千歳川のほとりを歩いていましたら,
溯上して力尽きたサケが流れてきました。
彼は思いを遂げたのでしょうか。
生命の営みを果たせたのでしょうか。
自らのDNAのらせんを後世に残すこと,
太古の昔から延々と続く本能。
生命に終わりなどないのだなぁ。
ボクはこの後の世代に何か残せるのかな。
そういえば「さけのふるさと館」に
ドクターフィッシュが展示されてましたよ。
この魚,本名をガラ・ルファと言いまして
古くなった角質層を食べるという変った食性を持つ魚です。
なんでもアトピー性皮膚炎の治療に使われたりしているらしいです。
ドイツでは保険対象の治療になってるみたい。
ドクター・フッシュに手をカミカミされた感じはいかがでしたか?
鮭は見事本懐を遂げたといいましょうか。命のバトンを繋いだわけですね。今の世代に残せることですかー難しいですね。きっと何も残せないんじゃないかと思います。何も残せないから、一生懸命生きようって頑張るんじゃないかと思います。
>roseさん
ドクターフィッシュはすっごくくすぐったかったです。
とりあえず一生懸命がんばることにします,まずは。
お、もうホッチャレが見られる季節なんですね。
アイヌ民族はこのホッチャレは、乾燥させ保存にしたらしいです。脂が抜けきって蛆が湧かないかららしいです。
最近アイヌ民族の少年を主人公にした作文を書いているので、あちこちから仕入れた資料のどこかにそうありました(^^ゞ
>Yulicoさん
へー。
死んだサケもムダにはしなかったのですね,アイヌの方々は。
作文,いつの日か読ませてくださいませ。