月刊ニュータイプを買いましたよ。
流石にこの年齢でアニメ雑誌を買うのに少々の勇気がいりましたね(笑)
でもね,買わずには居られなかった。
これは買うしかなかった。
何故って?
連載再開だからさ!
ボクがこの作品のファンになったのは1989年頃。
当時から単行本発売の度に連載休止してたんですよね,この作者。
その都度,単行本を心待ちにしながらワクワクしてました。
でも今回は連載休止から8年。
流石に待たせ過ぎでしょう,永野護先生よぉ!
しかも世界観が!!!
まるでパラレルワールドのよう。
正直,面喰らいました。
ま,軸の部分はブレてないんでボク的にはOKです。
今後の展開も楽しみにしてます。
ファイブスター物語。
ボクがこの世を去るまでに完結してもらいたいマンガのひとつですね。
また,永野護先生と言えばこの作品。
「FOOL FOR THE CITY」
これも好きでしたねぇ。
作品中に語られるFoghatってバンドの楽曲も好きですよ♪
カテゴリー: 読み物
人柄と本
最近,よく本を読んでいます。
それも友人から借りて読んでいます。
今回借りて読んだのは,写真の左から
「人間仮免中」(卯月妙子著,イースト・プレス)
「純平、考え直せ」(奥田英朗著,光文社)
「カメが好き!」(みのじ著,Pヴァイン・ブックス)
の3冊。
「人間仮免中」はとてもディープです。
ドキュメントなので当然実話なのですが,
心をオロシガネで引っ掻かれるような痛みを感じます。
絵はヘタだけれども,魂の叫びが聞こえるようです。
“宝島社のこのマンガがすごい!2013”の第3位にランキングされるなど,
表現する技術が稚拙でも,伝えたい気持ちがホンモノならば
世間の評価も高くなるという良い見本ですね。
ボクが一番好きなのは表紙の絵です。
主役のお二人がとても幸せそう。
どうも著者の作の絵ではないのでは?
という疑惑も持っているのですがね。
「純平、考え直せ」は世の中の希薄なコミュニケーションについて思いを馳せました。
誤解を恐れずに極論するのであれば,
ネット上の匿名性の高い書き込みでも,
ある人物の行動について誰かが発言しているならば,
例えそれが中傷や誹謗であったとしても
無関心であるよりは良いのではないかということ。
現代社会において身の置き所を見つけられない,
今居る場所に息苦しさを感じている人々の
声にならないメッセージを受け取りましたね。
「カメが好き!」はひとつの愛のカタチなのでしょう。
カメに関する本は多数ありますが,
どれもカメの種類とその生態,飼育の方法等が
記載されいる図鑑的なものがほとんどです。
しかしこの本は“ただひたすらにカメが好き”としか書かれていません。
カメに会うために旅行に行くお話や,
収集したカメグッズの自慢などなど。
読んでて和みますよ。
深い愛を感じます。
ボクは人から本を借りて読むのが好きになりました。
本に書かれている物語だけでなく,
貸してくれた人のストーリーも感じ取ることが出来るから。
持ち主の人柄を思いながら読む本は面白いです。
そんなボクのオススメはコレ。
「ビブリア古書堂の事件手帳4 ~栞子さんと二つの顔~」
(三上延著,メディアワークス文庫)
第4巻のテーマはボクのスキな江戸川乱歩。
面白いですよ。
21番目の元素
スカンジウム。
21番目の元素です。
その取引量は全世界でも年間45kg以下というレアメタル。
ボクの自転車はこのスカンジウムとアルミの合金フレーム♪
「世界で一番美しい元素図鑑」
(セオドア・グレイ著,ニック・マン写真,若林文高監修,武井摩利訳)
を買いました。
ずっと欲しかったんです,コレ。
写真が本当に綺麗なんですよ。
この世のすべてのモノは無くなることはなく,
万物は分解されて元素に帰るんです。
ちょっと基礎を見直してみたいと思います。
ロックってなんだ?
