人類史において、「学習障害」が問題になり
始めたのは、ほんの数十年前です。
人類史の大半で問題視されなかったのに、
なぜ「障害」と考えるようになったのでしょう。
それには、社会構造の変化が、関係してい
ます。
成績や学年に基づく学校が、社会全体にお
いて絶対的な存在になります。
成績や学年の基準に対応できないこども達
は、「学習障害児」と呼ばれます。
「学習障害」とは、現代人が人為的に構築し
たものです。
じっと座ったままで、先生の話を聞けない
集中できず、関心が次々と移っていく
・・・・
これらは、ごく自然な状態です。
むしろ、「ある一年の間に生まれたこども
達が、一年ごとに共通の関心を持ち、同様な
学力で学習し、同程度の学習結果を納める」
などと考える方が、不自然でしょう。
一つの固定化された基準に合わないからと
いって、「健常児」か「障害児」かというレッテ
ルを貼るのは、いかがなものでしょう。
< つづく >
「学習障害」とは その1
写真は、hataoさん(笛)とnamiさん(ケルテ
ィックハープ)を招いた塾内コンサート(2016
年)です
前回の問題 解答
2019年9月9日早朝に千葉市で記録した最大
瞬間風速は、秒速57.5m、時速207.0kmです。
今日の問題
9月8日は、国際識字デーです。
ユネスコによれば、文字の読み書きが現時
点でできない人は、世界人口のどれほどを占
めるでしょう。
A 5000人に一人
B 500人に一人
C 50人に一人
D 5人に一人
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