〈 震災遺構・請戸小学校 〉本州外周 その16

 2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震は、激しい震動とともに、巨大津波を発生させました。
 海岸から300mほどしか離れていない請戸小学校(浪江町)にも、高さ約15mの津波が押し寄せます。

 危険を察知した児童と教員は、地区住民が津波に飲まれる中、すぐさま2kmほど離れた大平山(標高・約40m)へ、避難を始めます。
 途中、山道を経験していた児童の機転で、大回りの公道を避け、抜け道を辿って間一髪、全員が頂上へ無事辿り着くことができました。

 奇跡的に一人の犠牲者も出さなかった請戸小学校の校舎は、津波の凄まじさを後世に永く伝えるため、震災遺構として保存・公開されています。
福島県 請戸小

 〈 「山を越えろ」 災害伝承館 〉本州外周 その15

 〈 立ち入りを阻む二重鉄柵 〉本州外周 その14

 〈 平沼ノ内弁天岬 賽ノ河原 〉本州外周 その13

 〈 塩屋崎 〉本州外周 その12

 〈 小名浜港と三崎公園 〉本州外周 その11

 〈 勿来の関公園 〉本州外周 その10

 〈 茨城県海岸線の北端・福島県海岸線の南端 鵜ノ子岬 〉本州外周 その9

 〈 平潟漁港とアンコウ 〉本州外周 その8
 
 
 
 
 
 
      前回の問題 解答
 「心算」は、熟字訓で「つもり」と読みます。
 

      今日の問題 
 津波による死者と行方不明者・119名は、請戸地区住民の何%に当たるでしょう。
  A 1.6%
  B 3.6%
  C 5.6%
  D 7.6%
    

 
  夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です