清算をするとPointが満額付いたのである。現金割引だとポイント1%だったので納得してしまった。

問題は後輪のスポークであった。
スプロケットを取り付けるドライブ側の方が2mm短いものを用意しなければならない。

長さ違いを16本ずつ、効率よく手に入れるにはどうすればいいか。

と、頭を悩ませながら生活をする。

前述のアサヒは同サイズ36本セットだ。

4本セットなどは高級なスポークしかなく、今回の趣旨からは本末転倒になってしまうのである。
オンラインで探すが、なかなか良い物が見つからない。
いや、送料も考えると、アサヒで36本セットを2セット買った方が、良いようにさえ思えたのである。

そんなある日、ヤフーの捨てアドのメールをチェックしていたら、「【ヤフオク!】クーポンが付与されました!」という、ヤフオクの「クーポンメール」というのが届いていて、確認したところ「50%OFF」上限1000円まで、と言う条件であった。

丁度、スポークは2000円弱だから半額まで上限使える渡りに船。

ヤフオクを見ると、半分ずつサイズ違いでオーダーできます、という柔軟な出品者がいたので、見たところ送料もクリックポストを使っていて、良心的だった。

入札、支払いを済ませ、取引メッセージからサイズを連絡すると1時間弱で発送の連絡があり、早々と入手することができた。

久々に組んだ前回の余韻が残っていたので、前後を一気に組んでいった。
ホイールを組みながら、
「国民全員がリムをフラフープのように体(頭)に固定して、外出時、特に電車乗車時に装着すれば、お互いのリム同士が当たりソーシャルディスタンスが保てるのでは?しかも、周りに透明のシート(筒状のカプセル)を付ければ完ぺきだ。
と、またまた下らないことが頭に浮かんでしまった。
そして、今までは電車に乗るときのマナーとしてリュックは手に持つか、前に抱えていたが、背中にしょったままの方が、周りに迷惑かかるけど、ソーシャルディスタンスは取れるのでは。さらに言えば、これまでは大きなスーツケースを持ち込むと非常に邪魔だったけど、これから(収束まで)は人同士の間隔を開けるために喜ばれるかもしれないな。
などと、くだらないことばかり考えてしまった。

そんなことで、「完成!」と思いきや、良く見るとリアホイールの穴の位置にクロス部分が来てしまったので、使えないわけではないが、再度ばらして完成に漕ぎつけたのである。

シフトケーブル交換

常事態宣言も出たが、先週末ぐらいから行き来する人や、車がかなり減っている。
そんな中、昨夜、帰りに漕ぎ始めたところで、リアをロー側に入れようとしたところ、“ぶちッ”とワイヤーが切れてしまった。

思えば、ここの所、いや、先日パンクをし(「タイヤにボルトが嵌ってた!」20200318参照)、ホイールを戻した時からリアのギアが、特に、ロー側へうまく変更できないでいたので、手元のアジャスターでテンションを調節しながら乗っていたのである。

ワイヤーが切れてしまい、リアの変速ができない状態になってしまったので、ご法度であるインナー×トップという、いわゆる“たすき掛け”のままBカメラに寄り、以前購入したアリゲーターのケーブル(「B××カメラの2重価格!?」20161215参照(この時のとは別の自転車です。))を見つけ、シマノより若干安かったので購入した。
ちなみに今回は2重価格ではなかった(定価の税込み597円)。

しかも、今回も「エンドキャップ」が付いていなかった!
岩井商会(ガンウェル)恐るべし。

Bカメラ1択になったのは、何とコロナの影響で東急ハンズの営業時間が短縮されてしまって閉店時刻を過ぎてしまうからである。(土日も休業している!)

SL-2200-R
SL-2200-R

ディレイラ―付近を見るが、この付近はワイヤーは切れていない。
恐る恐る引っ張ってみるとハンドル側が切れていることが判明したので、インナー交換用のキャップを外し、切れたワイヤーを取り出すことを試みるが、シフターの中で切れてしまっているようで、外から送り出すことができない。

そこで、裏ブタを開けメカごと取り外す。(写真参照)

やはり途中で、無様に切れていているので、切れているワイヤーを取り外し、裏ブタを元に戻してからグリースをつけながらケーブルを通し、ディレイラーに固定する。

リアの変速はできるようになったのだが、チェーンが伸びてきている感じがするし、何となくフロントのシフターもアウターに入れたのにインジケーターが動いていないとかの症状が出始めているので、こちらも交換時期のようだ。

検索用
SL-2200-R

シマノ CLARIS 右シフティングレバー フラットバーロード 8スピード

タイヤにボルトが嵌ってた!

