45歳で大関に昇進した鬼面山

 大相撲で玉鷲が、大活躍しています。
 1984年11月の生まれで、現役幕内最年長の39歳、来月に40歳となります。
 初土俵は2004年の初場所で、20歳でした。
 その時以来20年間一度も休場していません。
 初土俵からの連続出場回数は1643日で、ダントツの第一位です。

 現役で最年長は、48歳の翔傑(三段目)です。
 初土俵から29年間相撲を取り続けています。

 江戸時代に遡れば、八十島は59年の生涯を終えるまで現役を続けました。
 初土俵を踏んだのが39歳で、26連敗という記録もつくっています。

 江戸時代には、遅咲きの大関・鬼面山がいました。
  21歳で初土俵
  27歳で新入幕
  33歳で新小結
  34歳で新関脇
 大関に昇進したのは、なんと45歳でした。

 大関に在位できたのは一場所だけで、その成績は「0勝0敗10休」です。
 大関から陥落してまもなく引退し、弟子の育成に尽力します。

 『人口から読む日本の歴史』によれば、江戸時代の平均寿命は30歳程度だったそうです。
 この平均寿命の1.5倍を過ぎて大関に昇進したのですから、驚異的です。

 遅咲きの大関・鬼面山の出身地は、富里市です。
 富里市立図書館では、鬼面山に関する展示会を開催中です。

大関 鬼面山

 
 
 

      前回の問題 解答
 日本海側で二番目という古い歴史を持つ立石岬灯台は、1881年に建設されました。
    
 

 
      今日の問題  
 鬼面山は、初土俵から大関昇進まで、何年かけたでしょう。
       

 

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