「真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫」(大沼紀子著,ポプラ文庫)を読みました。
これは真夜中のパン屋さんシリーズの最新作にして4番目の作品。
以前のシリーズはコチラ↓↓↓のブログで書いてます。
http://futurewestwoods.makusta.jp/e208957.html
今回も親と子の関係,それぞれのエゴについて,
とてもヘビーに描かれていました。
それを美味しいパンの描写によって,優しく包み込んでいるのですが
今回はナニか悪い夢の後のような読後感。
「言葉の呪い」ってキーワードがとても引っかかったのですよ,ボクのムネに。
しかもシリーズ物のサガなのでしょうけど,とても次回が気になる終わり方でした。
早く次回作を読んでスッキリしたいですね。
さて,この作者,この作品もオススメですよ。
「ばら色タイムカプセル」(大沼紀子著,ポプラ文庫)です。
老人ホームに住む方々と13歳の少年と少女の関わり合いのなかで,
人生観について,やはりヘビィに描かれていますよ。
豪奢なバラ園の下に埋まっているもの,それは人生そのものだったのかも知れませんね。
真夜中のパン屋さんまだよんでいません。今度読んでみます。
>redpurpleroseさん
オススメですよ。
本や物語は色あせないので,いつかお時間の有る時に♪