カテゴリー別アーカイブ: 世界の旅

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その14

 カラーリット・ヌナート(グリーンランド)は、東へ東へと進出してきたモンゴロイドと、西へ西へと進出してきたコーカソイドが、隣り合わせに居住する初めての地でした。
 面積が最大の島に、モンゴロイドのイヌイットの人々は、古くから伝えられてきたアザラシを中心とする狩猟生活を持ち込み、4500年を超えて今なお居住し続けています。
 一方、コーカソイドの北方ヨーロッパ人は、ヒツジやウシなどの牧畜生活を持ち込んだものの、500年ほどで夢破れています。

 モンゴロイドの東進は、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)までを居住地とした段階で終了しました。
 コーカソイドの西進は、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)から撤退した段階で終了するかに見えました。

 ところが、南方ヨーロッパ人を中心とするコーカソイドは、大西洋を横断して、南北アメリカ地帯を植民地化します。
 アフリカ大陸を周航し、インド洋を横断して、アフリカ・アジア地帯を植民地化します。

 モンゴロイドは、東へ進みながら、それぞれの地域性に応じた文化を育んでいきました。
 コーカソイドは、西へも東へも進みながら、共通化した文化を育んでいきます。      < 完 >

世界地図 ヨーロッパアフリカ中軸アイスランド

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その13

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その12

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その11

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その10

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その9

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
  太陽が黄経210度を通過し、秋の季節の最後となる二十四節気は、霜降です。 
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、最も降雪が多い12月の平均降雪量は、どれでしょうか。
  A 247.2mm
  B 247.2cm
  C 247.2m
  D 247.2km
       

 

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その13

 アラスカ各地から南進を続けたモンゴロイドは、当初はマンモスを追い求めます。
 しかし、マンモスが絶滅すると、それぞれの地域性に応じた狩猟生活や農耕生活へ転じていきます。

 アラスカ各地から東進を続けたモンゴロイドは、アザラシを追い求めます。
 カラーリット・ヌナート(グリーンランド)に居住するイヌイットの人々は、長らくアザラシを主食としてきました。

 アザラシは、北極に近い方が、たくさん獲れます。
 一時期、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)の南部へ移り住んだイヌイットの人々が全滅したのは、アザラシ猟が関係していると思われます。

 極北の島・カラーリット・ヌナート(グリーンランド)は、アザラシの宝庫だったからこそ、モンゴロイドの東進最終地になったのでしょう。
 モンゴロイドが、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)より東方にあるアイスランドへ渡航した形跡は、見当たりません。< つづく >

世界地図 ヨーロッパアフリカ中軸アイスランド

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その12

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その11

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その10

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その9

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 北欧理事会(正式加盟は五ヶ国)は、「有機フッ素化合物(ピーファス・PFAS)」による健康への影響を、一年間当たり「約10兆9200億円 + 環境回復費用」と試算しています。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、降雪日(25mm以上の降雪があった日)が一番多い12月で、降雪日は平均して何日でしょう。
  A 2.7日
  B 4.7日
  C 6.7日
  D 8.7日
       

 

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その12

 北アメリカ中央平原の北端・エドモントン付近から、南アメリカの南端・フエゴ島までは、直線距離で約12000kmあります。
 モンゴロイドは、この長大な範囲を、1000年~2000年間もの短期間で、居住地にしました。

 そこには、亜寒帯気候もあれば、温帯気候もあります。
 乾燥帯気候もあれば、熱帯気候もあります。
 砂漠地帯もあれば、標高4000mを超える高山地帯(富士山の山頂以上)もあります。
 以前から居住していた寒帯気候も含めれば、モンゴロイドは、地球上のあらゆる気候風土に、瞬く間に適応していきました。

 アラスカに止まっていたモンゴロイドは、一部が少しずつ氷雪の中を東進し続けます。
 ついには、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)へ到達します。
 南アメリカの南端・フエゴ島への到達に遅れること約5000年、今から約4500年前です。<つづく>

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その11

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その10

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その9

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 胸腔と腹腔の間にあり、意識的に動かしたり止められる器官は、横隔膜です。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、降水日(1mm以上の降水があった日)が一番多い8月で、降水日は平均して何日でしょう。
  A  6.0日
  B  8.0日
  C  10.0日
  D  12.0日
       

 

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その11

 巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が二分されてできた、西側の大氷床と東側の大氷床の間の回廊を通って、マンモスが、モンゴロイドが、南下し出します。
 長い長い回廊を抜けると、北アメリカの大草原が広がっています。
 時に、1万2000年前ごろのことです。

 温暖で豊かな大草原に、極北からやってきた動物群は、さぞかし喜んだことでしょう。
 その動物群を追って大草原に辿り着いたモンゴロイドは、動物群以上にうれしかったに違いありません。
 それまで保ってきた節度を忘れ、狩猟に明け暮れた結果、マンモスを始めとする大型哺乳類は、次々と絶滅に追いやられます。

