〈 大仏様の涙 〉鎌倉紀行 その一

 七十二候で「桜始開(さくらはじめてひらく)」は、3月26日~30日。
 今年は陽光に誘われて、「桜始開」よりも随分早く開花しました。
 それでも、開花後の低温のおかげで、花が長く保たれています。

 鎌倉を訪ねた際も、冷たい雨が降り続いていました。
 悪天候にもかかわらず、三年ぶりの花見をしようという人々で、江ノ電長谷駅から高徳院へ向かう道路は、人も車もぎっしりです。
 狭い歩道では、傘と傘とがぶつからないように避けなければなりません。

 高徳院の広い境内に入って、傘同士の接触を気にせずに、満開の桜を眺めることができました。
 桜を前景に、大仏様を後景に、写真を撮ります。
 中景には、傘をさした人々を入れて。

 よく見ると、大仏様が涙を流しています。
 実際は雨の滴でしょうが、「どうして自分だけに傘が無いのか」と、嘆いているのかもしれません。
 大仏殿内に安置されていた昔を、思い出しているのかもしれません。

鎌倉 大仏 桜

       前回の問題 解答
 須崎(高知県)の人々は、鍋焼きラーメンを「ぽこぺん」という愛称で呼んでいました。
 
 

        今日の問題 
 九九の「さんくにじゅうしち」から、「桜の日」は何月何日とされたでしょう。

 

   夢を実現する学習塾  開 進 学 園
       ホームページ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です