独りメタルフェス


写真はイメージです。
ですがボクのアタマの中はこんなカンジ♪
何気なくスカパーの番組表をみていたらば,
スレイヤー,ジューダスプリースト,ホワイトスネイクの文字が
目に飛び込んできました。
しかもその後に「Sonisphere Festival」を放送するじゃないですか!!
コレは見なければ!!!
で観ましたよ。
まずはスラッシュメタルのBig 4“Slayer”!!

この方々も結構な年齢ですよねぇ?
パワフルだなぁ。
お客さんもカゲキでしたよ。
そしてメタル・ゴッド“Judas Priest”

ロブったらスゲーっすね!
こんなに声出せるなんて!!
彼のシュミを知った時は少々衝撃を受けましたけど,
そんなことはどーでも良いんです。
歌がすごいから。
でもなんでその手のシュミの人は同じようなカッコなんですかね???
お次は“Whitesnake”ですよ。
でもいくらホワイトスネイクでも1曲目がコレってどうなの???

カヴァディールさんだからしょうがないのかなぁ?
他の歌は愛をテーマにしたのが多かったですね。
Sonisphereはヨーロッパでのロックフェス。
2011年はメタリカ,メガデス, スレイヤー,アンスラックスが共演してるんですよ,
Big 4のそろい踏み!

その他のアーティストもツワモノばっかり。
そんなこんなでボクの寒い冬のアツイ夜は更けていったのです。
オカゲで眠いっす・・・

印西シティ


写真はかつてギャング団のセカンドアルバム用に作ったジャケット写真♪
メンバー全員ボクです(笑)
合成がバレないように古い写真が壁に貼ってあるって
シチュエーションなのです。
が!
もしかするとこんな猪口才な小細工をしなくても済むカモ♪
まだ企画の段階なのですが,バンド結成のチャンスが訪れてます。
なんとかこの機会をモノにしたいものですね。
で,フと思いついたんですが,
かつての英国の怒れる若者,The Jamの名曲
“In the City”を“印西シティ”って替え歌にしてはどうかと。
そんなオチャラケ,やらせてくれないかもなー(笑)

大切なモノ


インレイがキレイですね♪
スプルース単板のトップがイケてますね♪♪
サイドのハカランダの木目が美しいですね♪♪♪
楽器紹介企画,これで最終回です。
ARIA W-100ってギター。
“W”はウェスタンの略の様ですよ。
バックはハカランダの3ピース。

やっぱり木目が美しいですね♪
独りギャング団ではコレをメインに使ってます。
ですがいろいろ謎の多いギターだったんですよ。
父が親友から借りたままになってるのか(笑),
はたまた自分のギターと交換したのか,
今では行方知れずのお友達から父の手元にきたギター。
入手経路もイマイチ不明で製造年も判らない。
聞いた話ではボクよりもお姉ちゃんか?という年齢だったのですが,
どうも調べてみたら70年代初期から80年代初期までに製作された機種のよう。
妹だったかな???

シリアルNo.の1桁目が5なので75年製なのか???
とりあえずですね,今ではワシントン条約で輸出入出来ない
ハカランダ材が使われてる希少価値の高いギターです。
音抜けが素晴らしく,キラキラ透き通った音色です。
ですがボクにとってはそれだけじゃない価値があるんです。
ブルーグラスが大好きだった親父の形見なのです。
12月13日は父の命日なんですよね。
しかしギターなんて演奏してナンボなので,
大事にはしてますがバリバリ使ってます。

マイクで音を拾った方が良いのでしょうが,
プレイアビリティやステージでのセッティングを確保するために
仕込みマイクも追加装備。
信頼する方に加工をお願いして,ついでにメンテナンスもしてもらったので
音も状態もバッチリです。

ボクが生きてる限り弾き続けます。
死ぬ時には子どもか孫に譲りたいですね。
そいつらがミュージシャンであることを切に願います(笑)
お父さん,大事にしていたギター
今でもちゃんと鳴ってるよ。

原点の楽器


楽器の原点と言えば打楽器。
打楽器と言えばドラムです。
太古から存在した最も原始的な楽器ですよね。
ボクの原点もドラムなんです。
楽器へのファーストコンタクトは生まれて間もない頃なんですけど。