 そこでモンゴロイドは、限られた動物群を相手に同じ地で狩りを続ける集団を残し、さらに南へ南へと進出して行きます。
 現メキシコへ、中央アメリカへ、南アメリカへ、さらにはアンデスの長大な山並みを貫き、最南端のフエゴ島へ到ります。
 今から1万年ほど前、日本列島で縄文文化が始まるころです。<つづく>

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その10

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その9

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 西宮北口駅で、日本唯一の鉄道軌道平面交差が行われたのは、58年間です。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、平均してくもりの時間が多いのは、11月22日ごろから翌年の何月何日ごろまででしょう。
  A  2月24日ごろまで
  B  4月24日ごろまで
  C  6月42日ごろまで
  D  8月24日ごろまで
       

 

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その10

 現生人類は、6万年近くもの歳月を費やして、アフリカ大陸から北アメリカ大陸へ、足を踏み入れました。
 その先には、高さ数100mもの巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が、立ちはだかっています。
 マンモスも、モンゴロイドも、進めません。

 立ち往生している間に、氷河期が終わり、温暖な気候へ変わります。
 氷河は溶け続け、海面は次第に上昇します。

 やがて、ベーリンジア(ベーリング海峡とベーリング海一帯の広大な陸地)は、海面下に沈んでいきます。
 復活したベーリング海峡によって、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸とは、地続きではなくなっています。
 このままでは、マンモスも、モンゴロイドも、アラスカの大地に隔絶されてしまいます。

 温暖化は、海面を上昇させただけではありません。
 高さ数100mもの巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が、縮小し始めます。
 巨大な氷床は、西側の大氷床と、東側の大氷床に、二分されます。
 東西の二大氷床の中間には、氷床に覆われていない大地が出現します。
    <つづく>

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その9

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 「夜会草」との別称を持つ花は、「ヨルガオ」です。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、平均して晴れの時間が多いのは、8月24日ごろから何月何日ごろまででしょう。
  A  9月22日ごろまで
  B  10月22日ごろまで
  C  11月22日ごろまで
  D  12月22日ごろまで
       

 

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その9

 モンゴロイドは、高度な狩猟技術や、寒冷な気候に適応できる生活技術を携え、集団をまとめる社会組織も整えていました。
 そこでモンゴロイドの一部は、さらに北進して北極海沿岸へ、別の一部は東へ東へと進んで行きます。

 折しも氷河期に入り、気候は一段と寒さを極めていきます。
 それでも、狩猟の対象となるマンモスは、ステップに適応して、ますます増加します。
 マンモスは、広がるステップに合わせて、生育範囲を東方へ拡大します。
 それらのマンモスを追いかけるように、モンゴロイドも東方へ居住範囲を広げます。

 現在の世界地図を見ると、シベリアの東方にはベーリング海峡があり、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸とを隔てています。
 しかし、今から2万年ほど前の氷河期には、海面が現在より約100m低く、ベーリング海峡はもちろんベーリング海一帯も広大な陸地でした。

 この広大な陸地=ベーリンジアを、マンモス達が次々と進んで行きます。
 マンモス達を追って、モンゴロイドもベーリンジアへ歩みを進めます。      <つづく>

世界地図 ヨーロッパアフリカ中軸アイスランド

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 郵便局のマーク「〒」は、以前に郵便局を管轄していた「逓信省」の頭文字を図案化したものです。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)における最暖月=7月の平均最高気温は、何度でしょう。
  A +19℃
  B + 9℃
  C - 9℃
  D -19℃
       

 

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

  コーカソイドは、西方へ進み、ヨーロッパに至ります。
 その中の一部は、北ヨーロッパからアイスランドへ進みます。
 そのまた一部は、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)へ渡って行きます。

 モンゴロイドは、東方へ進み、アジア各地へ移住しながら、生活技術を革新していきます。
 中でも細石器の製作術を身に付けたことで、軽くて強力な槍や矢を創り出します。

 狩猟技術の進歩は、豊かな食生活をもたらすばかりではありません。
 皮革は、温かな衣服・寝具・家屋の材料になります。
 集団で狩猟すれば、互いのコミュニケーション力も、言語能力も、高まります。

 モンゴロイドのうち狩猟用具や寒さに耐える生活用具を携えた集団は、北方へ向かいます。
 北方の大地には、大型哺乳類がたくさん生息していたからです。

 今から2~3万年前ごろ、モンゴロイドは、北緯50度線を越え、シベリアにまで生活圏を拡大します。  < つづく >
世界地図 ヨーロッパアフリカ中軸アイスランド

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 「1966年台風第18号」は、上陸地点に因んで「第二宮古島台風」と命名されています。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)における最暖月=7月の平均最低気温は、何度でしょう。
  A +15℃
  B + 5℃
  C - 5℃
  D -15℃
       

 

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