〈 燃料源としての森林 〉 1月のわくわく学習会

 昔話によれば、おじいさんは山へ柴刈りに
出かけたようです。
 実際は、おじいさんに限らず、人々はこぞ
って山へ柴刈りに出かけたことでしょう。
 お湯を沸かすにも、食事の支度をするにも、
柴=燃料が無ければ何もできませんから。
 調理だけでなく、暖房にも、その他様々な
場面で、柴によって生活が維持されていまし
た。

 陶磁器などの窯業、多々良製鉄などの鉄鋼
業・・・と、工業生産が始まると、動力源と
しても、山の木々は大量に伐採されます。
 やがて、山々は伐採後の植林が追い付かず、
禿げ山状態が激増します。

 その後、動力源に化石燃料が使われるよう
になり、山は人々からも工場からも見放され
ていきます。
 それでも、山には木々が甦ってきました。
 明治のころから第二次世界大戦のころまで
低迷していた日本の森林率は、今では20%以
上も回復しています。

 山々に生い茂る木々は、再び人々の燃料源
となる日を待ちわびています。
 昔々柴と呼ばれていた、枯れ枝や樹皮や雑
木などを、バイオマス・エネルギーとして利
用する新しい時代を。

 1月のわくわく学習会は、12月の学習テー
マ「森林の恵み」に引き続き、森林と健康につ
いて、学びます。

   < 1月のわくわく学習会 >
と き  1月16日(土) 14時00分~15時00分
ところ  開進学園
テーマ  森林と健康
参加費  100円
連絡先  電話 043-273-6613(14時から)
メール  wakuwaku@kaishin.jp.net

 < わくわく学習会 最近のテーマ >
十二月 森林の恵み 
十一月 知性あふれる植物 
十月  植物との対話 
九月  道ばたの草花 
七月  群衆心理 
六月  山岳信仰と修験道 
二月  日本の山岳信仰 
一月  地域民衆文化としての能

十二月 近代日本の絵画
十一月 江戸時代中期後期の絵画
十月  安土桃山・江戸時代初期の絵画
九月  鎌倉・室町時代の絵画
七月  平安時代の絵画
六月  日本絵画の歩み
五月  大相撲の静と動 
四月  世方と角界 
三月  くずし字で読む古文 第六回 
二月  くずし字で読む古文 第五回 
一月  くずし字で読む古文 第四回

十二月 くずし字で読む古文 第三回
十一月 くずし字で読む古文 第二回
十月  くずし字で読む古文 第一回
九月  さわやかな目覚め
七月  睡魔とのつきあい方
六月  雲の不思議
五月  富士山 大噴火
四月  腸内環境と発酵食品
三月  口の中 体の中
二月  精神病院の存在
一月  苦悩を手放す方法

十二月 心の病と精神療法
十一月 朝鮮王朝と女性の力
十月  李氏朝鮮 500余年
九月  歴史と風水
七月  風水は迷信か
六月  食用油を科学する
五月  「クラッシャー上司」
    と「サイコパス」
四月  暮らしと貨幣
三月  応仁・文明の乱
二月  数字の民俗学
一月  魔除け 厄除け

十二月 柳田国男と『遠野物語』
十一月 日本の山岳信仰
十月  九州の古代文化
九月  日本列島と火山
七月  深海 水圧と地形
六月  ブラックホールと宇宙の謎
五月  宇宙の誕生
四月  人類の進化と環境
三月  睡眠効率
二月  日本の舞いと踊り
一月  囲碁と将棋の魅力

十二月 色の文化 赤と白と青と
十一月 麻とともに歩んできた道
十月  衣服の遷り変わりと日本の歴史
九月  日本のお菓子
七月  上方落語と東京落語
六月  俳句の力
五月  花道と華道
四月  茶の道
三月  日本史と能
二月  能の魅力
一月  白樺派と大正前期

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     前回の問題 解答
 ウラジオストクでの起工式に参列したロシ
アのニコライ皇太子は、その20日前に大津市
(滋賀県)で、警備に当たっていた日本の現職
警察官に斬り付けられました。

  
      今日の問題 
 日本の森林率(2018年)は、何%でしょう。
   A 約28%
   B 約48%
   C 約68%
   D 約88%
   

 
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