心臓のこと


写真はイメージです。ちなみに24年前に使ってた教科書です。
最近気がついたことがあります。
ボク,どうやら寒さに強いようです。
先日,筑波山ライドをした時に連れのお二人は
「朝は寒いな」「山は寒いな」
と仰られてましたが,ボクには涼しくって丁度良いくらい。
たまに「アチ~!」とか言って変人扱いされ兼ねない勢いでした。
そして心拍計付サイクルコンピュータに換えて判った事実があります。
ボク,安静時心拍数が高いんです。
100bpm以下なので頻脈のような病的な状態ではないですが。
通常,40歳の方の平均的な安静時心拍数は大体65bpmですが,
ボクの場合,80bpmをちょっと超えるくらい。
普通の人に比べたら20%くらい心臓が早く動いてることになりますね。
このことから寒さに強い理由が推測できます。
熱生産器官である肝臓や筋肉から熱を受け取った血液が,
普通の人より速く身体を巡るワケですよ,2割増しで。
しかも脂肪を纏ってるので,頸動脈や大腿動脈で血液が冷やされ難い。
こりゃ身体が温まりやすいってのにもうなずけます,多分。
寒さに強いナゾが解けたのは良いのですが,
ここで自転車乗りとして致命的な弱点が浮上しましたよ!
運動生理学の用語で“予備心拍数”ってのがあるんです。
最大心拍数から安静時心拍数を引いた数値のことなんですけど,
ボク,この値が低かったんです。
最大心拍数ってのはカラダの限界まで運動した時の心拍数のことです。
一般的に220-年齢数で算出されます。
例えば40歳の人なら180bpmですね。
もちろん個人差がありますので,実測するのが一番正確です。
日常的に運動されている方は高い数値が出る傾向にありますので。
言ってみれば予備心拍数の高い人は,タフな心臓の持ち主ってことです。
ボクの最大心拍数は約185bpmなので,普通の人よりちょっと良いくらい。
ところが先に言ったように安静時心拍数が高いボクは,予備心拍数が小さいことになります。
より早い段階で心臓に限界が来ちゃうんですよ!!
前々から感じてたのですが,
自転車で山を登る時に足の筋肉はまだ平気なのに
イキが上がっちゃってどうしようもなく苦しいんです。
足がパンパンになるまで回せたことなんてほとんど経験ありません。
心拍数が限界に達して無酸素運動状態になってるんですね。
ボクの弱点は“心臓”にあったんです。
よし!
これからは“心臓”を強化するゾ♪
ついでに“ココロ”も。
と気付いたイツになく学術的な日(笑)
もっと早く気付けよってカンジですな♪
これから心臓を鍛えるトレーニングの勉強をします。
有酸素運動ゾーンの拡大を心がけなければ!!!

投稿者:

みらい

西森未来と申します。 カメラとベースの修行中です。 自転車が大好きです♪

“心臓のこと” への7件のフィードバック

  1. 分かりやすい解説ですね。そう言ったことを意識して自転車に乗るのも面白いかも?

  2. なるほどね~
    私もキャットアイの心拍計をもってますが
    今は使ってません。
    せっかくあるんだから活用しないとね。
    私は平常時心拍数は65ぐらいですね。

  3. >一さん
    判り易かったですか?
    ありがとうございます♪
    もう40歳も過ぎてるんで,これから鍛えるとなると
    効率的にやらないとって思ったんです。
    それにデータが数字で出ると面白いですよね。
    >rimupapaさん
    一回,今の自分の心臓の強さを知っておくのも良いかも知れませんね。
    きっとrimupapaさんは予備心拍数が高い数値だと思います。
    あとは楽しくトレーニングできたらシアワセですよね♪

  4. シマノのサイクリンク(心拍計)を持っているのですが、心拍ベルトの接触が悪くて、使っていませんでした。心拍数の大切さは分かっているのに、なかなか実践できなくて、みらいさんのブログ勉強になりました。

  5. >redpurpleroseさん
    勉強になりましたか?
    それは書いた甲斐があった♪
    心拍数とか,数字データって面白いですよね。
    ハマると厄介ですけど。

みらい へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です