紙の本の幸せ

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4連休の最後の日,東京は銀座にあるヴァニラ画廊さんに行ってきました。
『三浦靖冬原画展』に

大好きな漫画家さんなんです,三浦靖冬先生。
繊細で痛くて儚い絵がね,心に突き刺さるのですよ。

代表作の薄花少女をずっと読んでて単行本も買っていたのですが・・・
最終巻の5巻が何故か電子書籍のみの出版だったのです。
大人の事情ってコトだとは思いますが,紙の本好きのボクとしては極めて残念で。
しかも4巻まで本棚に並んでるのに5巻だけ無いなんてねぇ
まぁしょうがなく電子書籍は購入したのですけど。

そんな時ですよ。
なんと三浦先生,5巻の紙の本を自費出版
そして薄花少女【私家版】第⑤巻発売記念の原画展を開催するって知ったワケです。

コレは行かないとダメでしょう

スゴかったですよ,原画の迫力って。
絵から伝わってくるオーラやパワーってこんなにすごいんだって思いましたよ。
印刷や配信じゃ感じることの出来ないナマのチカラを浴びてきました。

そして私家版と原画図録を購入
図録に付いてたポストカードは「いちおくてん」でした

原画と比べるとアレではあるけれど,5巻を紙の本で読めるシアワセ
原画展の開催を知ったのは偶然だったけど,行けて良かった。

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いつもの道が

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最近ハマっているマンガ
「穂高輪花のチャリと飯。01」(狐古さやか著,ヤングチャンピオン烈コミックス)なのです。

「ゆるっとサイクリング&がっつりグルメ」ってキャッチコピーの通り,グルメ8割,自転車1割,人間模様1割ってところでしょうか。
しばらく忘れてた自転車の乗り方ってのを再認識させてくれるマンガなんですよね。
なんだかついガツンとペダルを踏むクセがついちゃって

ゆっくり自転車に乗って美味しいモノを食べに行くってコトをしばらくしてなかったなって思い出せました。

そんな穂高輪花ちゃん,今月号のヤンチャン烈で!

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いっつもボクが走ってるふるさと広場に来てるじゃないですか!?

いやぁ,コレはウレシイっすな~
で,同じアングルで写真を撮ろうと早速出かけてみたものの・・・
自撮り用三脚を忘れました

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自転車だけの寂しい写真に

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そもそもいっつもぼっちでソロ活動が多いもんなぁ。
誰か写真を撮ってくれる仲間がいれば・・・
って思っちゃいましたねぇ。

それにしたって土日がお休みじゃなかったりするし,なかなかタイミングが合わないか。

ともあれこうして好きなマンガにいつもの道が舞台として取り上げられたのがウレシかったのですよ

読書感想文

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天国旅行(三浦しをん著,新潮文庫)を読みました。

“天国旅行”はね,THE YELLOW MONKEYの楽曲のタイトルなんですよ。
表紙を開くと詞の引用が。
~狭いベッドの列車で 天国旅行に行くんだよ 汚れた心とこの世にさよなら~

巻末の言葉を借りると
本書は,「心中」を共通のテーマにした短編集である。『天国旅行』というタイトルおよび巻頭の歌詞は,THE YELLOW MONKEYの『天国旅行』(作詞 吉井和哉)より採らせていただいた。
とありますね。

実はこの本,ムスメのオススメで読んだのですよ。
THE YELLOW MONKEYの大ファンな彼女,タイトルと巻頭の歌詞に魅かれて読み始めたんだとか。
で,この本を読んで夏休みの宿題の中でもっとも手間ヒマのかかるアレ,読書感想文を書いたそうで。

ボク「で,読んでみてどーよ?」
ムスメ「めっちゃモヤモヤする。とーちゃんも読む???」

そんなワケでモヤモヤとやらを共有すべく読んでみました。

率直な感想。
超重いっす・・・
7つのストーリーからなる短編集なんですけどね,それぞれのお話がドロドロで読後感がとても重いんですよ。
休み休みじゃないと読破できなかったです。

