2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震は、激しい震動とともに、巨大津波を発生させました。
海岸から300mほどしか離れていない請戸小学校(浪江町)にも、高さ約15mの津波が押し寄せます。
危険を察知した児童と教員は、地区住民が津波に飲まれる中、すぐさま2kmほど離れた大平山(標高・約40m)へ、避難を始めます。
途中、山道を経験していた児童の機転で、大回りの公道を避け、抜け道を辿って間一髪、全員が頂上へ無事辿り着くことができました。
奇跡的に一人の犠牲者も出さなかった請戸小学校の校舎は、津波の凄まじさを後世に永く伝えるため、震災遺構として保存・公開されています。
〈 茨城県海岸線の北端・福島県海岸線の南端 鵜ノ子岬 〉本州外周 その9
〈 平潟漁港とアンコウ 〉本州外周 その8
前回の問題 解答
「心算」は、熟字訓で「つもり」と読みます。
今日の問題
津波による死者と行方不明者・119名は、請戸地区住民の何%に当たるでしょう。
A 1.6%
B 3.6%
C 5.6%
D 7.6%
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