親父の足元でチョッカイ出してるのがボクです♪
この時に親父が持ってるギターもなんかナゾです。
TOMBOってメーカー名が入ってますよ?
ブルースハープの会社か???
セカンドコンタクトは・・・
あ,話が逸れた,戻りますね。
物心ついてから初めての音楽との接触は,小6の時の町の音楽会でした。
中学校のブラスバンドの演奏を聴いてシビれびれびれ♪
音楽と言えばウルトラマンのテーマソングとかアニメソングばっかりだったボクは
圧倒的なナマの音のシャワーに心を鷲掴みされたんです。
今にして思えばたいした演奏じゃなかった気もしますが・・・
それまでは剣道部への入部を考えていたけれど方向転換!
中学生になったボクは吹奏楽部に入りました。
色んなパートをみてまわったんですが,
一番勧誘が強引(笑)だった打楽器パートに所属。
メトロノーム相手に基礎練習に明け暮れる3年間でしたよ。
高校時代はブラスバンドで打楽器奏者もやってたけど
悪友たちとバンドを組み,文化祭や町の企画のライブに出たりしてましたねぇ。
なんかアマズッパイ思い出です♪
そんなボクに変化が起きたのは大学に合格して上京してから。
ステージの後ろで動けないドラムに嫌気がさし,
ギター志望の初心者と身分を偽って軽音楽部に潜入。
ドラマーからギタリストへ転向した瞬間でした。
数年後,ギタリストとしての地位を確立したボクは,
誰もいない部室でいままで封印していたドラムを叩いてしまいました
つい懐かしくなって。
その時突然ドアが開き,すごい勢いで後輩が部屋に飛び込んできて叫んだんです。
「先輩!ドラムできるんじゃないですか!!ウチのバンドにゼヒ!!!」
結局その勢いに押され,後輩君のバンドのドラマーになったんですけど
どうせやるんならと購入したのがこのスネアドラム。
長い前振りしたね,今回は(笑)
1992年くらいのTAMAの楽器で
シェルはローズウッド,フープはブラス製。
トンットンッとタイトでウォームな音が出ます。
そしてボクの太鼓の音の秘密がコレ。

リングマフラーです。
余分な響きをカットしてよりタイトな音になるんですよ。
ライブハウスのP.A.さんに
「良い音だすねぇ,キミのスネア」って言われて
「このドラムには愛が詰まってますからね!」
と嘯いたエピソードを思い出しました♪
そしてハードヒッターだったボクに欠かせない重要なアイテムは
予備のスティック!

演奏途中に折れたり,汗で滑って飛んでいったりと
トラブルにはかなり見舞われましたが,備えあれば憂いなしでした。

そんなボクのお気に入りは,先端がボール状でちょっと太めのヒッコリー。
家の中じゃなかなか叩けないドラム。
久しぶりに叩いてみたいけど,今後出番はあるのかな???

夕陽のベースマン


レッドホットチリペッパーズのベーシスト,
フリーさんが立ち上げたブランド「FLEABASS」のベースです♪
初心者やジュニアをターゲットにしており,
低価格なんですが音質にもこだわっているというウレシイ楽器です。
スラップ奏法の神と呼ばれた男のプロデュースしたベース,
かなり寄ってます♪
前回のミュージックマスターベースの対極に位置してますね。

ギャング団のファーストミニアルバム「アジト」をレコーディング中,
「どうにもミュージックマスターではパワーが足らんな・・・」
と思っていたんですよ。
しかしギタリストのボクはホンモノのベースを購入するのに躊躇しており,
経済的にも入手が困難な状況だったワケです。
かといって安価な楽器で安い音を出すこともしたくなかったんですよね。
そんなワガママな気持ちに応えてくれたのがこの娘でした♪

ボディの真ん中に夕陽のような丸が輝くコイツに!
派手なルックス同様,音もハデです。
スラップ時のバビバビした感じはまさにレッチリ♪
その代わりマイルドな音は出ません(笑)
野太い低音もそんなに強くはないです。

あとボクのベース,2本ともショートスケールなんですよね。
ボクはベーシストじゃないので拘らないですが,
ベース弾きの皆さんからはウケないんじゃないかなぁ?