コレはボクのバイブルと言って良い程,
ボクの思想に影響を与えてくれたマンガ
「アイデン&ティティ 24歳/27歳」(みうらじゅん著,角川文庫)
以下の公式サイトでみうらじゅん氏の解説動画が観れます。
http://miurajun.net/book/book_90.html
そしてギャングミサイルのドラム君に貸してもらったマンガがコレ。
「日々ロック」(榎屋克優著,集英社)
公式サイトはコチラ→http://youngjump.jp/manga/hibirock/
中島くんも日々沼くんも“ロック”の意味を探しています。
這いつくばって血ヘドを吐きながらも探し続けています。
ロックってなんだろう?
売れなきゃロックじゃないのか?
売れたらロックじゃないのか?
何か伝えたい事を唄うのがロックなのか?
何かが伝わらなくてもロックなのか?
ロックの定義なるものを紐解けば,
● 曲を自作
● バンドスタイル(ギター、ベース、ドラムスが主流)の演奏
● アーティストの自主性で成り立つ
という決め事があるらしい。
ホントに?
コピーやカヴァーはロックじゃない?
生ギター1本はロックじゃない?
自主性云々は頷けるけど。
思えばミュージシャンとして自覚してから約30年。
演奏してきたジャンルは圧倒的に“ロックミュージック”が多かった。
何故,どうしてそんなにもやり続けられたんだろう?
で,今のボクの答え。
「そこに“カッコイイ”があるから」
自分の価値観で“カッコイイ”があったから。
ボクのロックは“カッコイイ”が基本。
お客さん呼べなくても,CDが売れなくても。
カッコイイ自分を表現する手段なのだ。
誰のためでもなく,自分のため。
ついでだけど,自転車もカッコイイ。
写真もカッコイイ。
ずっとカッコイイを追いかけていたいな。
機能不全なココロ
「真夜中のパン屋さん」(大沼紀子著,ポプラ文庫)を読みました。
このお話,まだまだ続いてまして現在以下の3巻が発売中。
「午前0時のレシピ」「午前1時の恋泥棒」「午前2時の転校生」
公式サイトはコチラ→http://www.poplarbeech.com/sp_pickup/mayopan/
上手く機能しないココロの持ち主たちのお話です。
登場人物がみんな,ココロに大きな悩みを抱えています。
でも,それは現代社会に暮らす人々の心のカタチを
傷ついたココロをデフォルメしたものなのでしょう。
だからこそ読者は強く惹かれる,物語に,キャラクターに。
ボクは関係を上手に作れない親子たちにハマりましたねぇ。
親が思う子どものイメージ,子が思うお父さん,お母さんのイメージ。
違うのは当たり前だけど,その擦り合わせ上手にできないと
時に血が滲んでしまうのでしょうね。
上手く出来てるのかなぁ,自分は。
娘と,父母と関係性を形成できてるのかな?
かと言って形成することで苦労するのも違うと思うし。
自然体で健やかな関係性を築ければ良いのだけれど。
残念なのは“美味しそう”な描写がちょっと少ないことかなー。
せっかく“美味しいパン”がもう一つの主役なのに
活かし切れてない感がありましたね。
オススメですよ,このオハナシ。
4月からドラマ化するみたいですね。
TVでやる前に読めて良かった♪
やっぱりミステリはキライだ
「夜行観覧車」(湊かなえ著,双葉文庫)を読みました。
「少女」,「告白」,「贖罪」そして「往復書簡」と
今まで湊かなえ作品を立て続けに読んできました。
読んでイヤな気分になるミステリを“イヤミス”って言うそうですね。
なんでも省略形にしてしまう気質はあまり好きではないのですが・・・
やっぱりミステリはキライだ。
最初の3作品はまさにイヤミスでした。
「往復書簡」は少しだけ救いがあったかな。
そして今回は「夜行観覧車」。
文庫化されたので早速購入。
これはね,読み始めから中盤までがとてもイヤミスでしたよ。
登場人物のディティールがとても凝っていて,
読み手にリアル感がヒシヒシと伝わってきます。
大きくても小さくても,社会に住むという残酷さが
人々が抱える心の闇が怖いです。
でも最後,登場人物のそれぞれの成長に
少しだけ救われます。
やはり僕は湊かなえ作品が好きです。
ボクは「彩花」だな。
一番おバカな「彩花」だな。
海の街のお話
先日,近所の本屋さんに行ったところ
「海街diary 5 群青」(吉田秋生著,フラワーズコミックス)
が発売されているのを知りました。
吉田秋生先生と海街diaryの公式サイトはコチラ↓↓↓
http://flowers.shogakukan.co.jp/artists/art_c.html
おお!吉田秋生の新刊じゃないか!
