奥能登絶景海道をさらに西へ進むと、辺り一面に塩田が広がります。
塩田地帯を過ぎると、珠洲市から輪島市へ入ります。
しばらくして、無数の棚田が目に入ってきます。
高洲山(標高425m)から日本海岸にかけては、急傾斜地になっています。
1638年、その一帯に水路が整備されました。
それ以降、小さな棚田が、一枚、また一枚と増やされました。
大規模な地滑りに襲われ、棚田の大半が失われたこともありました。
それでも、復旧作業は続けられました。
地道な作業の結果、合わせると1004枚・約4haの棚田になりました。
そのうち最小の棚田は、「面積が50cm四方」です。
2024年1月1日に発生した能登半島地震(最高震度7)は、棚田の大半に亀裂を生じさせ、農業用水路を破壊しました。
それらをものともせず、地域の方々、ボランティアの方々が、手を携えて復旧作業に奮闘されています。
「日本農業の原風景」を守り抜くために。
〈 新潟県最西端・富山県との境界 〉本州の海岸線一周 その56
前回の問題 解答
カラーリット・ヌナート(グリーンランド)の面積・2175600㎢は、日本の面積・377973㎢の、5.75倍です。
今日の問題
「白米の千枚田」の「白米」は、何と読むでしょう。
A しろこめ
B しろべい
C しろまい
D しろよね
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