月別アーカイブ: 2020年5月

〈 Stop! 〉アラスカ鉄道 その5

 デナリ国立公園は、以前は自家用車が自由
に乗り入れしていましたが、自然保護のため、
現在は国立公園管理局のバスに乗車しなけれ
ば、公園内を見学できません。

 06時15分、乗り合いのシャトルバスが、発
車します。
 帰着は、17時o5分。
 約11時間に及ぶ、見学ツアーです。

 早速、カリブー(トナカイ)が、迎えてくれ
ます。

デナリ カリブー
 

 

 

 

 

 

 
 

 乗客のいずれかが動物の姿を発見すると、
すぐさま「Stop!」と叫ぶことになっています。
 すると、運転手は直ちにバスを停車させま
す。
 動物達が見えなくなるまで、バスはずっと
停車したまま。
 その間、乗客達は窓に身を寄せ続ます。

 動物達の動きによって、先回りしたり、後
退したり、バスの運行は臨機応変です。
 他の車が走行していないから、できるサー
ビスです。

 ムース(シカの最大種)も、出迎えてくれま
した。

〈 デナリ国立公園 〉
    アラスカ鉄道 その4


〈 フェアバンクスからデナリまで 〉 
    アラスカ鉄道 その3


〈 ゴールドスター展望車 〉
    アラスカ鉄道 その2


〈 フェアバンクス駅 〉
    アラスカ鉄道 その1

デナリ ムース
 

 

 

 

 

 

 

 
 

     前回の問題 解答
 『おくのほそ道』で、次の句を詠んだのは
曾良です。
  松島や鶴に身をかれほとゝぎす
    

 
      今日の問題 
 デナリ国立公園の考え方を表わす文の「 」
に、何が入るでしょう。
   「 」は自然にとって闖入者である 
    A カリブー
    B クマ
    C 人間
    D ムース
    E ヤマアラシ
        

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ
 

〈 最大の謎 〉さつき さみだれ さつきばれ その三

 数多ある歌枕の中で、芭蕉にとって一番念
頭にあったのは、松島でしょう。

 松嶋の月先心にかかりて・・・
  此のたび松嶋・象潟の眺供にせむ事をよろ
こび、・・・
  『日本古典文学全集 71 おくのほそ道 』
         小学館

 このように松島の景色に思いを馳せ、旅を
続けたにもかかわらず、松島の章に、芭蕉の
俳句はありません。
 同行した曾良の一句が、あるのみです。

 松島の景色があまりにも見事だったために、
俳句を詠むどころでなかったのでしょうか。
 「ああ松島や 松島や」と、詠んだのでしょ
うか。
 前者はともかく、後者は後生の作り話です。

 いずれにしても、『おくのほそ道』最大の
「見せ場」に、俳句を載せないのは、解せま
せん。
 謎です。         <つづく>

〈 漂泊の思い 〉
    さつき さみだれ さつきばれ その二


〈 「松尾芭蕉=忍者」説 〉
    さつき さみだれ さつきばれ その一

青葉
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 上野原遺跡で発掘された早期の土器の文様
は、貝文です。
    

 
      今日の問題 
 『おくのほそ道』で、次の句を詠んだのは
誰でしょう。
  松島や鶴に身をかれほとゝぎす
        

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ
 

< 上野原遺跡 > 大隅紀行 その3

 姶良カルデラの超巨大噴火によって噴出し
た火山灰は、数十メートルも堆積し、シラス
台地を形成します。
 それから二万年ほど過ぎ、シラス台地は森
林地帯に甦ります。
 そのうち奥鹿児島湾にほど近い高台で発掘
されたのが、上野原遺跡です。

上野原遺跡 復元住居
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 上野原遺跡は、日本で最も古い定住集落で
す。
 季節の移り変わりに合わせて住まいを移動
していた生活を、9500年前ごろから定住生活
へ変えていました。

上野原遺跡 保存館
 

 

 

 

 

 

 
 上野原遺跡からは、日本最古の壺型土器が
出土しました。
 7500年前ごろには、ヒエやアワなどを貯蔵
するため、壺型の土器が作られていました。

 < 霧島火山群 >  大隅紀行 その2

 < 姶良カルデラ > 大隅紀行 その1

上野原遺跡 土器
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 皆既日食の際、月に覆い隠された太陽光球
を取り巻き、真珠色に広がる、太陽最外層の
大気を、コロナと呼びます。
    

 
      今日の問題 
 上野原遺跡で発掘された早期の土器の文様
は、何でしょう。
   A 貝文
   B 魚文
   C 指文
   D 縄文
   E 葉文
        

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ
 

「コ」と「ロ」と「ナ」から始まる五七五(折り句) その二

 『緊急事態宣言』が、解除されました。
 ただし、新型コロナウイルス感染症は、収
束しておりません。
 まだまだ警戒を緩められません。

 人類史上類例を見ない、大変な事態に遭遇
していますが、この禍を転じて福となす、機
知も必要です。
 そこで、「コ」と「ロ」と「ナ」から始まる五七
五(折り句)を公募したところ、今日までに次
の作品が寄せられました。

