〈なぜ勉強するのか〉というテーマを長い間表現学習に取り上げられずにいた状況を振り切れたのは、ある本に出会えたからです。
『壊れた脳 生存する知』
山田規畝子(きくこ) 著 講談社
山田さんは、度重なる脳の病に見舞われます。
医学部一年生 脳梗塞
医学部六年生 脳出血
三十四歳 脳出血と脳梗塞
三十七歳 脳出血
そのため、日常生活はテンヤワンヤの状態です。
時計の長針と短針がこんがらかる
靴の爪先と踵とを区別できない
食べ物を飲み込めない
便器の中に足を入れてしまう
・・・
次々と失敗をやらかす自分を、私自身がなかなか受け入れられない。
情けなくてしょうがない。
「何やってんだろう、私」
そう、高次脳機能障害の本当のつらさがここにある。
おかしな自分がわかるからつらい。
『壊れた脳 生存する知』
山田規畝子 著 講談社
< つづく >
壊れる前に その一
〈 なぜ勉強するのか 〉表現学習の作品から
前回の問題 解答
片岡兄弟の生家があるのは、高知県の津野町です。
今日の問題 を
千葉県内の高校生を対象にした『意識調査報告書』の「勉強する理由」で、「勉強するように家の人から言われる」は何%だったでしょう。
A 76.7%
B 66.7%
C 56.7%
D 46.7%
E 36.7%
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