機動の戦士 第八話 ~接触~


「畜生!モンベツからの増援はどうなってやがる!」
千歳第七師団所属の部隊からはあと数十秒で応援が来ると連絡があったが,
ネコサーマはそれを受けてから永遠にも似た長い時間を感じていた。
だが実際にはまだ20秒も経っていない。
どんな攻撃を仕掛けても避けられる,どんな動きをしても確実に撃墜させられる。
そんな想いがネコサーマの四肢の筋肉を硬直させていた。
しかしここに留まっていたところで何も始まらないし,なにも事態は変転しない。
意を決してスロットルペダルを踏み込んだ。
一撃離脱攻撃用の機体であるゼータプラスに近接戦闘は不利だ。
相手に突っ込むと見せかけて脇をすり抜け,変形して長距離からの狙撃。
ネコサーマにとってはイチかバチかの戦法だが,
そんな作戦でも何もせずにやられるよりはよっぽどマシだ。
背部バーニアからジェット気流を噴出させ,ゼータプラスが猛進する。
ズゴックEを横目にすり抜けられると思った瞬間,激しい衝撃に襲われ全天周囲モニターが漆黒に包まれた。その直後,墜落したと判る衝撃の連続を感じ,何か建造物らしきものを破壊しながら機体が静止した。
「くっ!・・・何だ?やられた?」
辛うじて生きている自分を感じながらコックピットハッチを強制パージし,
外の状況を確認するため,恐る恐るクビを出し様子を伺った。
そこにはミッドナイトブルーに塗装されたMSの頭部を右の手に持った“灰色カエル”が立ちはだかっていた。
「だめか・・・」
万事休す。そう感じたネコサーマの視界の片隅に白い閃光が走り,
同時にズゴックEが右手に持っていたMSの残骸を投げ捨てて振り返り様に左腕を上空に向けた。
「何者だ!?」

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BOSS!!


ヨジテしました。
ウジテでしたけど。
ムショウに乗りたくなったので,ちょいと自転車で空港まで♪
今日の昼休み,お弁当を食べていたら
となりに座った部長に話しかけられました。
部長「ヴァージョンUPしてましたね」
ボク「???」
部長「自転車ですよ」
ボク「なんで知ってるんですか!?」
部長「こないだの休日出勤,自転車で来てたでしょ」
ボク『・・・やべ,見られてたか???』
部長「XTRになってたじゃないですか」
ボク「!!・・・見てくれました?♪」
説明しよう!
XTRとは,バイクコンポーネントの世界シェア率ナンバー1を誇るメーカー
SHIMANOの生んだMTB用コンポーネントのハイエンドモデルのことである。
本日の昼休みは自転車談義に花が咲き,
大層楽しいものでした。
なので雨にも関わらず,乗っちゃったりしちゃったワケです。
ちなみにウチの部長の勇姿はコレ

激しい雨が ~実験結果112日~




激しい雨もようやくあがり,
ヒサシブリに自転車に乗れました。
雨自転車,略してウジテも良いのですが,
最近タイヤの磨耗が激しく,酷く滑るのです。
アジテ中にパンクなんてことになったら目も当てられませんからね。
しかしデータはガタガタですな。
喰い倒れやら泥酔やらがモロに響いてますね。
節制しよ。

喰い倒れ&呑んだくれ


オコタン野営場で釣りキャンプを張るつもりが・・・
豪雨のためオコタン川の清流が激流になり,
命の危険が危なく危機に陥りそうだった為,
入川は諦めました。
チップを釣ってる皆様は頑張っていらっしゃいましたけど,
船を持たない僕等に支笏湖の釣りポイントは果てしなく遠く・・・
飲み食い放題キャンプへ変貌。

ウィンナーや竹輪やチーズを燻して,
ニューカマーの釜「ダッチオーブン」でお料理しました。
んが,しかし!
食べる頃にはボクは既に酔っ払い。
料理の写真はございません!
でもウマかったのは憶えております。
翌朝も結構な豪雨。
きのこは一晩で大きくなります。

そしてこれは紅葉か???

キャンプ料理が広がるゾ!


ダッチオーブンを買いました。
ずっと欲しかったんですけど,
丁度いいサイズが無かったんですよね。
で,近所のDIY店で直径20cmの小柄なのを発見!
お値段も¥1,280とリーズナブル!
昨夜はダッチオーブンの“慣らし”に奮戦してました。
さて,これでナニを作ろうかな???

