「木を素材の中心とした生活へ」 残る文化・残らない文化 その6

 私達の生活は、絶えず新素材へ切り替
える一方で、昔ながらの素材も長く使い
続けてきました。
 茶碗や湯飲みは、陶磁器です。
 箸やお椀は、木製です。

 陶磁器は、数千年の歴史を持ちます。
 木器は、数百万年の歴史を持ちます。
 人類史が木器文化に貫かれているとす
るなら、木器文化の時代を、他の文化時
代と区分する必要はなくなります。

 とはいえ、時代は、長い長い木器のみ
の時代から、木器に加えて石器や陶磁器
や鉄器などなど様々な素材開発に必死だ
った時代を経て、あらためて木を素材の
中心に据える時代に入りつつあります。
 言い換えれば、木を素材の中心とした
生活へ、積極的に移行しなければならな
い時機に来ています。   <つづく>

「文化生活」 
    残る文化・残らない文化 その5


「木製道具」 
    残る文化・残らない文化 その4


「木器文化」
    残る文化・残らない文化 その3


「樹上生活」 
    残る文化・残らない文化 その2


「倒木」 残る文化・残らない文化 その1

倒木
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      前回の問題 解答
 経済協力開発機構の調査によれば、世
界のプラスチックごみ発生量は、1980年
の約50000万トンに比べ、2015年は六倍
の約3億トンへ激増しています。

  

      今日の問題 
 木材の国内需要は、2008年と2018年を
比較すれば、増加しているでしょうか、
減少しているでしょうか。
 

 
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