養老山地は、中部と南部が、岐阜県と三重県との県境になっています。
その養老山地北部の東側断層崖に流れ落ちているのが、養老の滝です。
落差は約30m、幅は約4mあります。
「日本の滝百選」に、選ばれています。
「養老の滝」の名の由来となった、『孝子物語』が伝えられています。
昔々、滝の近くに若い樵が住んでいました。
樵は、体が弱って年老いた父親と二人で暮らしていました。
ある日、樵は滝壺に落ちてしまいます。
とその時酒の味がしたので、汲んで帰り父親に飲ませました。
毎日毎日飲ませ続けるうちに、父親は体が良くなり若返っていきます。
評判は近辺に留まりません。
遠く平城京にも伝わり、時の元正天皇は現地に赴いて真義を確認した上で、この地の名を「養老」とし、年号も「霊亀」から「養老」へ改元したということです。
前回の問題 解答![]()
冬眠中に産まれたクマの赤ちゃんは、体重が約200gから約2500gへ、12.5倍も増加します。
今日の問題
千葉県内で「日本の滝百選」に選ばれているのは、何件でしょう。