機動の戦士 第七話 ~乱戦~


ゼータプラスと対峙していたローズは,振り向きざまに巨大なクローの中央からメガ粒子のビームを発射させた。
一条の光が2体の巨大なヘルメットを被ったように見える人型の頭を貫く。
「・・・邪魔をするな・・・」
「なんだ?仲間割れか?」
トドマーはチャンスと見てズゴックEの背後に着地し,ビームサーベルを発振させた。
瞬間,モノアイがぐるりと後頭部に周り込み,トドマーの心までを射抜くように睨み付けた。
「こ・・これは機械の目じゃない!」
鋭い眼光に貫かれた・・・
そう思った刹那,GMを見据えたモノアイをブレさせもせず回転した巨体は,遠心力をもその左腕に乗せ,腹部に巨大な爪を食い込ませた。

「どういうんだ?どういうヤツなんだ!?」
なにかおかしい。旧式の機体にこれだけの動きをさせるパイロット。
蛇に睨まれた蛙のように,動きを封じられたようにさえ感じる。
つい先刻までネコサーマの中で “灰色カエル”だったMSに。

2機のギラドーガが倒れ込み,GMの爆炎が立ち昇る中に不気味なシルエットを浮かべたズゴックEは,再びゼータプラスに向き直りその爪の中に握った朱色の球体を投げ捨てた。
「モカウよぉ!俺たちの脱出ポッドもアレにしようぜ・・・」
「そうだな・・・これじゃ命がいくつあっても足りやしねぇ!」

向かい合う2体の機体の足元をマンタとモカウが走り抜ける。
悪運というのはこういうものを言うのであろう,またはコレが彼らの才能というべきものであろうか。
戦場で生き残る術を身体が覚えており,そしてその記憶をDNAの螺旋の中に刻み込んでいるのかもしれない。きっと彼らはこの先も一つしかない命で生き延びていくことが出来るだろう。
つづく
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この物語はフィクションです。
登場する人物,団体は元ネタが容易に想像つくかも知れませんが関係ありません。
当ブログに名前を連ねた方はご注意ください。
ですが関係ありません。

お好み焼き談義


北海道に住みついて早5年あまり。
でも実は育ちはコッテリと関西だったりするボクです。
関西人と言えば「たこ焼き」と「お好み焼き」にウルサイと良く言いますけど,
今日はその辺のお話を。
お好み焼きを作る時,
材料を初めッから混ぜてるお店とかありますけど,
あれはイケませんな。
あんな風に作るとボッテリとした
重た~いお好み焼きになってしまいます。
最初にオタマで一杯分,クレープを作る要領で薄くタネを広げます。
で,キャベツとネギですわ。
キャベツはね,新キャベツはあきまへん。
アレは水気が多いさかいにシッパイしやすんです。
で,ネギね。
これがナカナカ手に入りにくいんです,関西圏以外では。
緑色のネギって万能ネギしかおまへんやろ?
西の方のクニでは長ネギの青いトコロは切らんと売ってるんです。
ホントは太いネギのミドリのところを使いたいとこですけど,
コッチには無いんでね,しゃーなしで万能ネギです。
これらをどっさりめに入れるのがコツの一つです。
そんでからチクワ,イカ,天カス,紅ショウガにブタバラ。
今日のンはスペシャルゲストでキムチさんに入ってもらいました。
で,真ん中に玉子を割って,
オタマ2杯分のタネをかけます。
焼けるのをしばらく待って,
テコでエイヤって返しましてね,
ペンペンってやるんです,ペンペンって。
でで,玉子がね,半熟位に固まった頃に
もっかいウラ返してね,ソースですよ。
ウチのソースはね,
どろソースが1,ウスターが3,あとの6が中濃なんです。
オタフクは甘いのがどうもね・・・
青海苔と花かつおをふりかけてハイ!
出来上がり♪
あっついウチに食べとくなはれ!

遠方より来たる


東京しょこらラスク。
本日,ヒサシブリに会った友人にオミヤゲを貰っちゃいました。
多分,会ってちゃんと話すのは12年ぶりくらい。
メールやブログでのヤリトリはあったんですけどね。
やはりちゃんと会ってのコミュニケーションは濃ゆいですね。
濃密な時間を過ごせました。
ひさしぶりにカラオケなんかにも行っちゃったしね♪
サンキュウ!まきちゃん。
明日は千歳近郊の観光の予定です。

機動の戦士 第六話 ~焦燥~


「ミライ大尉はまだ着かんのか!?」
じれた声でユリコ艦長は怒鳴った。
「ミライ機は後1分です!トドマー機,敵機と接触!ドック守備隊のゼータプラスは既に会戦しています!」
オペレーターの丁・太楼が負けじと叫び返す。
「ドック付近にさらに2機!ギラ・ドーガタイプです!」
なんだと?
我が隊から,これ以上の戦力は割けんぞ・・・
ユリコは親指の爪を噛みつつ思案した。
今回の敵の目的はなんなんだ?
リムパ中将の暗殺の陽動にしては,襲撃の場所が稚拙すぎる。
罠だとしても皆目,目的の見当がつかん・・・
「丁少尉,ミライ大尉に伝えろ!敵の動きがおかしい。」
ユリコは現場に向かえないもどかしさに苛立ちながら,
レーダーのモニターを睨み返した。
「ミライ大尉,聞こえているか? さらに敵機増!ギラドーガが2機だ!」
「了解!丁少尉。ドックの守備隊にもあと30秒で着くと伝えてくれ!」
つづく
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この物語はフィクションです。
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当ブログに名前を連ねた方はご注意ください。
ですが関係ありません。