電気の夢


1980年代,「フラッシュダンス」や「フットルース」に代表される,
音楽が主役と言っても過言ではない映画がありましたよね。
ボクはそういったジャンルの映画の中でも
「エレクトリック・ドリーム」
という作品が大好きでした。
1984年の作品でスタッフ&キャストはこんな↓↓↓顔ぶれ。
監督:スティーブ・バロン (Steve Barron)
脚本:ラスティ・レモランド (Rusty Lemorande)
出演 マイルズ:レニー・フォン・ドーレン(Lenny von Dohlen)
    マデリーン:ヴァージニア・マドセン(Virginia Madsen)
簡単にあらすじを紹介すると,
ひょんなことからパソコンが意思を持ち,
PCユーザーのマイルス君とマデリーンちゃんを取り合う
恋の騒動といったラブコメディ&ファンタジーでした。
当時14歳だったボクはもちろんラブストーリーなんてどうでもよく,
大好きだったCulture ClubやJeff Lynne,Giorgio Moroderの音楽が目当て♪
京都三条の新京極通りにある映画館に,
1時間に一本あるかないかの電車を乗り継いで
校則を破って観に行きました。
結果,大感動して帰って来たんですけどね♪
キャストやスタッフのネームバリューに頼らない脚本が良かったんですよ!
シンプルで真っ直ぐな恋の物語が!!
そして音楽もとってもステキでした!!!
しかしながらその頃のボクのおこずかいは電車代と映画のチケットで精一杯。
とてもサウンドトラックを買う余裕はなく,諦めて帰って来たんです。
ところがこの映画,ボクの感動を他所にあんまりヒットせず,
あっというまに歴史の闇に埋もれてしまいました。
TVでも放映されたことはそんなにないんじゃないかなぁ?
もちろんスカパーとかでも見かけないですね。
VHSは存在するものの,DVD化はされていない状況なので
しょうがないのかな?
サウンドトラックなんてもってのほか,
もう何処にもないのか,と思ってたら見つけたんです!
英国版CDがドイツのショップにあるって♪
28年越しの奇跡ですね。
いやぁ,amazonってスゴイですなぁ。
国境を飛び越えて購入できちゃうんですね。
¥1000ちょっとで入手できましたよ♪
そんなワケでボクの音楽的センスは
ただいま80年代にタイムスリップ中。
サントラに入ってるこんなのが大好きです。

劇中曲のコレもステキでした。

PCのエドガー君がマデリーンちゃんのチェロと通気口越しにセッション♪
ロマンティックですなー。
このメヌエットに甚く感動して独りコピーしましたモン。
ギターとキーボードで。
嗚呼,この映画もう一回観たいなー。
オッサンになっても感動できたらいいな。

投稿者:

みらい

西森未来と申します。 カメラとベースの修行中です。 自転車が大好きです♪

“電気の夢” への4件のフィードバック

  1. 28年ぶりですか。
    出会うべくしての出会いって感じがしますね。
    ミュージシャンが自分達の音楽を極東の元中学生が28年ぶりに入手したって喜んでるのを知ったら、それこそ嬉しいんじゃないでしょうか。
    ミュージシャン冥利に尽きるっていうか…(^-^)
    映画にも再開できるといいですね♪

  2. >ユリコ姐さん
    28年ぶりですね。
    大学生の頃,一度CDを見かけたんですが,
    ¥3000を超える金額を出せなかったんですよ・・・
    コレを作った人!
    ありがとー♪
    ここで今でも聴いてますよー!!!
    あとはDVD化をテレパシーで望むだけです。

  3. 古い映画なのに現在の時代にありそうな内容の映画なんですね。この映画を作った監督さんは、その時代には早すぎた映画だったのかもしれません。

  4. >redpurpleroseさん
    現代だったらPCの中のボカロとかと恋のから騒ぎでしょうかね(笑)
    二つ目のYOUTUBEに出てくるPC,
    時代を感じますよね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です