耳をすまして

 今日は皆でお散歩にお出掛けです。日頃「虫の声」という歌や「トンボ」という歌を身近で楽しむすみれ組さんなので、出掛ける前から「いるかなー?」と期待していたのですが・・・「ミーンミーン・・・」なんと9月末でもセミさんは元気でした。   
 ですが、よーく草むらの中で耳を澄ませば「チッチ・・・リリリ・・・」コウロギらしい声、また空からはヘリコプター、周りにはガサガサと風にゆれる葉の音。これらすべて私達ではなく、「音」に気付いた皆が教えてくれました。あふれる音一つ一つが皆にとっては発見ですね。


 帰園後、お友達との会話がはずむEちゃん。
E:「トンボのメガネは水色じゃなかったね」
担任:「えっ?何色だった?」
E:「くろ・・・」
 確かに・・・大人が忘れた発見も常に出来ているようで、私達が気付かされました。
目に映った空の色が・・・なんて話しはまだ難しいですものね!