現生人類は、6万年近くもの歳月を費やして、アフリカ大陸から北アメリカ大陸へ、足を踏み入れました。
その先には、高さ数100mもの巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が、立ちはだかっています。
マンモスも、モンゴロイドも、進めません。
立ち往生している間に、氷河期が終わり、温暖な気候へ変わります。
氷河は溶け続け、海面は次第に上昇します。
やがて、ベーリンジア(ベーリング海峡とベーリング海一帯の広大な陸地)は、海面下に沈んでいきます。
復活したベーリング海峡によって、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸とは、地続きではなくなっています。
このままでは、マンモスも、モンゴロイドも、アラスカの大地に隔絶されてしまいます。
温暖化は、海面を上昇させただけではありません。
高さ数100mもの巨大な氷床(現在のカナダに当たる)が、縮小し始めます。
巨大な氷床は、西側の大氷床と、東側の大氷床に、二分されます。
東西の二大氷床の中間には、氷床に覆われていない大地が出現します。
<つづく>
東へ進むモンゴロイド・西へ進むコーカソイド その1
〈 大陸と大陸の裂け目 〉メルボルン紀行 その11
武器も基地も無い平和 スヴァールバル諸島とオーランド諸島 その16
〈 レンタカーによるタスマニア島南北縦断の旅 〉タスマニア紀行 その八
前回の問題 解答
「夜会草」との別称を持つ花は、「ヨルガオ」です。
今日の問題
ヌーク(カラーリット・ヌナート)において、平均して晴れの時間が多いのは、8月24日ごろから何月何日ごろまででしょう。
A 9月22日ごろまで
B 10月22日ごろまで
C 11月22日ごろまで
D 12月22日ごろまで
夢を実現する学習塾 開 進 学 園
ホームページ