ロナが怖いので、2月以降は雨が降っても自転車で移動している。

と、ここで思ったのですが、電車に乗って出掛け、感染したとします。
電車の「何線(例えばメトロ半蔵門線)」とか、「何時発のどこ行き」まではPASMOにも記録が残るので、良いとして、「何両目だったか」、これも何となく記憶があるから良いとして、「周りに何人いたか」とか、「どんな人がいたか」となると、記憶が曖昧であろう。

で、人間にも「ドライブレコーダー」が必要だな。と、ふと思ってしまった。
当然、頭に付ける物で電源は太陽電池。
河童のように天辺に太陽電池が来る。

これは、僕のように頭頂部が気になっている人間には朗報なのだ。(何の話だ)
本題はここから↓
今朝、またまた途中でパンクしてしまった。
パンクだけなら珍しくもないのだけど、タイトルにあるように、「ボルトが挟まっていた」のです。

いや、ボルトが刺さって、すぐにパンクしたのなら珍しくないのだけど、どうやら数日間刺さったまま乗っていたようなのです。

ボルトが貫通
ボルトが貫通

最近は年度末ということもあってか、年明けから少しずつ道路の舗装をし直してくれていて、ツルツルすべすべのゾーンもあり嬉しい。
ところが、未だに洗濯板を思わせる凸凹地帯もあるのです。
凸凹の溝に嵌っていたボルトを踏んでしまっていたようだ。

信号が変わって走り出す。
丁度、そんな危険地帯を走り抜けた所で、後輪からゆっくりと空気が抜ける。
ゆっくりと停止し、少し先の、路地に自転車を引き込み、ホイールを外す。

見ると、直径2mm程のボルトが垂直に嵌っているので(写真上:相変わらず古いデジカメでボケボケです。)抜く。

以前にも紹介したけど、僕はパナのツーキニストを使っている。表面が固くボルトをしっかり挟んでいるので、抜くのにある程度の力が必要だ。

3月になり、温かくなったが、先週週末に雪が混じったり、寒い日も続いている。
三寒四温で春を迎えているのだが、今朝も、結構冷え込み、かじかんだ手で、作業を続ける。

タイヤからチューブを取り出すと、刺さっていた側(路面側)と反対のリムフラップにも小さな亀裂が認められた。(写真下)

新しい、チューブに交換しタイヤを嵌め、空気を入れ始める。
すると、さっきボルトを抜いたタイヤの穴から「プシュプシュ」と空気とともに水泡が出てきたのである。
そういえば数日前の雨の日も出掛けたので、その際にボルトとタイヤのわずかな隙間から入った水だと思われる。

ここの所、パンク(特にリム打ち)しないように空気圧にも気を付けていたので、固い表面に覆われたツーキニストに挟まる形で、刺さった後一気に空気が抜けることなく、空気圧が下がってきてチューブの反対側に穴が開いた時点で空気が抜けるということになったようだ。

今回は後輪側だったから見落としたけど、ツーキニストも新しく固いうちは、このようにパンクを未然に防いでくれる。
ただ、これまでの経験で、古くなってくると、だんだん柔らかくなり(その方が乗り心地は良いんだけど)、普通のタイヤ並みになり耐パンク性が落ちるから交換時期になってしまうのである。
今回は、当然だが穴が開いたままのタイヤをそのまま使うわけはいかないので、帰宅後すぐに新品のツーキニストに交換した。

(これ、パナレーサーから広告費でませんかねw)

フロントハブ交換

ロナが席巻している。
ここの所、2月とは思えない穏やかな日が続いているし、マスク姿の人が目立つぐらいで、繁華街は以前と変わらぬ賑わいを見せていて、何事もなかったように安穏としている風景だ。

この穏やかさが逆に恐怖を感じさせるのである。終末を迎えている感じで胸騒ぎが収まらない。早く収束して欲しいものだ。(こっからパニックになるでしょうね)
先日、以前落車した折(100均で腕時計用の「バネ棒」入手20180722参照)に仕舞ったホイールを引っ張り出した。
1・2本スポークが少し曲がっていたことは把握していたので、簡単に交換して使用するつもりだったのですが、ハブに目をやると、なんとベアリングキャップが拉げていて(写真上の新しいハブの右上に載せているやつ)、ベアリングが脱落していたのである。

事故現場から、自宅まで、約4キロ弱。
良く帰ってこれたものだと、改めて感心した。

この部分の正式名称が未だによくわからない。シールリング?防水キャップ??
ハブキャップで検索すると、一般車に付いているハブ軸に被せるプラ製品がヒットしてしまうし自転車系でこんなに困ったのは初めてである。

