「日本」は、「にほん」「にっぽん」
「やまと」など、いろいろに読まれて
きました。
それぞれの役所や団体ごとに、
「にほん」か「にっぽん」の
どちらかを正式な呼称として、
定めていました。
1970年7月14日、「日本」の正式
呼称は「にっぽん」であると、閣議
決定がなされます。
ところで、「日本」という国号は、
いつから用いられるようになったので
しょうか。
古代中国の歴史書には、長年
「倭」と記載されてきました。
720年に『日本書紀』が成立するので、
それよりは前でしょう。
新羅の歴史書『三国史記』に、次の
ような記述があります。
文武(新羅の文武王)十年(670年)、
倭国更えて日本と号す。自ら言う「日の
出づる所に近し」と。以て名を為す。
これが、日本の国号に関する記述の
中で、一番古いもののようです。
くわしくは、『学園だより いつから
日本に』を、お読み下さい。
前回の問題 解答
瀬戸内海の島々の中で最高峰は、
星ヶ城山(標高817m 小豆島)です。
今日の問題
国号が「日本」に定まったころ、最高
権力者の称号はどのように変更された
でしょう。
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