〈 敦賀半島 〉本州の海岸線一周 その75

 東西に長い湾口を持つ若狭湾の東端部に、若狭湾の支湾=敦賀湾があります。
 その敦賀湾の西側に突き出ているのが、敦賀半島です。
 湾奥にある敦賀港にとっては、北西の季節風から守ってくれる、天然の防波堤となっています。

 敦賀半島の西岸を進むと、車で行けるのは北端の集落・立石までです。
 立石集落から立石岬灯台までは、歩いて数100mほどだそうですが、草が生い茂っていて、草刈り機なしで進むのは断念せざるをえません。

 立石岬灯台は、日本海側で二番目に建設された、古い歴史を持っています。
 敦賀市のシンボルとなっていて、敦賀市の市章にもデザインされています。

 敦賀半島の北西端には敦賀原子力発電所が、敦賀半島の北東端には美浜原子力発電所が、あります。
 さらに実験炉・もんじゅなども加わり、敦賀半島は「原発銀座」と呼ばれています。

 原子力発電所の密集に加えて、活断層との関係も問題になっています。
 敦賀原子力発電所は浦底断層の真上に立地し、美浜原子力発電所は白木・丹生断層のすぐ傍に立地しています。
 敦賀半島では、「活断層銀座」と「原発銀座」が同居しています。

福井県 敦賀半島 先端部

〈 気比の松原 〉本州の海岸線一周 その74

〈 白竜の滝 〉本州の海岸線一周 その73

〈 越前岬 〉本州の海岸線一周 その72

〈 東尋坊 〉本州の海岸線一周 その71

〈 大聖寺川河口 〉本州の海岸線一周 その70

〈 北前船の里資料館 〉本州の海岸線一周 その69

〈 安宅の関跡 〉本州の海岸線一周 その68

〈 能登半島・間垣の里 〉本州の海岸線一周 その67

〈 輪島の朝市 〉本州の海岸線一周 その66

〈 能登半島・白米の千枚田 〉本州の海岸線一周 その65

 
 
 

      前回の問題 解答
 体内に入ったペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)の95%を排出するのに、約40年かかります。
    
 

 
      今日の問題  
 日本海側で二番目という古い歴史を持つ立石岬灯台は、何年に建設されたでしょう。
       

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です