切断ができないまま(いきなりの書き出しですが、前回「クロモリロードにフルフェンダー?!①」の続きです20190620参照)乗っていると、後部はフェンダーから飛び出したステー部分は乗り降りの時に邪魔になるのと、どこかで何か引っ掛けてしまうという心配もあるが、さほど致命的ではない。
しかし、フロントは飛び出しているステーがカーブ時などに特に低速でハンドルを切ると、つま先と干渉してしまい都合が悪い。
先ずここを何とかすることにした。
試したのは、近所の100均「Cドゥ」で見つけた、「金切鋸」という代物である。
早速、ステーにマジックで切る場所と、ネジ止めの位置のマーキングを行い、切断を開始した。
全然ダメである。少し溝が入る程度で、切断まではとても完了できない。
労力がバカにならないのである。
あきらめて(ここで数週間放置)しまった。
なにか、パイプ状の物を切るのに適当な物が無いか。
頭に浮かんだのは(ストレートバー)ハンドルを詰めたり、シートポストを短くするカッターである。
しかし、これらはかなりお値段が張り、たかが数ミリのパイプを数か所だけ切るだけで買うのはもったいない。
そうこうする内に、「Dソー」でパイプカッターが手に入るという記事を見つけた。
連休最終日に船橋へ行く用事があったので、このブログで度々紹介している、超大型店舗の6Fへ立ち寄る。
金額は400円。ここの「Dソー」は100円の物だけでなく、ワイシャツが700円で売っていたりLED電球が500円で売っていたりする。
一般の価格から考えると半額以下であり、お徳である。
早速使ってみました。
切断するステーの目印にあわせ挟み込む。
くるくる回すとスパッと切れる。感動。(写真上)
リアも続けて切る。
すると、さっき(一本目)までの切れ味がないではないか。
溝が入る程度だったので、ノブ(クランプ)を締めなおし再度くるくる回す。
やっと切ることができた。
しかし、3本目(リアの2本目)で切れ味が急に落ちてしまい、中のカッターの部分をよく見ると、「ぐにゃぐにゃ」に曲がっており、そもそもカッターの原型を留めていなかったのです。
切る作業を行うごとに削れたり、欠けたりしたようで、そのため、作業途中で、締め増しが必要になったのです。
当然、1本目に比べると、2本目3本目の切り口の方が汚い。
「Dソー」でこのカッターを見つけたときに、この本体の横に、別売りで「替刃」が大量に置いてあった意味が分かった。
当然買ってきてはいない。
このままではまた、後輪のステーの左右の長さが、バラバラなままになってしまう。
思案した結果、結局、「キャンD」で買った切れない「金切鋸」で溝を掘り、ワイヤーカッターを試すと何とか切れたので、これで残りを処理した。(写真下。奥にある青い棒状の物が切れない「金切鋸」。ステーの溝、わかりますか?)
それにしても急に晴れて蒸し暑い。
熱帯夜である。