月別アーカイブ: 2023年2月

〈 大文字の火床は雪化粧 〉春隣の京都紀行 その一

 屋根に雪を纏った慈照寺(銀閣)に着いたものの、開門時間はまだまだ先。
 しばらく辺りを散策していると、「大文字山」との小さな道標が目に留まります。
 ちょっと登ってみたくなりました。

 京都の夏を代表する行事の一つが、大文字(大文字の送り火・五山送り火)です。
 夏の夜空を赤々と照らす「大」の字が、春隣にはどうなっているのでしょう。

 気楽に登り始めたものの、甘くはありません。
 小雪とはいえ、間断なく降り続いています。
 土の道はグシャグシャで、石の道はツルツルです。
 服より外の気温は冷たくとも、服より内の気温は登りの連続で汗ばむほどです。
 寒さ対策に着込んだ服を次々に脱ぎ、シャツ一枚になりました。

 50分程で、 大文字の火床に到達です。
 松割り木を積み上げる基礎となる石組みは、雪が積もって、形がクッキリと浮かび上がっています。
 さらに、雪空とはいえ、京都の市街が一望できます。
 これなら京都の街中から、「大」の字の送り火がよく見えるはずです。

京都 大文字 火床

 
 
       前回の問題 解答
 「悲」の「非」は、「羽」が左右に開いた様子を表わしています。
 

        今日の問題 
 「火床」は、何と読むでしょう。
   A かしょう
   B かどこ
   C ひしょう
   D ひどこ

 

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〈 悲し 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

  開進学園叢書・歌集『香る代に』(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、〈 悲し 〉に因んだ短歌を三首紹介します。

  わが心千重の一重も通ひなば 
   嬉しからまし悲し君ゆゑ 

  長所をのみとりたまへれどその事の 
   短所となれる折の悲しさ 

  かへり見るいとまなしとやわが才の
   足らぬを知らぬ人の悲しさ 

shikishi harimado (2)

 〈 時 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 夢 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 生命 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 月 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 獨り 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 別れ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 永遠 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 道 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 〈 さだめ 〉
    開進学園叢書・歌集『香る代に』から


 〈 引揚げ 〉
   開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 
 
       前回の問題 解答
 日本で最後に目撃された動物を記念して、津野町(高知県)に公園が建設されました。その動物(イタチ科)は、ニホンカワウソです。
 

        今日の問題 
 「悲」の「非」は、何が左右に開いた様子を表わしているでしょう。

 

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〈 三輪タクシー・ツノトゥク 〉土佐紀行

 『ALWAYS 三丁目の夕日』で颯爽と走る抜けるオート三輪の車体に、「鈴木オート」の文字が描かれていたことが、懐かしく思い出されます。
 「高度経済成長」を支えた一つが、オート三輪でした。

 前輪は一輪で、後輪は二輪の、合わせて三輪。
 運転席は、オートバイ同様に跨る形式。
 ハンドルも、オートバイ同様の直線状。
 懸命に脚を踏み下ろさないとエンジンがかからないので、逞しさが必須でした。

 やがてオート三輪は、日本社会から姿を消します。
 代わりに登場した先は、タイです。
 ただし、貨物を積むためではありません。
 荷台を客席に変えた、タクシーとして。
 名称は、排気ガスの音色から、「トゥクトゥク」と呼ばれて。

 その「トゥクトゥク」が、日本へ里帰りしました。
 里帰りの地は、高知県津野町。
 三輪タクシーは、「津野=ツノ」と「トゥクトゥク」を合体した「ツノトゥク」の愛称で、町内を走り回っています。

 
津野町 三輪タクシー 正面

津野町 三輪タクシー
 

〈 片岡兄弟の生家 〉       土佐紀行

〈 皿鉢料理 〉          土佐紀行

〈 高知線(土讃線)発祥の地 〉   土佐紀行

〈 路面電車 とさでん交通 伊野線 〉土佐紀行

〈 ひろめ市場 カツオの藁焼き 〉 土佐紀行

〈 とさでん交通 路面電車の車庫 〉土佐紀行

〈 アンパンマン像とからくり時計 〉土佐紀行

〈 はりまや橋 〉         土佐紀行

<かわうそ自然公園> 初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉>    初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉>    初冬の土佐路 その一

