三百年ほど前、「月はなぜ落ちてこないのか」と、考
え込んでいる人物がいました。
「リンゴの落下」のエピソードが有名ですが、ニュー
トンは月の存在に気を取られていたようです。
雹が降り、隕石が落ちるのに、雹や隕石よりはるか
に大きい月が地球へ落下しないのは、月が大きいから
だと、ニュートンは考えました。
地球の中心に向かって物を引きつける力があるとす
れば、地球と月の間にも引き合う力が存在するのでは
ないか。
引き合う力=引力は、地球と月の質量に比例するの
ではないか。
引力は、地球と月の距離の二乗に反比例するのでは
ないか。
こうして、重力の法則(万有引力の法則)が、導き出
されます。
ふと頭をよぎった疑問を、長きに渡って考え続ける
と、歴史に残る発明や発見に繋がるかもしれません。
<つづく>
前回の問題 解答
持久力に優れた赤色の遅筋と、瞬発力に優れた白色
の速筋とで、年を取るにつれて減りやすいのは、白色
の速筋です。
今日の問題
ニュートン力学の三大法則とは、何でしょう。
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