〈 鍋焼きラーメン 〉土佐紀行

 木材の町として栄えてきた須崎にも、戦後の食糧難は容赦なく押し寄せてきました。
 そのような路地裏に、谷口食堂が開設されました。
 近くから調達できる食材を基にして。
 メニューの中には、ラーメンもありました。

 やがて、出前が始まります。
 なんとか冷めないラーメンを提供できないかと思案した谷口さんは、どんぶりに替えて、ホーロー鍋入りのラーメンを思いつきます。
 近所の食堂では、土鍋入りのラーメンが考案されました。
 須崎町内各食堂でのこれらの取り組みは、「鍋焼きラーメン」として定着します。

 銭湯帰りに鍋焼きラーメンを食べることが、須崎文化となります。

 それほど評判だった鍋焼きラーメンも、いつしか廃れていきます。

 そこへ、「須崎名物・鍋焼きラーメン」を復活させようという機運が巻き起こります。
 各食堂はもちろん、商工会議所をあげた「須崎名物鍋焼きラーメンプロジェクトX」が始まります。
 「須崎名物・鍋焼きラーメン」は、須崎の町興しの起爆剤と期待されています。

鍋焼きラーメン

〈 久礼の大正町市場 〉土佐紀行

〈 四万十川の沈下橋 〉土佐紀行

〈 四万十川の源流部 〉土佐紀行

〈 三輪タクシー・ツノトゥク 〉土佐紀行

〈 片岡兄弟の生家 〉土佐紀行

〈 皿鉢料理 〉土佐紀行

〈 高知線(土讃線)発祥の地 〉土佐紀行

〈 路面電車 とさでん交通 伊野線 〉土佐紀行

〈 ひろめ市場 カツオの藁焼き 〉土佐紀行

〈 とさでん交通 路面電車の車庫 〉土佐紀行

〈 アンパンマン像とからくり時計 〉土佐紀行

〈 はりまや橋 〉土佐紀行

<かわうそ自然公園> 初冬の土佐路 その三

<竹林寺の紅葉> 初冬の土佐路その二

<五台山の紅葉> 初冬の土佐路 その一
 
 

       前回の問題 解答
 次のことわざの「 」に入る語句は、知恵です。
   「 」は万代の宝
 
 

        今日の問題 
 須崎(高知県)の人々は、鍋焼きラーメンを何という愛称で呼んでいたでしょう。
   A ぱこぺん
   B ぴこぺん
   C ぷこぺん
   D ぺこぺん
   E ぽこぺん

 

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