『十七条憲法』の謎 その五

 古墳時代から飛鳥時代前期にかけて
(4世紀中ごろ~7世紀中ごろ)、大和政
権は氏族連合政権でした。

 天皇族の力がいくらか抜きん出ていた
としても、有力な氏族が目白押しでした。
 有力な氏族の実力を合計すれば、天皇
族単独の実力をはるかに上回っていまし
た。

 有力な氏族同士が、対立と抗争を繰り
広げ、勢力を伸ばしては滅亡を繰り返す
中で、天皇族は勢力を維持し続けます。
 天皇族内において、死闘を演じながら。

 たとえば仁徳天皇は、弟と妹の三人を
殺害しています。
 その殺害に手を貸したのが、葛城氏で
す。

 葛城氏は、娘を仁徳天皇の皇后にし、
孫を次々と天皇にします。
 自らは、大臣(おおおみ)になり、氏族
連合政権の実権を握ります。

 葛城氏が没落すると、平群氏と巨勢氏
が大臣に就きます。
 平群氏が没落した後を継いで大臣にな
ったのが、蘇我馬子です。

hinon syoki hyoushi

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 アクアマリンマラソン大会の完走者に
贈られるメダルは、山武杉で作られてい
ます。


 

        今日の問題 
 葛城氏が没落した理由は、何でしょう。
 

 

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