“すずちゃん”のその後が読みたいゾ!
と思ったのですが,このシリーズは購入しておらず,
5巻だけ買って読むのもなぁ・・・って思ってたんです。
で,そのままその書店の中古本コーナーに歩いて行くと
なんと海街diaryの1~3巻が1冊¥50で売ってるじゃないですか♪
とりあえず新刊は買ってないけど,見つけた3冊を購入♪
ホントはね,音楽活動とかをやってる身としてはですね,
中古CDや古本ってビミョーに思うんですよね。
ボクが買ったことによって発生する利益は作者に届かないですから。
とはいえ自身の経済としてはセカンドハンズって助かるワケで・・・
葛藤はしたのですが結局買ってしまいました。
さてさて・・・
久しぶりに読み返しましたが吉田先生はやっぱり上手いですね。
中学生からアラサーの女性の心の動きを良く表現してると思います。
人間模様や恋心・・・
人を好きになるって本当に理屈じゃないし,
たとえ身内でも他人のレンアイにとやかく言えるもんじゃないって事が
とっても良く判ります。
そして死別することや生きていても離れ離れになることの辛さ。
嗚呼,やっぱり4巻と5巻も読みたいゾ!
これは新品を買うしかないのか!?
女子のチカラ
「くるくる自転車ライフ」(こやまけいこ著,イースト・プレス)を読みました。
万願寺とうがらしと共に実家の母が送ってくれたんです。
「面白かったから読んでみて!」って。
最近,この手の本流行ってますよね,
女性目線の登山やマラソンを扱ったエッセイマンガ。
鈴木ともこさんの「山登りはじめました」とか,
たかぎなおこさんの「マラソン1年生」とか。
女性の力って偉大だと思います。
どれもこれも面白かったですモン♪
何故オトコにはこういうの描けないのでしょうか???
ボクは男なので考えてみました。
マニアックなメカ的な知識や
暑苦しいアセ臭さが邪魔してるのでしょうか?
いやいや,女性ならではの価値観ではないでしょうか。
「くるくる」を読んでいて思ったのは,
相方さん(♂)は次々に新しいバイクに手を出して,
カスタムしまくってます。
頂点を目指し続けて,そこに面白さを見出してるようです。
一方,主人公のけいこさんは,自転車に乗る楽しさを
自分の身の回りレベルで発信してるんですね。
これなら読者も感情移入しやすいんだろうなぁと思いました。
自転車に乗ったことないヒトは,
「これならアタシにも出来る!」とか,
自転車歴がソコソコ長い方は,
「こんな時代もあったね」と。
なんにしてもイマの時代,女子の力で経済が動いてるって感じますね。
女性は強いです♪
かあさん,ありがとうパートⅡ!
ドドドドドド
ドドドドドってどんな夜明けやねん♪
最近,ブログ仲間のredpurpleroseさんやチャーリーさん絡みで
「ジョジョの奇妙な冒険」の話が出て来たんですよ。
なもんで「ジョジョの奇妙な冒険」(荒木飛呂彦著,JUMP COMICS)を読んでます。
シリーズ総計100巻を超えるこの超大作,ほんとは1巻から読みたかったのですが,
近所のレンタルコミック屋にいったところ,1~20巻までレンタル中・・・
しょうがなく,空条承太郎の途中から東方仗助の途中までを借りてんるです。
こういう読み方,非常にストレスフルですね!!
早く初めと続きを読みたいです。
ところでこの夜明け,どのシーンか判るコアなファンの方いますか???
フォースの導きがあらんことを
「ダース・ヴェイダーとルーク(4才)」(ジェフリー・ブラウン作,富永晶子訳,辰巳出版)を読みました。
最高です!
素晴らしい育児書です♪
この絵本の存在は盟友,火の玉レッド氏から知らされていたのですが,
ようやく手にすることができました!
スターウォーズファンのお父さん,
ぜひ読むベシ♪
カワイイですよ。