シマノは昔から「生産終了になったモデルでも補修部品を取ってある」というのが一つの「売り」なので、絶対に手に入るはずだ、と思い検索をするが、見つからない。
さすがに7000番台「デュラエース」のハブのパーツは展開図付きで、簡単に見つかったのだが。
しょうがないので、以前クリートのねじを購入した「Yロード」さんへ、現物を持参して行ってみた。

その日は休日のため賑わっていたが、何とか息子ほどの若い店員さんを捕まえ、「この部品を手に入れたい」旨を、現物を見せながら説明した。
すると、奥に行き、誰かと相談したり、調べたりして戻ってきて

「これは手に入らないようですね」と結果を教えてくれた。
お礼を言い、その場を後にし、ハブごと新調する決心をしたのであった。

HB-RS300
HB-RS300

僕が乗っているバイクは、かれこれ10年ほど経つロード系の物でシマノのコンポの中で一番安い2000番台(名称クラリス)で統一されているので、このハブもHB-2200であった。
調べると、1,000円ちょっとである。

これがヤフオクで出ていたので、送料を勘案し、300円程で入札する。
しかし、どうしても手に入れたい人がいるようで、更新されてしまった。
そこで、仕事のついでにたまに立ち寄るBカメラへ行って、HB-2400を発注した。
すると、既に生産中止ということが分かった。HB-2500などもない無い様である。

10年の間、2200から2300そして2400とバージョンアップしていったのは把握していたのだが、まさか生産中止になっていたとは。

そして、取扱店などに電話で問い合わせてくれた結果、
「このタイプが後継ということですよ」とHB-RS300を画面に示しながら教えてくれた。

そして今回、写真にある物を手に入れたのである。(なぜか担当の名刺も)

ハブの交換、交換というより最初から組むのと同じじゃないか。
古いハブを外す作業があるから、まっさらから始めるより面倒であった。

ちなみに、写真2枚目は組初めの所なんだけど、触れ取り台を持っていないので、昔から上からリムを吊るすこの方法で組んでいるのです。

ハブが重力で中心に入り、バランスよく組み立てていくことができる。
これで、ある程度仮に組んで置き、最終触れ取りは必殺の「車体裏返してのブレーキシュー合わせ」で仕上げてしまったのである。
振れ取り楽しー(こんなことをしている場合ではないのですが…)

100均のパンク修理キットはロード系のチューブには不向きでした

日、連続で通勤途中にパンクをしてしまった。

1回目は帰り道.

長い緩やかな坂を下り切ったあたりで、「プシュー」と派手な音がした(実際、先行していた若い男性も振り返ったくらいだ)ので、「あっ、やってしまった。」と思い、抜け切る頃合いを見計らって路肩に止めようとしたところ、なぜか走り続けていられたので、「あれっ自分じゃなかったのかな??」と錯覚をしてしまった。
そして、そのまま持ちこたえてくれたので家までたどり着く事が出来てしまった。

次の日も3気圧ぐらい残っていたためポンプで空気を入れると入れ切ったところで
「シュー」とエアが少し漏れるのだが、抜け切ることもなく落ち着いてしまったので、交換すればいいのに、圧が掛かったため、一時的にパッチが剥がれたものの、また塞がれたのだと推測し、そのまま出掛けたのである。

そしてなぜか、そのまま目的地まで着いてしまった。
一仕事終わらせ、乗ろうとしたら「ぺったんこ」になっていたので、ここでやっとチューブ交換を決心、交換作業をする。
2回目は、その翌週、朝の通勤途中、もう少しで目的地という所(2~3キロ手前)で、段差を超えたときに「ゴツッ」と来たので、「あれっ、圧が下がっているな、おかしいな」と進んでいたら、すっかり抜けてしまい、最後の1キロ弱は押して目的地まで行ったのである。当然すぐに交換した。

自転車のパッチ
自転車のパッチ

この2つのパンクの原因は思い当たることがある。

どちらもパンクする前日にエアを“たっぷり”入れたことと、これらのチューブの前回のパンク修理の際“100均”で買ったパッチを使っていたことである。
規模の大きい100均(「開店と同時に100均(Dソー)へ入店してみたところ…」20180408他多数で紹介済み)では、パンク修理セットだけではなく「ゴム糊」だけ(2本入り)や「サイズ違いのパッチだけのセット(8枚入り)」なんかが売られていて、1枚当たりの単価が、今までの物より安かったので買って使ってみたのです。(写真の左のゴム糊、周りがオレンジ色のパッチがそう)