「心中」って死をテーマにしているからだけじゃなく,主人公たちの住む世界の汚さがね,津波のようにのしかかってきました。
そして読者の想像にお任せする手法が満載で,読んだ後もその世界観に取り残されるのです。
作者が巻頭に歌詞を引用した理由もよく判ります。

お陰でムスメとの会話が弾みましたよ。
これを読んだ彼女はどんな感想文を書いたのかが気になるところですが,それはいずれ読む機会もあるでしょう,たぶん。

そんなワケで気怠い夏の午後,どんよりとした心持ちになりたい時にはオススメの本です。

続きが出てたのか!

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「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」(三上延著,メディアワークス文庫)を読みました。

本屋さんで見かけて「あれっ?」って思ったんですよ。
この表紙,見たことないぞって。
しかも栞子さんじゃなくて扉子???

続きが出てたんじゃ~ん♪

栞子さんのシリーズが完結しててスッカリ油断してましたよ。
昨年の9月に発行されてたんですね。

相変わらず面白かったですよ。
栞子さんと大輔さん,そして二人のムスメさんに会えて良かったです。
ネタバレになるので中身については語らないですが。

久しぶりにビブリア古書堂を初めから読み返してみようかな???

いいな この世界観

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「ハクメイとミコチ⑦」(樫木祐人著,HARTA COMIX)を読みました。
ちょうど1年前の2018年1月にTVアニメ化されましてね,それを観て好きになった遅咲きのファンですw
(TVアニメの公式サイトはコチラ→http://hakumiko.com/

この世界観がなんとも癒されるのですよ。
こんな風に暮らしてみたいなって思ったりもします♪

そして7巻にちょこっとだけ登場する『叫ぶなめくじの水晶像』がとても欲しいですwww

最近読んだヤツ

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「女子かう生⑧」(若井ケン、ACTION COMICS)を読みました。
3人のJKが主人公のほのぼの日常系。
何気ない日々がこんなにキラキラしてる事に気付かせてくれます。
セリフが一切ないのもグー。
アニメ化らしいけど中の人どーすんだろ?

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「ガールズ×ロードバイク②」(中嶋ちずな、METEOR COMICS)を読みました。
コレで終わりなの?
打ち切りってヤツですか???
張った伏線の回収もしないまま「彼女達の戦いは続く!」って終わっちゃいました。
自転車の魅力を伝えるマンガになって欲しかったのにな。
オシリに対するコダワリが凄いです。

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山手線ものがたり(池田邦彦、NICHIBUN COMICS)を読みました。
昭和30年代を舞台にした山手線全29駅、29話の人情ドラマ。
ノスタルジックな絵柄がストーリーを盛り上げてますね。
ボクは代々木駅のお話が好き。
山手線愛が溢れてます 。
オススメ♪

イイかも♪

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「月曜日の友達①」(阿部共実著,Big Comics Spirits)を読みました。

中学生になったばかりの少女,大人になっていく周囲の友人達に馴染めない学校での生活。
そこで出会う一風変わった少年。
魅かれあう二人,秘密の夜の学校。

周りと違うってコトは変じゃないんだよ。
そのままで良いんだよ。
ってコトを教えてくれる,なんだか青い感じがするストーリーでした。

これはちょっと続きが気になるマンガですよ♪

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「タイムスリップオタガール①,②」(佐々木陽子著,Comicポラリス)を読みました。

