〈 引力 〉落下する月 遠ざかる月 その三

 三百年ほど前、「月はなぜ落ちてこないのか」と、考
え込んでいる人物がいました。
 「リンゴの落下」のエピソードが有名ですが、ニュー
トンは月の存在に気を取られていたようです。
 
 雹が降り、隕石が落ちるのに、雹や隕石よりはるか
に大きい月が地球へ落下しないのは、月が大きいから
だと、ニュートンは考えました。
 地球の中心に向かって物を引きつける力があるとす
れば、地球と月の間にも引き合う力が存在するのでは
ないか。
 引き合う力=引力は、地球と月の質量に比例するの
ではないか。
 引力は、地球と月の距離の二乗に反比例するのでは
ないか。
 こうして、重力の法則(万有引力の法則)が、導き出
されます。

 ふと頭をよぎった疑問を、長きに渡って考え続ける
と、歴史に残る発明や発見に繋がるかもしれません。
                 <つづく>

地球 月 画像
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 〈 降雹 〉落下する月 遠ざかる月 その二

 〈 杞憂 〉落下する月 遠ざかる月 その一 
 

       前回の問題 解答
 持久力に優れた赤色の遅筋と、瞬発力に優れた白色
の速筋とで、年を取るにつれて減りやすいのは、白色
の速筋です。
     

 
        今日の問題 
 ニュートン力学の三大法則とは、何でしょう。

 
    夢を実現する学習塾  開 進 学 園
        ホームページ
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です