所謂チョッパー奏法が出来るようになりたいですねー。
それよりも王道を行くベースが無いままで良いのか???

限りなくグリーンに近いブルー


Fender Musicmaster Bass (1968)です。
老舗メーカーの古いスチューデントモデルですね。
この娘と衝撃的な出会いをしたのは2001年の春。
お茶の水の楽器屋さんでした。
何気なく覗いた店先にたたずんでいたんです,
この美しい色のベースが。

一瞬で心を奪われました。
ボクはギタリストなのでベースは必要ないのですが,
もう恋心はメラメラと燃えてました。
試奏をお願いしたのですが古い楽器だった所為か音が出なくって。
店員さんが1時間で直すんで良かったらまた来てくださいと。
それでも既に決めてたんですよ,連れて帰ることを。
衝動は止められなかったですね。

小さなシングルコイルに最小限のコントロール。
パワーはないけど,優しい音がしました。
なんかピックガードに付いてる指置きみたいなのの位置が
間違ってるような気がせんでもないんですけどね,
きっと前の所有者がサウスポーでジミヘン的な使い方をしてたってことで♪

このベースを入手してすぐに,
日本橋を拠点としたオッチャンバンドの助っ人ベーシストとして
少しの間だけ活動してました。
ナニやら運命的なものを感じる楽器ですねぇ。
今でもレコーディングで使ってますよ。

グラデーション


シルバーバーストのグラデーションが美しいギターです。
Gibson L-6Sですな♪
ボクのコレは1980年製ってことで立川の楽器屋に置いてありましたが,
どうも調べてみると生産されたのは1973~1978年の5年間だとか・・・
ギブソンの楽器はこの辺が曖昧で面白いですね。
ボクの手元にやって来たのは1993年頃だったかな???
ちょっと正確には覚えてないんですが,
その頃のライブで使用してる写真があったので。
かつてサンタナが使ってたL-6S。
なんか限定復活してますね。

なにやらクヤシイ感情がないこともないです。
ですがホンモノはピックアップセレクターの配線が違うのだよ!
復活品とは違うのだよ,復活品とは!!!

当時様々な音色が作れることから
レインボーサウンドと呼ばれたスーパーハムバッカー(笑)を搭載したこの娘,
その6WAY セレクターの配線はコレが本当なのです。
①両ピックアップシリーズ配線
②フロントピックアップのみ
③両ピックアップパラレル配線
④両ピックアップパラレル配線のフェイズサウンド
⑤リアピックアップのみ
⑥両ピックアップのフェイズサウンド
ホントに色んな音作れますよ♪
ブライアン・メイの音に挑戦したこともありました。
挫折しましたけど・・・

ともあれリアP.U.のみのグイグイとした若干高音の効いた音は
エッジが感じられて好きですねー♪

抱えた感じはSGっぽいですね。
薄く感じますが弾きやすいですよ。
最近使ってないからまた弾いてあげないとなぁ。

ツンデレな音


ホロウボディのギターが欲しくて探していたところ,
コレに出会いました♪
Duesenberg DSR Starplayer TV (2003)
デューゼンバーグはローリングストーンズのロン・ウッドや
マイケル・シェンカーの使用で有名なドイツのギターメイカーですが,
日本では椎名林檎が所有してることで人気に火が点きましたね。

英語読みではデューセンバーグですが,ドイツ語だとデューゼンバーグなんですよ。
中空ボディのエレクトリックギターと言えば,
グレッチやリッケンバッカー,ギブソンだとES-335,
フェンダーだとテレキャスター・シンライン等が思い出されますが,
どれもボクの心の琴線には響かなかったんです。
で色々探していて秋葉原の楽器店で見つけました。
オレンジのボディにキラキラのピックガードがカッコイイこの娘を。

ソリッドなホロウボディ。
パワフルに歪ませても,どこか優しい空気が含まれてる・・・
そんな二面性を持ち合わせてるギターです。
リヤのP.U.はハムバッカータイプなので強力に歪みますが,
ホロウの特性が混ざってどこか癒し系なズンズンとした音が出ます。

