荒神谷遺跡 古代日本における出雲の位置

 1984年7月12日、前日から始まった発
掘調査で、古代日本史を揺るがす大発見
がありました。

 荒神谷遺跡(島根県)で、大量の青銅器
が、発掘されたのです。
  銅剣 358本
  銅矛  16本
  銅鐸   6本

 『出雲風土記』の冒頭を飾る「国引き神
話」は、『古事記』や『日本書紀』に出てき
ません。
 『古事記』や『日本書紀』に出てくるのは、
「国譲り神話」です。大和の神が、出雲の
神に出雲の地を譲らせたという内容です。
 これは、大和朝廷による全国制覇の一
部です。
 それにしても、他の国々と比べ、出雲に
関する分量は、異様に多すぎます。
 大和は、出雲を特別視していたに違い
ありません。
 古代日本における青銅器生産の一大
拠点として。

koujindani douken

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 「寝ていても団扇の動く親心」です。

 

        今日の問題 
 荒神谷遺跡で発掘された銅剣は、武器
でしょうか、祭器でしょうか。

 

 夢を実現する学習塾  開 進 学 園
         ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です