月別アーカイブ: 2024年9月

〈 越前岬 〉本州の海岸線一周 その72

 東尋坊から、断崖とトンネルが続く、日本海沿いの国道305号線を走行することおよそ1時間、日本海へ突き出た越前岬に着きます。

 泊まった宿の窓の外には、北緯36度線方向へ沈みゆく夕陽が、空も海も鮮やかに紅く染めています。
 越前岬は、「日本の夕陽 百選」に選ばれています。

 宿の部屋名は、「石鯛の間」。
 淡い期待を寄せて夕餉の膳に向うと、刺身の船盛に石鯛はありませんでしたが、豪華な越前ガニが歓待してくれました。

福井県 越前岬 夕焼け

 「黄色やオレンジ色をした夕焼けの翌朝の天気は晴れる」という確率通りに、文字通りの快晴です。

 山を登ったところにある越前岬展望台からは、眼下に越前岬灯台が見下ろせ、その先には日本海の大海原が果てしなく広がっていました。
福井県 越前岬 展望台

〈 東尋坊 〉本州の海岸線一周 その71

〈 大聖寺川河口 〉本州の海岸線一周 その70

〈 北前船の里資料館 〉本州の海岸線一周 その69

〈 安宅の関跡 〉本州の海岸線一周 その68

〈 能登半島・間垣の里 〉本州の海岸線一周 その67

〈 輪島の朝市 〉本州の海岸線一周 その66

〈 能登半島・白米の千枚田 〉本州の海岸線一周 その65

〈 能登半島・木ノ浦海域公園 〉本州の海岸線一周 その64

〈 能登半島 シャク崎 〉本州の海岸線一周 その63

〈 能登半島 禄剛崎 〉本州の海岸線一周 その62

 
 
 

      前回の問題 解答
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)における最暖月=7月の平均最低気温は、+ 5℃です。
    
 

 
      今日の問題  
 越前岬付近の地名「左右」は、何と読むでしょう。
       

 

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東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

  コーカソイドは、西方へ進み、ヨーロッパに至ります。
 その中の一部は、北ヨーロッパからアイスランドへ進みます。
 そのまた一部は、カラーリット・ヌナート(グリーンランド)へ渡って行きます。

 モンゴロイドは、東方へ進み、アジア各地へ移住しながら、生活技術を革新していきます。
 中でも細石器の製作術を身に付けたことで、軽くて強力な槍や矢を創り出します。

 狩猟技術の進歩は、豊かな食生活をもたらすばかりではありません。
 皮革は、温かな衣服・寝具・家屋の材料になります。
 集団で狩猟すれば、互いのコミュニケーション力も、言語能力も、高まります。

 モンゴロイドのうち狩猟用具や寒さに耐える生活用具を携えた集団は、北方へ向かいます。
 北方の大地には、大型哺乳類がたくさん生息していたからです。

 今から2~3万年前ごろ、モンゴロイドは、北緯50度線を越え、シベリアにまで生活圏を拡大します。  < つづく >
世界地図 ヨーロッパアフリカ中軸アイスランド

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 「1966年台風第18号」は、上陸地点に因んで「第二宮古島台風」と命名されています。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)における最暖月=7月の平均最低気温は、何度でしょう。
  A +15℃
  B + 5℃
  C - 5℃
  D -15℃
       

 

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『 台風の盛衰 』 9月の開進学園だより

 台風の一生は、次の四段階に区分されます。

 第一段階 熱帯低気圧の発生
 第二段階 発達した熱帯低気圧を台風と認定
 第三段階 弱体化した台風を熱帯低気圧(温帯低気圧)と改称
 第四段階 熱帯低気圧(温帯低気圧)の消滅

 赤道以北で東経100度から東経180度までの太平洋で発生した熱帯低気圧のうち、「中心付近の最大風速が34ノット(17.2m/s)以上」になれば、台風と認定されます。

 1966年8月29日、サイパン島の北東海上で、熱帯低気圧が発生します。
 1966年8月31日、グアム島の西方海上で、「1966年台風第18号」と認定されます。
 1966年9月5日、「1966年台風第18号」が、宮古島(沖縄県)に上陸します。
 その際に記録した「最大瞬間風速85.3m/s」は、現在に至るまで、日本国内観測史上第一位です。
 1966年9月7日、「1966年台風第18号」は、熱帯低気圧に改称されます。
 1966年9月9日、熱帯低気圧は消滅します。

 「1966年台風第18号」は、宮古島内住宅の、半数以上を全壊ないし半壊させました。
 農作物にも、多大な被害をもたらしました。
 それでも、死者と行方不明者はいませんでした。

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『 二大水系と越後平野 』 8月の開進学園だより

『 縄文の日々 』 7月の開進学園だより

『 皐月の松島・月の松島 』 6月の開進学園だより

『 海中から 陸上へ 大空へ 』 5月の開進学園だより

『 最上川水系 』 4月の開進学園だより

『「左と右」と「右と左」 』 3月の開進学園だより

『日本海・象潟大地震 』 2月の開進学園だより

『路面電車の新地平 』 1月の開進学園だより

『地中海東岸地方 アラブ・ユダヤの垣根を越えて 』 12月の開進学園だより

 
 
 

      前回の問題 解答
 闘竜灘の最寄り駅(加古川線)は、「滝」駅です。
    
 

 
      今日の問題  
 「1966年台風第18号」は、上陸地点に因んで「何台風」と命名されているでしょう。
       

 

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闘竜灘 加古川中流(兵庫県)