 
 
       前回の問題 解答
 千葉県内の高校生を対象にした『意識調査報告書』の「勉強する理由」で、「勉強するように家の人から言われる」は、36.7%でした。
 

        今日の問題 
 日本で最後に目撃された動物を記念して、津野町(高知県)に公園が建設されました。その動物(イタチ科)は、何でしょう。

 

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壊れる前に その四

〈なぜ勉強するのか〉というテーマを長い間表現学習に取り上げられずにいた状況を振り切れたのは、ある本に出会えたからです。
  『壊れた脳 生存する知』
    山田規畝子(きくこ) 著 講談社

 山田さんは、度重なる脳の病に見舞われます。
   医学部一年生 脳梗塞
   医学部六年生 脳出血
   三十四歳   脳出血と脳梗塞
   三十七歳   脳出血

 そのため、日常生活はテンヤワンヤの状態です。
   時計の長針と短針がこんがらかる
   靴の爪先と踵とを区別できない
   食べ物を飲み込めない
   便器の中に足を入れてしまう
   ・・・

 次々と失敗をやらかす自分を、私自身がなかなか受け入れられない。
 情けなくてしょうがない。
 「何やってんだろう、私」
 そう、高次脳機能障害の本当のつらさがここにある。
 おかしな自分がわかるからつらい。
     『壊れた脳 生存する知』
          山田規畝子 著 講談社

           < つづく >

 壊れた脳

  壊れる前に その三

  壊れる前に その二

  壊れる前に その一

 〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から
 

 
       前回の問題 解答
 片岡兄弟の生家があるのは、高知県の津野町です。
 

        今日の問題 
 千葉県内の高校生を対象にした『意識調査報告書』の「勉強する理由」で、「勉強するように家の人から言われる」は何%だったでしょう。
   A 76.7%
   B 66.7%
   C 56.7%
   D 46.7%
   E 36.7%

 

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〈 片岡兄弟の生家 〉土佐紀行

 高知県は、坂本龍馬をはじめとする「勤王の志士」を、多数輩出しています。
 同時に、江戸幕府崩壊後の経済再建に関わる人材も、多数輩出しています。
 その中の二人が、片岡兄弟です。

 兄の片岡直輝(なおてる)は、苦しい家計を助けるため、14歳から寺子屋で教えたそうです。
 やがて、多岐に渡る会社の設立や経営に携わります。
   大阪ガス
   南海電鉄
   阪神電鉄
   北浜銀行
   大林組
   ・・・
 関西財界の守り神的な存在でした。

 弟の片岡直温(なおはる)は、9歳から寺の小僧になり、12歳からは古着の行商をしたそうです。
 やがて、県警本部長などを歴任した後、数々の社長職を勤めます。
   日本生命
   日本倉庫
   京都都ホテル
   関西鉄道
   参宮鉄道
   ・・・
 寺子僧から大蔵大臣にまで上りつめた、立志伝中の方でした。

 四国山地の南麓にある片岡兄弟の生家は、家屋も、庭園も、江戸時代当時の佇まいを今に残しています。
高知 片岡 生家 全景

高知 片岡 生家 庭

〈 皿鉢料理 〉          土佐紀行

〈 高知線(土讃線)発祥の地 〉   土佐紀行

〈 路面電車 とさでん交通 伊野線 〉土佐紀行

〈 ひろめ市場 カツオの藁焼き 〉 土佐紀行

〈 とさでん交通 路面電車の車庫 〉土佐紀行

〈 アンパンマン像とからくり時計 〉土佐紀行

〈 はりまや橋 〉         土佐紀行

<かわうそ自然公園> 初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉>    初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉>    初冬の土佐路 その一

 
 
       前回の問題 解答
 地球の表面を巻いて一周させたロープの長さと、地球表面から1m浮かせて一周させたロープの長さとでは、2π(約6.28)mほど差が出ます。
 

        今日の問題 
 片岡兄弟の生家があるのは、高知県の何町でしょう。

 

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