このパッチが作業時に何だか、やたらと硬い印象だったのですよねー。
そして、今回、反省して、いつもの「マルニ」(写真の右側の黒いやつ)に、貼りなおすため、チューブに貼ってあった100均のパッチを剥がそうと試みたところ、若干オレンジの部分が残る物の、何と、いとも簡単に剥がすことができるのである。
空気が漏れるのも当然である。

「マルニ」のは、貼ったら最後、チューブとパッチのゴムが同化するので、ここがすでに違っていたのです。

この100均のパッチは「高圧(6気圧)空気を入れる25Cのチューブ」だから持たなかっただけで、一般車のチューブであれば使用は問題はないのだと思うことを、あえて付け加えておきます。

サーファスのサイクルシューズを買ってみました(自転車用の「くつ」②)

前、自転車用の「くつ」(20171126参照)というタイトルで、自転車用の靴を新調し、使い始めたことを書いたのですが、なにせヘビーローテション状態なので、機会を見て、新調したいと思っていたのです。

その時にも書いたのですが、普段使いにもできるデザイン性を重視していて、つまり、この手のシューズは黄色、とか、赤、とか派手な色合いだったり、黒や白でも、ど派手なバックルが付いていたり、いかにもスポーツ用の外観の物が大半なのです。(スポーツで使うのだから、当たり前ですね!)
そこで、できるだけフツーのスニーカーに見えるものを物色していたのです。
先日、朝通勤していると、信号待ちをしていた自転車乗りの若いお方の足元がSPDペダルなのに普通のスニーカーだったのです。いや、よく見ると(ペダルから足を)外すしぐさをしていたので、そのスニーカーのロゴを確認したところ、クロームであったのです。
バッグで有名なブランドだけにかなりこなれているので、すぐさま調べてみると、1万5千円前後してしまう物であったのです。
予算的にはオーバーで今回は見送ることに。でも、デザイン的にはかなり秀逸です。

やっぱり、シマノ(クリッカーというスニーカータイプ)が無難かな?と思ってはいたのですが、以前から気になっていて今回購入した、サーファスと金額的にほぼ同等であったし、そろそろ欠品になってくる頃だから、この、「TRAX(ティーラックス)」を購入したのです。

サーファス ティーラックス
サーファス ティーラックス

 

 

サイズはシマノ時代と同じ41(EU)だけが在庫があり、ここでは(yahooショップのV)10000円以上で送料が無料になるという。
そのため、これも以前から、サイドスタンドがあればいいな、と思っていた型番がちょうどこの店にあったので、こっちは定価だったけど同時に注文する。
5のつく日だったので、結構なポイントが加算されてしまった。

商品紹介ページにある通り、蛍光色のオレンジと、イエローのシューレースが付属している。(写真参照)
これは当然使う予定はない。こういう余計な“おまけ”をつける分、安くしてくれればいいのに、と、こういう場面でいつも思う。

そして、クリートカバーのボルトが、クリート付属の物と同じ「6角ボルト」だったのである。
シマノのは、ブラスネジだから、これは嬉しい。
色もサイズもほぼ同じで、クリート付属の物と見分けが付か無くなってしまった!
肝心の履き心地は?
履く以前に、小さい!
やはり無難にシマノにしておくべきだったか。

シマノの41も若干小さいが、それよりも更に窮屈な感じだ。

いまは、シマノ同様、履きこむごとに、伸びてくれるのを期待する以外、方法は無いようである。

クロモリロードにフルフェンダー?!②

断ができないまま(いきなりの書き出しですが、前回「クロモリロードにフルフェンダー?!①」の続きです20190620参照)乗っていると、後部はフェンダーから飛び出したステー部分は乗り降りの時に邪魔になるのと、どこかで何か引っ掛けてしまうという心配もあるが、さほど致命的ではない。
しかし、フロントは飛び出しているステーがカーブ時などに特に低速でハンドルを切ると、つま先と干渉してしまい都合が悪い。
先ずここを何とかすることにした。

試したのは、近所の100均「Cドゥ」で見つけた、「金切鋸」という代物である。

早速、ステーにマジックで切る場所と、ネジ止めの位置のマーキングを行い、切断を開始した。

全然ダメである。少し溝が入る程度で、切断まではとても完了できない。
労力がバカにならないのである。

あきらめて(ここで数週間放置)しまった。
なにか、パイプ状の物を切るのに適当な物が無いか。
頭に浮かんだのは(ストレートバー)ハンドルを詰めたり、シートポストを短くするカッターである。
しかし、これらはかなりお値段が張り、たかが数ミリのパイプを数か所だけ切るだけで買うのはもったいない。

