東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その10

 現生人類は、6万年近くもの歳月を費やして、アフリカ大陸から北アメリカ大陸へ、足を踏み入れました。
 その先には、高さ数100mもの巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が、立ちはだかっています。
 マンモスも、モンゴロイドも、進めません。

 立ち往生している間に、氷河期が終わり、温暖な気候へ変わります。
 氷河は溶け続け、海面は次第に上昇します。

 やがて、ベーリンジア(ベーリング海峡とベーリング海一帯の広大な陸地)は、海面下に沈んでいきます。
 復活したベーリング海峡によって、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸とは、地続きではなくなっています。
 このままでは、マンモスも、モンゴロイドも、アラスカの大地に隔絶されてしまいます。

 温暖化は、海面を上昇させただけではありません。
 高さ数100mもの巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が、縮小し始めます。
 巨大な氷床は、西側の大氷床と、東側の大氷床に、二分されます。
 東西の二大氷床の中間には、氷床に覆われていない大地が出現します。
    <つづく>

世界地図 ヨーロッパアフリカ中軸アイスランド

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その9

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その8

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その7

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その6

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その5

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その4

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その3

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その2

東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1

〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11

武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16

〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八

虹の中のアイスランド その19

 
 
 

      前回の問題 解答
 「夜会草」との別称を持つ花は、「ヨルガオ」です。
    
 

 
      今日の問題  
 ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、平均して晴れの時間が多いのは、8月24日ごろから何月何日ごろまででしょう。
  A  9月22日ごろまで
  B  10月22日ごろまで
  C  11月22日ごろまで
  D  12月22日ごろまで
       

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です