フロントはオリジナルのP-90タイプ,キラキラしたクリーントーンが美しいです。
激しくも優しい,こういうの何て言うのかな???
ツンデレ?
そう!!
ツンデレ娘です(笑)

とは言えこのギター,使いどころが難しくって
過去に1回しか人前に出してないんです。
今後,いっぱい使ってあげたいですね。

意味不明


本日紹介するギターはホントに意味が判りません。
ギブソンさんは何故コレを作ったのでしょうか???
そう!
コレ,こんな形でもギブソン製なんですよ!
どうやら80~90年代に生産されたけども,
人気が出なくて消え去ったモデルらしいです。
その名もMⅢ♪
って事はⅠやⅡもあったのか?
更に続くナンバーも存在するのか?
ボクには判りませんが,噂ではⅣがあるとかないとか・・・
ボクがこのギターに出会ったのは1997年の渋谷の楽器屋さんでした。
壁にかかっていたコイツをみて衝撃を受けましたね。
ストラトシェイプにスリーハムですよ!?
ま,コレをストラトシェイプって言ってしまうのも抵抗はあるんですが・・・

ビックリしましたね,見た目の下品さに(笑)
なんでこのカタチ???
意味が判らん。
ギブソンからしてみたら変形なのか???

ほら,ギブソンによくあるボディとネックのアングルが付けられてないです。
フェンダー的な作りですよね。
衝撃を受けてアタマの回路がショートしてしまったのか,
帰路に着くときにはこのギターを抱いてました♪
ところがですね,このギター
指版が幅広でネックが平べったい。
そのうえフレットが高くて弾き難いのなんのって・・・
HR/HM用に開発されたモノみたいで,Charvel社のフィーリングに似てますね。

24フレットまであることから高音速弾き重視な作りと思われます。
少なくともボクの好みではないです。
いや,使いこなせないだけですけど・・・
もっと技巧派ギタリスト向けなのでしょう。
そしてペグがまた扱いが難しい。

ギブソンオリジナルのシステムらしいですが,弦をまっすぐに張らないと
すぐにチューニングが狂います。
トレモロユニットも同じくです。

これまたギブソンのオリジナルユニットっぽいです。
アームを時計回りいっぱいに回すとフローティングがロックされるんです。
しかしロックの前後でチューニングが狂います。
しかもフローティングのバランスがとっても微妙で,
ちゃんとセッティングしないと1回のアーミングでチューニング狂います・・・
物凄くジャストなセッティングを出さないと
楽器として機能しない,難し~いギターです。
とんでもないワガママ娘ですな♪
なんでこんもの売りだしたんだ???

肝心の音はですね,とてもジャキジャキしたハイパワーな音が出ます。
それにトーンのツマミを引っ張ることでハムをシングル回路に切り替え可能なんで,
多彩な音作りが出来ますよ。
音は気に入ってるんですけど,どうにもプレイアビリティが悪すぎる。
ライブでは1回使っただけで,あとはレコーディングにしか使ってないです。
一時期売っちゃおうかとも考えましたが,
なんか今では少しだけ愛着が湧いてきた不思議なギターです。

変形!


ギブソンと言えば変形ギター,変形ギターと言えばギブソン♪
そう信じて疑わないボクです。
このギターは1958年に最初期フライングVとともに作られた
Futuraってギターです。
エクスプローラーのプロトタイプ的なモデルですが,
より細いウェストのシェイプがグラマラスで魅力UP!
ホンモノのFuturaは地球上に2本現存してるかどうからしく,
マニア垂涎のアイテムとなってます。

ですがボクのは1998年に山野楽器がギブソン社に
発注して製作された99本のレプリカの中の1本です。
若干太めのネックですけど弾きやすいです。
骨太で甘いトーンがロックバラードのソロやオブリガートなんかに絶妙にマッチ♪
ブリブリとした歪みが非常に気持ちの良いギターです。

このギターもストラップにコダワリがありまして,
透明なモノを使用してます。

これもボクの宝物の一つです。
が,結構ライブで使用してるのでキズ多数・・・
もしもボクが二人いたら,前回のフライングVとコレで
ツインギターのバンド組みたいです♪