そうこうする内に、「Dソー」でパイプカッターが手に入るという記事を見つけた。
連休最終日に船橋へ行く用事があったので、このブログで度々紹介している、超大型店舗の6Fへ立ち寄る。
金額は400円。ここの「Dソー」は100円の物だけでなく、ワイシャツが700円で売っていたりLED電球が500円で売っていたりする。
一般の価格から考えると半額以下であり、お徳である。

dxnaroad2

早速使ってみました。

切断するステーの目印にあわせ挟み込む。
くるくる回すとスパッと切れる。感動。(写真上)

リアも続けて切る。

すると、さっき(一本目)までの切れ味がないではないか。
溝が入る程度だったので、ノブ(クランプ)を締めなおし再度くるくる回す。

やっと切ることができた。

しかし、3本目(リアの2本目)で切れ味が急に落ちてしまい、中のカッターの部分をよく見ると、「ぐにゃぐにゃ」に曲がっており、そもそもカッターの原型を留めていなかったのです。
切る作業を行うごとに削れたり、欠けたりしたようで、そのため、作業途中で、締め増しが必要になったのです。
当然、1本目に比べると、2本目3本目の切り口の方が汚い。

「Dソー」でこのカッターを見つけたときに、この本体の横に、別売りで「替刃」が大量に置いてあった意味が分かった。

当然買ってきてはいない。
このままではまた、後輪のステーの左右の長さが、バラバラなままになってしまう。

思案した結果、結局、「キャンD」で買った切れない「金切鋸」で溝を掘り、ワイヤーカッターを試すと何とか切れたので、これで残りを処理した。(写真下。奥にある青い棒状の物が切れない「金切鋸」。ステーの溝、わかりますか?)
それにしても急に晴れて蒸し暑い。
熱帯夜である。

クロモリロードにフルフェンダー?!①

前(「フェンダー(泥よけ)交換」20160811参照)と同じフェンダーのネタですが内容は違います。
本当に最近はいきなり夏日になったりして、すっかり衣替えなので、今回は、そのときにも触れました、クロモリフレームの方に装着です。
ここのところ、梅雨に入り、予報が外れ、帰りがけに雨が降ったりすることが多くなった。

今回はクロモリロードなので、泥除けがついていないほうがすっきりするが、雨の中を走ると、背中に「1本」黒い汚れが入る。
当然、車体もすざましい汚れと相成るわけである。

この(クロモリロード)タイプでは、シートピラーに取り付ける簡易的な物が殆どである。
しかし、前述の通り、自転車本体へのダメージを極力抑えるために、軽快車に付いている、フルカバータイプを探すことにした。

そして、前回の記事の際、細身のものでなければ取り付けできないことがわかっていたので、今回は最初から素直に「ディズナロード用」を購入。
このモデルは以前からの定番で安定しているが少々お値段が張るのです。

R天で最安値を探すと、「ザ・力持ち(←これは直訳です)」というショップがヒット。思っていたより安値である。
送料が無料になるまでついでに消耗品を、と思い物色するが、なぜか無名メーカのものが多く、品揃えも豊富ではないため、1点のみ購入。
ちょうど送料分のポイントがあったので、ポイントでまかなう。

品揃えの悪いショップなので(すみません)、受注後にメーカー発注なんだろうと思っていたが、3日で手元に届く。
そして今回もやたらに箱がでかい。(写真上)

dxnaroad1
パーツなのですが、チェーンステー位置へ取り付けるメインパイプへのねじが見当たらない。

手元にあったM5×10のネジを試すと、径はぴったりだが、長さが余って、きっちり最後まで締まらない。

仕方が無いのでハンズに寄り、長さ6mmという一番短いものを購入。そしてしっかり付けられるように願って「頭の大きなネジ」をチョイス。何とか様になった。(写真下。)

一通り取り付け、はみ出したステー部分の切断を行なう。

前回も活躍してくれた、ワイヤーカッターの出番である。

しかし、このディズナは品質が良いのか、前のものに比べ、硬度が非常に高い。
思いっきり力を入れて、フロントの左側を切る。
そして、右側を切ろうとしたが、文字どおり”歯が立たない”のである。

この、ワイヤーカッターはハンズで、結構なお値段(当時3000円)で購入した物だから、これ以上格闘して刃こぼれでもしたら適わない。

そこで、次の手を考えることにした。
(フェンダーといえばシングルピックアップの名機「ストラトキャスター」でフェンダーで検索された方々、すみません)