“ツール ド ちば”に参戦してきました!
ワタクシ事のスケジュールの都合でStage 2だけの参加だったのが残念無念!
とりあえず朝5時半からの受け付けに行ったら,
まだまだ人が少なかったです。
スタートゲートで警備員さんと記念撮影♪
どうして良いか判らず,会場内をウロウロしてたら
「千葉日報」っていう地元密着型新聞社の取材を受けてしまいました。
とりあえず“平均速度25km/h”のノボリを見つけたので,
並んでみることに。
太陽が高くなるにつれて,どんどん人が集まって来ました。
ドキドキワクワクで胸がキュンキュン高鳴ります♪
このステージ2には1177名のサイクリストがエントリーしてたそうです。
中にはこんな自転車で参加してる人も!
しかもウラ若きギャルじゃないですか♪
こりゃますます頑張らねばね!
その他にもMTBやミニベロ,リカンベントなどなど,
いろんな自転車を見かけましたよ。
まるで自転車博覧会のようでしたね。
出走式には,成田のゆるキャラ“うなり”くんも来てました。
朝早くからご苦労さまでございます。
さて,いよいよスタートです!
ボク,この時あんまりルールを把握しないで並んでたんですが,
どうやら脚力に自信のある方から順に,
50人ずつのグループに分けてスタートだったそうです。
つまり1177人いるので,A~Xまでの24グループあったワケですね。
エントリー時には3つのカテゴリー分けしかされてなかったし,
現場にもそのような指示は一切なかったので,
なんにも知らないでAグループの最後尾についていたボク(笑)
呑気にスタートです♪
今更ながらに写真をよく見ると,
皆様とても屈強なカラダしてらっしゃるし,
自転車の本気度もメチャメチャ高いじゃないですか!!!
あ,ステージ2のルートはこんな↓↓↓です。
Aグループはスタート直後から3つの集団に別れました。
ボクは最後尾についていたので,当然第3集団です。
が,やっぱり他にも知らずに並んだ人が居たらしく,
その集団のペースは若干遅く感じたので,
早々にアタックをかけ,第2集団にくっつきました。
30.2㎞地点にあるエイドステーション「芝山町文化センター」までは
このままの集団で到着。
割と息も上がってないしイイ感じ♪
ハニワと写真を撮ったりなんかして余裕シャクシャク!
“けいおん!!”の痛いジャージを着たサイクリストさんがいたので,
写真を撮らせて貰っちゃいました♪
再スタート時,上手い事ペースメーカーの指導員さんの直後に着く事ができ,
rimupapaさんとのサイクリングで鍛えたドラフティングで
グイグイ引っ張って貰っちゃいました♪
この時,平均速度は30~35km/h。
コレくらいならいつものペースだなーって思いながら
ペダルを踏んでました。
お陰さまで44.3㎞地点のエイドステーション
「蓮沼海浜公園」まで足をまったく使わずに辿り着けました。
すんごい大量のバナナが置いてありましたよ!
そしてこの後,本当の先頭集団に紛れ込むことができました♪
10人くらいのグループで漕いでましたが,
ドラフティングしてる所為か,全然苦しくなかったです。
「rimupapaさん,アナタと走ってて良かったよ!ありがとう!!」
とテレパシーを送りながら,半笑いで走るボク♪
しかーし!!
現実はそんなに甘くはないですねぇ。
見事に弱点を突かれました。
集団走行をほとんどしたことがないボクにとって,
トレインを形成するって事がどんだけ集中力を要するか
判ってなかったようです。
半笑い顔のテレパシーを送って油断をしてるスキに,集団が減速。
気付かずブレーキが遅れるボク。
慌てたブレーキングで当然ロックするタイヤ。
結果がコレ↓↓↓
タイヤをバーストさせてしまいました・・・
50km地点くらいですね,確か。
換えのチューブはいつも持ってるけど,
タイヤのスペアは無いぞ。
「リタイヤか・・・」
と思ってふと顔上げたら,
道路の向かい側で工務店のおっちゃんが作業してました。
「おっちゃ~ん!ガムテープ持ってませんかー!?」
叫ぶボクに笑顔でガムテをくれたオジサマ。
神のように見えました。
ありがとう!素敵なオジサン!!!
タイヤの内側から何重にも補強して,
次のエイドステーションまで約30㎞。
イケるか???
ダメでした・・・
1kmくらいでチューブに穴が開きました。
その後もパンク修理のパッチとか
いろんなモノでの補強を試みたけどドレもダメ・・・
スペアチューブもついに無くなり,
いよいよDNFかと思った時,
指導員さんが親切に声をかけてくれました。
「最後尾からメカニック車が追いかけてるから,それを停めてタイヤ買いなさい。」
30分くらい待ったでしょうか?
