〈 千紫万紅の長谷寺 〉鎌倉紀行 その三

 江ノ電長谷駅から北西へ約200m、鎌倉山系の南東山麓に位置するのが、長谷寺です。
 初夏にはアジサイに全山が包まれることで、有名です。
 そのアジサイに負けず劣らず、初春も千紫万紅に彩られていました。

 ところで、「長谷」を、「ながたに」や「ちょうこく」と呼ばずに、「はせ」と呼ぶのはどうしてでしょう。
 大和国(現奈良県)にある初瀬川(大和川の上流部)に、関係していそうです。

 初瀬川を遡ると川幅が狭まり、「長い谷」になります。
 そこから、「長い谷」の「初瀬川」と呼ばれたようです。

 やがて、<「長い谷」の「初瀬川」>は、略して<長谷の初瀬>となります。
 読み方は、<ながたにのはつせ>が<ながたにのはせ>と縮まります。
 ついには、<長谷>だけで<はせ>と訓まれるようになったようです。

長谷寺 シャクナゲ

長谷寺 花 白

長谷寺 ミツバツツジ

長谷寺 サクラ 山

〈 鎌倉文学館 〉鎌倉紀行 その二

〈 大仏様の涙 〉鎌倉紀行 その一

 
 

      前回の問題 解答
 アラビア半島の面積を259万㎢(諸説あり)とすれば、サウジアラビアはそのうち85%を占めます。
 
 

       今日の問題 
 <飛ぶ鳥の明日香>から、「飛鳥」は何と呼ばれるようになったでしょう。

 

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