眠れぬ夜が明けて若干は落ち着いたボクです。
でも眠いです。
落ち着きを取り戻したお陰で昨夜のライブを冷静に考えられるようになりましたよ。
で,ボクなりに“THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016”の考察をしてみましたよ。
もちろん初日しか観てないんで,2016年5月11日の公演についてのみです。
セットリストと舞台演出を通して見て思ったのです。
彼らは2001年1月8日の活動休止直前のライブ「メカラウロコ8」をやり直したかったんじゃないかなぁって。
ちなみに今回のセットリストはコチラのサイト(http://ksmusic.org/?eid=5862)で見れますよ。
ネタバレ必至なので閲覧注意です。
「メカラウロコ8」のアンコールで最後の曲に入る前,吉井さんが12弦ギターでちょこっと弾いたフレーズを知ってますか?
再結成ライブ1曲目のイントロですよ。
あの当時はまだ発売されていない楽曲だったので,関係者以外知る由もないフレーズです。
当時の吉井さんに何か考えがあってのことではないでしょうけど。
それでも。
だからこその「プライマル。」だったのかって思えます。
しかもこの歌は卒業の唄。
過去の自分自身からの卒業って意味もあったのかも。
情報公開される前の蛹のポスターも“新生”を思わせますもんね。
新しいナニかが“THE YELLOW MONKEY”の中に生まれたことを伝えた夜。
その上で「メカラウロコ8」を作り直し,今でも多くの人の胸に刺さったままのズブロッカでは消せない棘を抜いてくれたのではないかと。
そして最後の曲のアレンジがとてもシンプルだったのは,もう一度スタートから歩きだすためのバンド自身の儀式だったのではないかと。
ボクはそんな風に思うのです。
ライブの意味も深いんだなあ…
照明だけでもテーマがあるんだよ。
ステージやるなら考えないとね,伝えたい事。