霜柱とマユミと下弦の月

 暑い秋が続いたものの、冬は急ぎ足で深まっています。
 今朝、ついに霜柱が出現しました。

 寒い早朝、大地の細かい粒子の間を、地中の水が上昇していきます。
 細い環状の物体内を、液体がエネルギーを与えられなくとも上昇する現象は、毛細管現象と呼ばれています。
 上昇した水は、0℃の地表に到達するや、氷になります。

 次々に上昇した水が氷と化し、氷の柱となります。
 いくつもの氷の柱は、地表の土を持ち上げます。
 土製の屋根を氷製の柱が支える、真冬の宮殿です。

 白い大地から視線を上げると、マユミが真っ赤な実をたわわに実らせています。

 マユミは、真っ青な空に向かって、背伸びをしています。

 真っ青な空には、真っ白な下弦の月が佇んでいます。
霜柱

マユミ 下弦の月

  葉から芽 ハカラメ

  彼岸のヨルガオ

  トウガンの味噌汁一杯分切り売り

  「五月晴れ」にキアゲハは

  ダイコンの花

  ツツジの花仕舞い

  タケノコの成長

 

     前回の問題 解答
 次のことわざの〇〇に共通する漢字は、「柚子」です。
   〇〇の木に裸で登る
   〇〇の木に逆立ち 
      
 

 
     今日の問題  
 容器に水を満たして布を浸すと、布を水が上昇するのは、何現象によるものでしょう。
       

 

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