30歳腐女子が事故にあい,意識だけが1996年の中学生だった自分にタイムスリップするドタバタコメディ。

って思ってたら違いましたw

コメディではあるけれど,
他者とのコミュニケーションは大切だよ。
自分の夢は自分にしか叶えられないんだよ。
ってな事を教えてもらえる作品でした。

これまた続きが気になります。

なにかハマれるマンガがないものかと本屋さんを徘徊して見つけましたよ。
早く新刊が出ないかな♪

ジャケ買い

CDやレコード等を購入する時,演奏しているバンドやその音楽の事を知らずにジャケットアートだけを見て買うことを「ジャケ買い」と言ったりします。

ジャケットを見てビビっと感じて,音楽を聴いて更にビビっとキたら最高なのですがが,逆にガッカリすることも少なからずありますね。

なんにしてもギャンブル性の高いお買い物方法です(笑)

さて今回,ジャケ買いならぬ「表紙買い」をしましたよ。

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「ガールズ×ロードバイク①」(中嶋ちずな著,METEOR COMICS)を表紙だけを見て買いました。
女子高の自転車競技部を舞台にした熱血な青春マンガです。

流行ってるんですかね?
女子高生とロードバイクの組み合わせって。
最近,色んなメディアで目にするような気がしますよ。

ともあれストーリー的に面白かったので,続けて読んでみようと思いました。
絵も好きな路線ですしね。

でもなんかこの作者さん,お尻を描くことに妙な執着があるんじゃないかって気がしますけどね(笑)

あとはコレ。
「聖☆おにいさん⑭」(中村光著,モーニングKC)も買いましたよ。

相変わらずの中村ワールドなギャグがグーです♪
今回もハズさないです。
ネタバレになるので詳しくは語りませんが,節分のお話がサイコーでした(笑)

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ローが好き

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「好奇心は女子校生を殺す①」(高橋聖一著,サンデーうぇぶり少年サンデーコミックス)を読みました。

久しぶりにマンガを買いましたよ。
このところ魅かれる作品に出会えてなかったんですけど,コレは書店で見かけてビビッとキましたね♪

読んで正解でした。
オモシロかったです。

ジャンル的には“ふしぎSFファンタジー”ってところでしょうか?
好きなんですよボク,ちょっとSFテイストなローファンタジーって。

説明せねばなるまい!
ローファンタジーとは???

ファンタジーは大きく「ハイ」と「ロー」にジャンル分けされることがあります。

ハイファンタジーは簡単に言っちゃうと異世界モノってヤツです。
ドラゴンクエストシリーズに代表されるような,世界観からファンタジーな物語ですね。

対するローファンタジーとは。
現代ファンタジーとも呼ばれたりしますが,世界観が現実世界に沿ったモノです。
ドラえもんとかがその代表になるのかな?

簡単に分けられない作品も多々あるんですけどね。

ボクはローファンタジーが割と好きです。
自身の日常でも起こるかも知れないって妄想ができるからかな(笑)
もちろんハイファンタジーでも好きな作品はありますよ!

で,今回購入したコミックもローファンタジーだったのです。
ネタバレになるので詳しくは語りませんが,ヒロイン二人が巻き込まれるSFチックな事件が面白いですね~♪
次巻の発売がとても楽しみです。

でで,読んでみて思ったのですが“ふしぎSFファンタジー”ってジャンルで似てる作品もあるなぁって。
似てるってゆーか,コレが好きならアレも好きだろうって思ったのでご紹介(笑)

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週刊少年ガール全3巻。
これもSFテイストたっぷりで面白いです。
ストーリーも割と軽めなのでサクっと読めますよ♪

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橙は、半透明に二度寝する全2巻。
こっちはダークファンタジー色が濃いかもです。
1巻で抱いた希望が2巻でガッツリ裏切られます。
読後感が悪いのであんまりオススメしません(笑)
が,ボクは好きです,この作品。

縁は異なもの

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「海街diary8 恋と巡礼」(吉田秋生著,フラワーズコミックス)を読みました。
夏の鎌倉を舞台に家族の絆を描いたシリーズ第8弾ですよ。

縁ってのは面白いモノだなぁって思わせてくれました。
人間ドラマがとっても丁寧に描写されてて良かったです。

ボクも人の縁や家族の絆を大事にしよっと♪