弥次さんと北さんは、二時間毎に旦那
役と家来役を交代し、家来の番に当たる
と二人分の荷物を担ぐことにします。
弥次さんが、江戸の大店の旦那にでも
なった気分でいたところで、駕籠屋から
「旦那様、お安くしますから」と、しつこ
く勧められます。
弥次さんは、安いから乗るのでは大店
の沽券に関わるとばかり、「駕籠代が高
ければ乗ってやる」と、言い放ちます。
餅一枚の値段が、3~5文(36~60円)だ
ったころの話です。
江戸の町中での駕籠代は、一里当たり
400文(4800円)でした。
駕籠屋として高くしたつもりで300文
(3600円)を、提示します。
弥次さんは、1500文(18000円)を言い
張って聞きません。
1月のわくわく学習会は、弥次さんと
北さんの珍道中=『東海道中膝栗毛』を、
江戸時代に出版されたくずし字で読み続
けます。
< 1月のわくわく学習会 >
と き 1月19日(土)14時~15時
ところ 開進学園
テーマ くずし字で読む古文 第4回
参加費 100円
連絡先 電話 043-273-6613
メール wakuwaku@kaishin.jp.net
前回の問題 解答
イノシシの肉は、植物のボタンに喩え
られています。
今日の問題
弥次さんは、駕籠代を最終的にいくら
と提案するでしょう。
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