 兵庫県を流れる川で約96kmと最大なのは、加古川です。
 加古川は、河床の勾配が緩くて舟運に適し、播磨地方の大動脈をなしていました。

 そのような加古川にも、難点がありました。
 河口から35kmほど遡った地点が、巨大な岩に覆われた瀬や滝になっているからです。
 その名は、恐ろしげな「闘竜灘」です。

闘龍灘 岩の起伏

 これでは川船が通れません。
 江戸時代、加古川上中流域から集めてきた荷を闘竜灘の手前で川船から降ろし、闘竜灘を過ぎた地点で川船に積み換えて下っていました。
 明治時代になると、ダイナマイトが利用できるようになります。
 闘竜灘でも開削工事が進められます。
 その結果「堀割水路」が完成し、舟運や筏流しが発展します。

闘龍灘 堀割水路

 闘竜灘は、鮎漁の名所でもあります。
 闘竜灘沿いに建つ宿で、闘竜灘を眺めながらの鮎の塩焼きは格別でした。

闘龍灘 鮎

 
〈 筑波山と鬼門封じ 〉筑波紀行その九

 
 
 

      前回の問題 解答
 英語でwinter melonと言われている植物は、トウガンです。
    
 

 
      今日の問題  
 闘竜灘の最寄り駅(加古川線)は、何駅でしょう。
        

 

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トウガンの味噌汁一杯分切り売り

 家庭菜園のトウガンが、花咲き、実を付けています。

 トウガンは、8月から9月に収穫するので、「夏野菜」に入ります。
 ただし、立秋を過ぎるので、季語としては「秋」になります。
 収穫した後、常温で冬まで保存できるので、漢字では「冬瓜」と書きます。

 この「冬瓜」は、元来は「トウグワ」と呼んでいたものの、いつしか「トウガン」と呼ばれるようになったとも伝えられています。

 江戸時代、トウガンの個体は大きいため、庶民にとって一個丸ごと買うのは躊躇せざるを得ません。
 そこで、朝食の味噌汁一杯分に当たる、トウガンの切り売りを始めたところ、これが大ヒットします。
 この企画により巨富を築いた人物の名は、「冬瓜仁右衛門」と言われます。
 なお、この話の出典は、講談師・馬場文耕による『武野俗談』です。

トウガン 花

トウガン 実
 
  「五月晴れ」にキアゲハは

  ダイコンの花

  ツツジの花仕舞い

  タケノコの成長

  竹筒の中のアマガエル

  鶴ヶ城 満開の桜
 
  里山の春

 
 
 

      前回の問題 解答
 「崩れ川」が由来とされ、東尋坊のすぐ西に河口があるのは、九頭竜川です。 
    
 

 
      今日の問題  
 英語でwinter melonと言われている植物は、何でしょう。
        

 

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〈 東尋坊 〉本州の海岸線一周 その71

 福井県の最北端=大聖寺川河口から西南方向へ、日本海沿いに1時間ほど車を進めると、日本海へ突き出た東尋坊に到ります。

 東尋坊は、50万年ほど前に隆起した、台地状の丘陵地です。
 周りは、約1kmに渡って20m以上の海食崖になっています。

 その海食崖には、柱状節理が発達しています。
 マグマや溶岩が時間をかけて冷えていき、五角柱や六角柱の柱状に縮んで、柱状節理になります。

 東尋坊の柱状節理は、日本で最高級です。
 それゆえ、天然記念物・名勝・日本の地質百選に選ばれています。

福井県 東尋坊 全景

福井県 東尋坊 近景

〈 大聖寺川河口 〉本州の海岸線一周 その70

〈 北前船の里資料館 〉本州の海岸線一周 その69

〈 安宅の関跡 〉本州の海岸線一周 その68

〈 能登半島・間垣の里 〉本州の海岸線一周 その67

〈 輪島の朝市 〉本州の海岸線一周 その66

〈 能登半島・白米の千枚田 〉本州の海岸線一周 その65

〈 能登半島・木ノ浦海域公園 〉本州の海岸線一周 その64

〈 能登半島 シャク崎 〉本州の海岸線一周 その63

〈 能登半島 禄剛崎 〉本州の海岸線一周 その62

〈 能登半島 見附島 〉本州の海岸線一周 その61

 
 
 

      前回の問題 解答
  ヌーク(カラーリット・ヌナート)における最寒月=2月の平均最高気温は、- 7℃です。
    
 

 
      今日の問題  
 「崩れ川」が由来とされ、東尋坊のすぐ西に河口があるのは、何川でしょう。
        

 

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気と呼吸 その2 健康気功教室

 「しなければいけない」とか「した方が良い」と思いながらも、行動に移せないことがあります。
 なぜか「その気」になれない時です。
 それが何か拍子に「その気」になると、「しなければいけないこと」も、「した方が良いこと」も、サーとできてしまうから不思議です。

 「する」か「しない」か、「できる」か「できない」かは、ちょっとした「気の持ちよう」で変わります。

 「こうするべきだ」「こうしなければならない」・・・と、苦悶すればするほど、心は疲れてきます。
 心で考えれば考えるほど、心は傷み、時には病んでしまうかもしれません。

 心の負担を、軽くしてはいかがでしょう。
 気の役割に、期待してはいかがでしょう。

 「気」は、自界と世界を繋いでいます。
 その繋がりを実感できるのは、「呼吸」です。 
     < つづく >

     < 健康気功教室 >
 と き 毎週木曜日
     10時30分~12時
 ところ 開進学園 二階の広間
  電 話 043-273-6613
 メール kokyu@kaishin.jp.net

  気と呼吸 その1 

  気になる体型 その13 

  畳む文化 坐る文化 その17 

kenkou kikou kyoushitsu

気功 広間