巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が二分されてできた、西側の大氷床と東側の大氷床の間の回廊を通って、マンモスが、モンゴロイドが、南下し出します。
長い長い回廊を抜けると、北アメリカの大草原が広がっています。
時に、1万2000年前ごろのことです。
温暖で豊かな大草原に、極北からやってきた動物群は、さぞかし喜んだことでしょう。
その動物群を追って大草原に辿り着いたモンゴロイドは、動物群以上にうれしかったに違いありません。
それまで保ってきた節度を忘れ、狩猟に明け暮れた結果、マンモスを始めとする大型哺乳類は、次々と絶滅に追いやられます。
そこでモンゴロイドは、限られた動物群を相手に同じ地で狩りを続ける集団を残し、さらに南へ南へと進出して行きます。
現メキシコへ、中央アメリカへ、南アメリカへ、さらにはアンデスの長大な山並みを貫き、最南端のフエゴ島へ到ります。
今から1万年ほど前、日本列島で縄文文化が始まるころです。<つづく>
東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1
〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11
武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16
〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八
前回の問題 解答
西宮北口駅で、日本唯一の鉄道軌道平面交差が行われたのは、58年間です。
今日の問題
ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、平均してくもりの時間が多いのは、11月22日ごろから翌年の何月何日ごろまででしょう。
A 2月24日ごろまで
B 4月24日ごろまで
C 6月42日ごろまで
D 8月24日ごろまで
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