やってきましたよ,スペシャライズドのメカニックカーが!
事情を話してタイヤとチューブを購入することにしましたが,
メカマンの兄ちゃんが言いました。
「急いで次のエイドに行かなきゃなんないんで,お渡しだけで良いですか?」
もちろんオッケェですよ!
自分でやります!!
rimupapaさんが名付けてくれた秘技,
“タイヤ素手ハメ”を炸裂させて戦線に復帰です!!!
だいぶ遅れたんで,ガシガシ踏んで走ってると,
Oグループの最後尾が見えました。
このグループには出発の時に見た「ママチャリギャル」も居ました♪
でもそんなのに構ってるココロの余裕はなく,
ひたすら漕ぎ続けました。
レースじゃないんだからそんなに頑張らんでもいいのに
って思いも過ぎりましたが,なんか悔しくて・・・
80.3㎞地点の「睦沢中学校」エイドステーションで
なんとかCグループに追い付きました♪
13グループをゴボウ抜き!
600人くらい追い越したんですかね?
マジで???
今思うとスゲー阿呆なことしましたね,ボク。
でも!
その阿呆なチカラが奇跡を生んでくれました!!
ボクにタイヤを売ってくれたスペシャのブースに
空気入れを借りにいったところ,
なんと,いらっしゃったのです!
知る人ぞ知る有名人が!!
岩田編集長サマ♪
日本を代表する自転車雑誌「サイクルスポーツ」の編集長サマです♪
写真も一緒に撮って貰って,
握手までして貰っちゃいました。
興奮冷めやらぬままに
北海道のサイクリング事情などをお話ししました。
なんだか夢の様な出会いでした♪
ありがとうございます,岩田編集長サマ!
ところでこのエイドステーションでは,昼食が振る舞われたのですが,
お弁当はハンバーグ弁当でした・・・
いや,食べ物に文句があるワケじゃないんですけどね,
もうちょっと千葉の名産品とか食べられたら良かったかなーって。
さて,Cグループでリスタートしたところ,
ハンバーグが効いたのか
107.9㎞地点のエイドステーション「大多喜町農村コミュニティーセンター」で
Bグループまで追いついちゃいました。
この後は山岳コースに入るというので,塩分も補給。
千葉の山岳コース“養老渓谷”はそれはそれはキツイものでした。
バースト後に足を使い過ぎたってのもあるけれど,
標高は低いクセに急勾配の連続・・・
特に勝浦ダムの登りはもう,地に足を着くかと思うほど!
根性で登り切りましたけどね。
周りの紅葉やキレイな景色なんか見てる余裕なかったです。
そして想定外の土砂降り!
天気予報ではずっと晴れだったハズなのに!!
渓谷に入ってから下るまで,当たると痛いほどの雨粒が落ちてきました。
でもコレはボクにとってチャンス♪
知床ドシャ降りライドの事を思えばこんな雨,お湿り程度。
半分くらいのサイクリストさんがレインウェアを着るために
木陰や軒下に入って停まってました。
それを横目に漕ぎ続けるボク。
斜度と雨でもう順位なんかワケわからなくなり,
120.0㎞地点のエイドステーション「内浦山県民の森」に到着。
ココが最後のASなのですが,Aグループはすでに出発した様子。
ようやく心の平穏を取り戻し,Dグループに入って出発することにしました。
落ちついて走れるようになって周りを見回してみると,
沿道で町民の皆様が両手を振って応援してくれてました。
おっちゃん,おばちゃんにちっちゃい子やおじいさん,おばあさんまで♪
ボクはそんなみんなに手を振り返し
「ありがとーございまーす!」
と叫びながら走りました。
清々しい気持ちでゴールのゲートをくぐると,
若干年季の入ったフラガールがお出迎え♪
これなら時間いっぱい使ってゆっくり走れば良かった。
前回,知床でそう思ったばっかりだったのにね。
今回のイベント,レースではなく交通法規と大会規定を守り,完走した人を賞する大会でした。
それなのに全力疾走した自分に反省・・・
そしてイヤホンを耳に突っ込んで
音楽を聴きながら走っていた輩や,
大会規則である“指導員を追い越さない事”を
守らないサイクリストがいたことも残念でした。
危ない運転はしちゃイケナイですね,
他人にも自分にも。
今後はセーフティサイクリストを目指します!
その上で今度はコレ↓↓↓ちゃんと3枚欲しいなぁ♪
追伸
千葉日報は流石に地域密着型で,
翌日の朝刊でツール ド ちば(ステージ2)を見開きで記事にしてました。
そしてボク,載ってました。
記事が読めるようにサムネイルにしておきますね♪
チャクチャクですよ,チャクチャク♪
メディアに露出が増えてきました(笑)