 困るよな ロックダウンに なっちゃうと

 今年こそ 浪人せずに 難関へ

 コロナ禍で ろくなことなし 泣くばかり

 小鳥達 老人達と 仲がいい

 こんな日に ろうそく灯し なぜ祝う

 子ども達 路上で暮らす 何故に

 甲子園 六甲おろし 流れない

 こんな夜は ロックに水割り 何杯も

 今夜発つ ロンドン行きは 何時着

 困難な 労多き世を 泣くものか

 こんな時 ロックな曲が 懐かしい

 このごろは ロッカールーム 何も無し

 コロセウム ローマ文化で ナンバー1

 これからだ ロマンチックに 何曲も 

五月の花
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 「デナリ国立公園」は、山・デナリに由来し
た名称です。
  

 
      今日の問題 
 皆既日食の際、月に覆い隠された太陽光球
を取り巻き、真珠色に広がる、太陽最外層の
大気を、何と呼ぶでしょう。
   A カロナ
   B キロナ
   C クロナ
   D ケロナ
   E コロナ
        

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ
 

〈 デナリ国立公園 〉アラスカ鉄道 その4

 デナリ国立公園の面積は、24585㎢。
 千葉県の面積の、約三倍もあります。

デナリ 模型
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 想像を絶する広さのデナリ国立公園内に、
私的な施設はありません。
 自家用車も、入れません。
 国立公園管理局の施設とバスを、利用する
方式です。

 日本の国立公園内には、店舗やホテルや住
宅や町並みがあり、様々な交通機関も通って
います。
 デナリ国立公園は、それらとは全く装いを
異にしています。
 徹底した管理の下、手つかずの大自然が保
護されています。

〈 フェアバンクスからデナリまで 〉 
    アラスカ鉄道 その3


〈 ゴールドスター展望車 〉
    アラスカ鉄道 その2


〈 フェアバンクス駅 〉
    アラスカ鉄道 その1

デナリ バス 風景
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 承久の乱で敗れ、佐渡に島流しとなり、恋
が浦に上陸したのは、順徳上皇です。
  

 
      今日の問題 
 「デナリ国立公園」は、何に由来した名称で
しょう。
   A 海
   B 川
   C 平野
   D 湖
   E 山
        

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ
 

〈 佐渡島 〉 開進学園叢書・歌集『香る代に』から

 開進学園叢書・歌集『香る代に』
(二瓶カヨ子 作 千葉日報社)から、
〈 佐渡島 〉に因んだ短歌を、三首紹介
します。

 仰ぎ見る心ま悲しこれやこの 
  佐渡の島なる眞野のみささぎ 

 我が背子と船出待つ日を浜に立ち 
  指差し見たる佐渡が島かも 

 大君の御船泊てけむ恋が浦
  夕浪高くいにしへ思ふに 

shikishi harimado (2)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
     前回の問題 解答
 芭蕉が『おくのほそ道』で、金沢の九連泊
に次ぐ、四連泊したのは、仙台です。

 
      今日の問題 
 承久の乱で敗れ、佐渡に島流しとなり、恋
が浦に上陸したのは、誰でしょう。
   A 後鳥羽上皇
   B 順徳上皇
   C 土御門上皇
   D 北条政子
   E 北条義時
        

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ
 

〈 漂泊の思い 〉さつき さみだれ さつきばれ その二

 『おくのほそ道』で連泊した所では、いず
れも地元の俳句愛好者と集い、句会が催され
ました。

 金沢での九連泊も、同様です。
 金沢の城下を探索したわけではありません。

 芭蕉の旅には、各地の俳句愛好者と、ネッ
トワークを築く目的があったようです。
 それ以上に、個人的な熱い思いがありまし
た。

 古人も多く旅に死せるあり。
 予もいづれの年よりか、片雲の風にさそわ
れて、漂泊のおもひやまず、・・・
  『日本古典文学全集 71 おくのほそ道 』
         小学館

 尊敬する西行等のごとく、旅をしながら歌
を詠み、歌を詠みながら旅を続け、旅の中で
生を全うするのを、理想としていたかもしれ
ません。

 芭蕉は、古のころより数多くの歌が詠まれ
た東国の歌枕を訪ねる企画を練り上げます。
 三月(太陰太陽暦)、千住の宿を後にします。
 その後、日光道中から奥州街道へと、歩み
を進めて行きます。      <つづく>

〈 「松尾芭蕉=忍者」説 〉
    さつき さみだれ さつきばれ その一

青葉
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     前回の問題 解答
 ネナナ川は、ユーコン川の支流になります。

 
      今日の問題 
 芭蕉が『おくのほそ道』で、金沢の九連泊
に次ぐ、四連泊したのは、どこでしょう。
   A 仙台
   B 新潟
   C 日光
   D 平泉
   E 松島
        

 
   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
      ホームページ