重茂(おもえ)半島は、リアス式の三陸海岸に数ある半島の中で、最大の面積(花見川区の二倍強)を有します。
その南端に当たり、津波の常襲地帯だったのが、姉吉地区です。
姉吉地区の人々は、これ以上津波被害を出すまいと、津波の最高到達地点の山腹(標高約60m)に、『大津波記念碑』を建立します。
高き住居は 児孫の和楽
想え 惨禍の大津波
此処より下に 家を建てるな
明治二十九年にも 昭和八年も
津波は此処まで来て 部落は全滅し
生存者僅かに前は二人 後は四人のみ
幾歳経るとも 要心あれ
それから78年が過ぎて起きた2011年の「東北地方太平洋沖地震」では、姉吉地区に最大で38.9mもの巨大津波が襲いかかったものの、『大津波記念碑』より高い地点に移転していた姉吉地区の集落に、被害は及びませんでした。
前回の問題 解答
喜望峰の南緯34度21分25秒に対し、アガラス岬は南緯34度50分00秒です。
今日の問題
重茂半島は、「日本の◯◯百選」の一つに認定されています。
この◯◯に入る熟語は、何でしょう。
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