雨が切なくさせるのか


雨ですねぇ。
先日の土砂降りの自転車が楽しかったとは言え,
最初から降ってるところに飛び出す勇気は無いボクです。
ところでね,最近買って読んだマンガが面白かったので紹介したいのですよ。
晴耕雨読ってワケではないですけどね♪
3冊ほどボクにとって新しい漫画家さんのを読みました。
それが軒並み切ないストーリーで・・・
この季節がそんな本を手に取らせてしまったのでしょうか?
ちょっとセンチメンタルな気分です。
さて1冊目はコレです。

「橙は、半透明に二度寝する」(阿部洋一著,講談社コミックス)
何処までも永遠に続く迷路のような思春期。
独自の価値観で突き進む少女たち。
決して後戻りできない時間の中で,全力で後悔に向かって走り続ける主人公。
独特な世界観を紡いでます,この作家さん。
コレが少年誌に掲載されてるなんてちょっと意外ですね。
ボクはカブトムシをこよなく愛している“宮成美鈴”がとてもスキです♪
で,2冊目と3冊目。

「バランスポリシー1,2」(吉富昭仁著,TSコミックス)
掲載誌がアレなんでちょっと紹介し難いんですけど・・・
ま,ストーリーが秀逸なので良しとしましょう。
あ,R18ではないですよ,ちゃんと言っておきますけど。
近未来の日本。
地球規模で重大な問題が起こり,人類は滅亡の危機に陥っている世界。
時の政府が施行した政策により,改造手術を受けた少年たち。
彼らの触るだけで壊れてしまいそうな心。
取り巻く人々の想いや葛藤。
シンプルな作画がより一層伝える力を増強してますね。
2巻の帯に書いてある
“さよなら 14才の夏 僕の少年時代”
ってキャッチコピーが読む前と後で感じ方が違ってくるのも面白いです。
独自の世界観のため,主人公たちに感情移入するのはムズカシイですけど。
今回の3冊,とても面白かったです。
かなり偏ったシュミだと思うので万人にオススメはしませんが,
ボクの心臓は鷲掴みにされたようでしたよ♪
雨の日はこんなお話を読むのも良いですね。

投稿者:

みらい

西森未来と申します。 カメラとベースの修行中です。 自転車が大好きです♪

“雨が切なくさせるのか” への2件のフィードバック

  1. 全然内容と関係ないけど、最初の公園の画像が
    どえらいことになってるような気がしてなりません。

  2. >cooly85さん
    我が家のベランダから見える公園なのですが,
    敷地全部がほぼ水たまりですよね。
    学校帰りの小学生男子が泥んこ遊びに夢中になってましたよw

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